12月10日、白赤白の旗をマンションの屋上に上げる人、池や川に流して氷の中で固める人、白と赤の傘を持ってデモ行進する人がいなくなることは今日もありませんでした。
氷の中の旗を取り出すために氷を割るのは、回収する人が水中に落ちる可能性があるので、旗の見えるあたりの氷の上に砂をまいて隠しています。
消しても消しても反政府スローガンや白赤白の旗の絵が上から描かれます。
ブレストの姉妹都市、オランダのクーバーデンの市長が白赤白の旗を掲揚し、ブレスト市長宛に心配をしているという手紙を書きました。
日本の都市でベラルーシ国内の都市と姉妹都市提携をしている都市は仙台市だけです。仙台市はこのようなことはしないでしょうね。
ベラルーシのアルファ銀行のロゴマークは赤地に白で「A」という文字だったのですが、今日赤字が紫色に変更されました。
人権擁護団体が2020年のジャーナリスト賞受賞者3名を発表しました。3人とも現在服役中です。
12月20日からベラルーシ人は陸路での出国が禁止されます。外国人、つまり日本人はこれに当てはまりません。また空路による出入国はできます。コロナウイルス感染拡大対策の一つと発表しています。
追記です。12月21日から外国人も陸路でのベラルーシ出国はできなくなります。日本人のほとんどが空路で出入国しているので、このような禁止措置はあまり関係がありませんが。
また空路で入国する際も、6歳以上の場合、コロナウイルスに感染していないことを証明する書類(検査の陰性結果)を提出しなくてはいけません。今、ベラルーシに入国したいと思っている日本人もほとんどいないと思われますが、ここに書いておきます。