12月25日。クリスマスパーティーを兼ねた団地デモ集会があちこちで開かれています。その周りを治安部隊が警らしています。
反政府派デモ集会ではサンタクロースの格好をしている人もいます。(白赤の組み合わせの服装だからですね。)
今日、ベラルーシ大統領は子ども感染病院を訪問し、入院中の子どもたちにクリスマスプレゼントを配りました。病院の周りにも治安部隊員が警戒中です。
昨日帰国したコンドゥルセヴィチ大司教は今日はクリスマスのミサを執り行いました。
ベラルーシ大統領は大司教に帰国許可を出した理由を「今は我々(国民)にとって、彼(大司教)は危険ではないから。」と説明しました。
ベラルーシ大統領,高官、大統領の親戚に対するEUの制裁が発令されましたが、ダーナ・ホールディングスは(大統領と息子の妻)と深い関係があるため、制裁対象企業の一つになっていました。今日ダーナ・ホールディングスはベラルーシでの事業を撤退することを発表しました。
ダーナ・ホールディングスと言えば、ショッピングセンター、ダーナ・ホールはどうなるの?と気にするベラルーシ市民が多そうですが、もっと問題なのは、ダーナ・ホールディングスが建設している巨大高層マンション群「ワールド」のことです。まだ全てのマンションが完成していないのに、事業撤退するんでしょうか。その場合入居予定者はどうなるのか・・・ベラルーシ経済に大きな影響を与えそうです。
ベラルーシで裁判長が次々と希望退任しています。すでに5人目です。
ベラルーシ大統領は子ども感染病院訪問時のインタビューで、
「ベラルーシ全土で同時多発テロを計画していた集団を逮捕した。それはアナーキスト集団である。ベラルーシ国内、ウクライナにも仲間が残っているが、テロは阻止された。」
と国内での安全について言及しました。