ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

徳を積む概念は仏教の因果応報から来ているのか

2024年01月30日 | 教え

質問者:ハイル禅師 徳を積む概念は仏教の因果応報から
来ているのでしょうか?

私:徳を積む概念自体は儒教や仏教から来ているのは
その通りであります

特に仏教には輪廻転生や因果応報という柱がありますが
人間が何度も死んで生まれ変わるのも真実であります

ただ人が死んで生まれ変わるにせよ前世に人助けをして
沢山の功徳を積んで死んだ人と大量殺人等をして沢山の劫を
積んだ人とでは次の転生の際に条件が大きく乖離します

要するに次の転生の際に「天の命数」が付与されますが
善徳を積んだ人は良い時代に良い両親の元に生まれて
幸福な結婚をして長い寿命を全うできます

悪業(劫)を沢山積んだ人は戦争や飢饉などの酷い時代に
生まれたり酷い親の元で虐待されたりして天寿を全う出来ずに
餓死したり殺害されたりするような応変死になります

これら上記の要素は徳が多いほど幸福度が増していき
劫が多いほど不幸度が増していくので余りにも劫が重く徳が
無さ過ぎると四方八方が敵だらけのような人生になります

このように因果応報は真理である為 人間は素直に前世の
罪障清算を行い徳を積み続ける人生に目覚める事こそが
本質的な幸せへの道であり開運の本義なのであります