ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

徳の概念には儒教的な徳と仏教的な徳が有る

2024年04月16日 | 教え

質問者:ハイル禅師 徳の概念には儒教的な徳と仏教的な徳
が有るようですが禅師の内容は仏教的な徳の概念に相当して
いると思います

私:確かに徳には儒教的な意味合いのモノと仏教的な意味合い
のモノがありますが 私の徳分の内容には寿命に抵触する
意味合いが多いので仏教的な徳の概念に相当すると言うのは
御指摘通りであります

儒教的な徳の概念には五常又は五徳である仁義礼智信の
五つの徳目があります

更に「君臣・父子・夫婦」の三綱と合わせて
「三綱五常」と表現されております

要するに儒教は五常の「仁義礼智信」の徳性を拡大する事で
「父子・君臣・夫婦・長幼・朋友」の五倫の道を説いている訳です

特に孔子は「仁を持って最高の道徳とする」と説いており
私も仁が本質であり最も重要であると思います

だが一方の仏教の徳とは積善をすることで
天の命数を変えてより良い人生を送る秘訣であり
さらに根源的な意味合いを持っております

天の命数を変えるとは運命と幸福度を変えると言う意味であり
「徳分」が無ければ人は生きられません

そういう意味では生誕して既に三十年以上生きている人は
それなりの徳を持っていますが徳は積み続けなければ
確実に減っていくのであります