質問者：ハイル禅師 人は生まれながらに大半の運勢が
決まっていると言われますが「運」の総量に関係する
のでしょうか？
私：人間がこの荒々しい危険な物質界である現世で
生き抜くには相当な「運」が必要なのは確かであります
一般的に「運」とはその人特有に持っている
「徳分エネルギー」の事を言いこの運が無ければ
人間は生きて行くことが出来ません
つまり屈強な肉体を持って精神力が強い人であっても
徳分エネルギーが無くなると事故或いはガンや奇病に
罹患して急速かつ強引に寿命になります
逆に病気がちで不自由な体の人でも徳分エネルギーが
無くならない限り寿命は延びます
ただ現実は長生きしたい人や早く死にたい人の願望通りに
なるどころか逆になる事も多々あります
例えば長生きしたい人が若く夭折して早く死にたい人が
長く生きるなどです
人間の寿命や幸福度は基本的に徳分エネルギーに比例して
いますが病気で苦しいのになかなか死ねないとか
もう少し寿命が欲しいのに早死にしてしまうなど
試練に耐えなければならない人もいる
ただどんな人であっても徳積みや因縁切りを行っていくと
本来の運勢よりも幸福度が向上してくるため
徳積みが推奨されてきたのであります