12月16日。レゴブロックで作った人形で反政府デモ集会のようすを再現。人形たちがプラカードを持っています。これをミンスク市内の広場に置いて画像撮影。そのまま置いていると没収、廃棄されるので、別の場所に持って行って撮影。集めた画像をネット上に上げて反政府活動をしています。
2008年ミス・ベラルーシに選ばれたヒジンコワさんがストッキングの包装使われているモデルになっていますが、そのストッキングをはいて、ストッキングの包装といっしょに自分の足を撮影。それをネット上に上げて、「早くヒジンコワさんを釈放せよ。」と多くの女性が訴えています。ストッキングをはいた足の画像だらけです。顔は写っていないので、逮捕するのは難しいでしょう。
ヒジンコワさんをストッキングの宣伝モデルにしている会社「コンテ」は「もうすぐヒジンコワをモデルから外して他のモデル(政府支持派)にするらしい。」という巷の噂を否定しました。(今ヒジンコワさんの写真がついたストッキングは売れているし・・・。私の近所の店ではヒジンコワさんの顔部分に値札を貼る、といったひどいことはしていませんでした。)
すでに拘留中の反政府ブロガーが刑期が延長されたのに反対してハンストを始めました。その人の妻は逮捕されているわけではないのですが、夫といっしょにハンストを始めました。
ベラルーシ野党はベルギーのヨーロッパ議会からサハロフ賞を授与されました。
ベラルーシ大統領は、「治安部隊員が最後の一人になっても反政府派と戦う。」と宣言しました。
スイスの大学が情報工学を専門としているベラルーシ人の大学生か大学院生を学費無料で受け入れると発表しました。こうして優秀なベラルーシ人はどんどん外国へ移住してしまいます。
新年に時刻が変わるときにミンスク各地で花火が打ち上げられます。例年通り打ち上げられる予定ですが、それを見ようと大勢の人が真夜中に広場に集まります。はっきり言って今年はコロナウイルス感染リスクがあるし、このように人が大勢集まって、そこで反政府デモ集会につながるおそれがあるので、中止にすればいいのに、と私は思います。