質問者:ハイル禅師 厄年とは因縁調整の意味や脱皮の時
でもあり劫の清算時期にもなると聞きましたが
なぜ必要なのでしょうか?
私:厄年の本来の意味とは因縁の清算だけではなく
人生のグレードが上がる分岐点でもあるからです
その分岐点が脱皮の意味であり聖人にも厄年がありましたが
生命の危険に晒される大変な事態に陥る事によって
本人に天の知らせを気付かせる意味があった
その理由にもっとレベルの高い人生に脱皮させる為に
それまでの人生では通用していた方法を変えさせて
より高い段階へと進む指針があったからです
また一般人でも劫の調整や清算の意味が加わり
今までに積んだ劫を清算しておかないと次のステップに
進めません
因って自身の怪我や病気及び親族の不幸などが生じやすい
時期なのであります
厄年は即ち「劫祓い」の意味もあるので
家系や個人の悪因縁が重すぎる人は寿命になります
また厄年の調整では相当に苦労を積んできた人は
厄年を迎えても災いはなくかえって大幸運に恵まれる
場合があるのです
最後に影響力が強い男性の厄は
41歳(前厄)42歳(大厄)43歳(後厄)であり
女性は32歳(前厄)33歳(大厄)34歳(後厄)になります