ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者19万404人。死者数1404人

2020-12-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 12月29日の書き込みです。

 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は190404人になりました。とうとう19万人台です。1日の新規感染者数は1816人です。

 死者数は1404人で、こちらも1400人台になりました。1日の新規死者数は10人です。10人というのは最高記録タイです。

 169257人が回復しました。

 393万件の検査数となりました。

 

 すでに前倒しでベラルーシ国内でのコロナウイルスワクチン接種が始まりました。今のところ2万人の予約はいっぱいで、この2万人は確実に接種を受けられます。

 その後また新たにロシアからワクチンを輸入する予定だそうです。

 世界中で、コロナウイルスの変異種が発見されていますが、ベラルーシでは見つかっていません。しかし、実際にはもうすでに入ってきているのではと思います。

 ベラルーシでは都市封鎖や国境封鎖などの対策はなく、例年通り飲食店の営業、新年・クリスマスコンサートなどのイベント、里帰りなどの人の移動も続いています。

 

 


12月29日。悪天候

2020-12-29 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報

 12月29日、強風、雨、道路の凍結によるスリップ事故など多発しました。

 この悪天候の中でも反政府デモ活動は続いています。ネットを活用して手を品を変え、といったところです。

 来年1月に国際ホッケー協会会長がベラルーシを訪問し、大統領と直接アイスホッケー世界選手権大会の会場をミンスクのままにするかどうか協議するそうです。関係者の多くは、ミンスクが会場から外される可能性が高いと見ているようのですが、どうなるでしょうか。

 最近引き上げられた年金が来月から3ヶ月間引き下げられることが決まりました。

 また来年から育児休暇期間が短縮されるようです。国としてはこれから保育園、幼稚園の拡充などに力を入れていくから、としていますが、実際には早く女性が職場復帰して、早く給料を得る、つまり税金を増やそうとしているのでは・・・と思います。

 

 アメリカのトランプ大統領が「ベラルーシの民主主義、人権および主権に関する法律」に署名しました。

 ベラルーシ外務省報道官はこれに対して、無意味と評しています。

 ベラルーシ国内の政治について、アメリカも首をつっこんでくるということでしょうか。

 

 ロシアのペテルブルグのベラルーシ大使館前でベラルーシ人がベラルーシ現政権に対するデモ活動を毎日ベラルーシ大使館の前でしていたところ、ロシアの警察に身柄拘束されたのを受けて、かつてヤンカ・クパーラが住んでいた家の前でデモ活動をしています。

 

 年末恒例の政府主催ダンスパーティーが共和国会館で行われ、314人の大学生が招待されました。大統領も20歳の女子大生(今年のミス・ベラルーシ参加者の一人)とダンスを踊りましたが、まあ、これはどうでもいいニュースです。

 それより314人が大広間で大統領を真ん中にワルツなど踊っていますが、もちろん誰もマスクなんかしていません。ベラルーシのマスコミは、今年の大統領のダンスのお相手は、という報道より、別のところを指摘してほしいですね。