ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシのコロナウイルス感染者47万1495人。死者数3701人

2021-08-24 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月24日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は471495人になりました。1日の新規感染者数は860人です。減ったように見えますが、新規検査数がたったの5786件なので、新規感染者がその割に減っていないと言えます。

 死者数は3701人です。

 465027人が回復しました。

 768万件を超える検査数となりました。

 128万人が2回目のワクチン接種を終えました。

2021年8月23日。IMFは結局

2021-08-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月23日、IMF(国際通貨基金)はコロナウイルス対策のため9億ドルの支援金をベラルーシ政府に送りました。本当にコロナウイルス対策のために使われたらいいのですが。

 ポーランドに亡命したツィマノウスカヤ選手の現在の生活についてインタビュー記事から情報です。
 身の安全のため、ポーランドのどこかで夫婦で暮らしているが、その住所そのものを住んでいる本人たちに知らされていないので、もし家族から電話があって聞かれても、答えようがない。
 食事を作ってくれる専門のシェフがついている。あるいはこのシェフが置いていった食品や食材しか食べられない。外食は一切禁止。(毒殺されるのを警戒していますね。)
 今は体を休めることにして、トレーニングはしていない。できるだけ家にいるようにしている。(外出したときに暗殺されえることを懸念していますね。)
 ポーランド政府に感謝している。(恩返しできることと言えば、ポーランド選手としてオリンピックに出場してメダルをポーランドに贈ること。)

 
 ポーランド政府はベラルーシからの不法入国者を阻止するために、高さ2メートル半の塀を作る予定です。もちろん鉄条網がついています。

 ベラルーシ大統領は、ポーランドとの国境の難民問題はポーランド側が起こしており、ベラルーシ側は悪くないとしています。

 ポーランド、リトアニア、ラトビアの首相は、ベラルーシが難民を武器にした攻撃をかけていると非難しました。

 今これらの国境地帯で行き場を失った難民が森の中をさまよっているそうです。今は天候がいいけれど、寒くなってきたらどうするのでしょうか。

  ICAOがライアンエアー緊急着陸事件の捜査のため、ベラルーシ入りしました。

 ベラルーシ大統領は、アフガニスタン情勢について、CSTO(集団安全保障条約)加盟国とのオンライン会議場で、この加盟国の中にアフガニスタンと隣接するタジキスタンが入っていることから、アメリカ軍機がタジキスタン領空を飛行することに懸念していることを表明しました。
 ロシア大統領はすでに集団安全保障条約加盟国(ロシア、ベラルーシ、カザフスタン、アルメニア、キルギス、タジキスタン)の上空をアメリカ軍機が飛行することに反対しており、ベラルーシ大統領もそれに賛成している姿勢を表したものです。
 さらにベラルーシ大統領は、集団安全保障条約締結国のそばにアフガニスタンという不安定要素をアメリカがわざと残している(何らかの目的がある)とし、タジキスタンはアフガニスタンとの国境警備を強化すべきと述べました。
 ちなみにロシア大統領は

 オンライン会議の後、アフガニスタンに近い加盟国タジキスタン、キルギス、カザフスタンにアメリカ軍が部隊を派遣する場合、集団安全保障条約加盟国の承認が必要になるという認識を示しました。
 欧米が中央アジア諸国に対して、親欧米のアフガニスタン人の一時的な保護を要請していることについて、
「難民を装った過激派が(旧ソ連国だったタジキスタン、キルギス、カザフスタンを通って)ロシアに入ってくる恐れがある」
として反対しています。 
 ベラルーシもロシア大統領の意見に呼応するでしょう。
 一方、もしベラルーシにアフガニスタンから難民が来たら、隣国(ポーランド、リトアニア、ラトビア)に不法入国させる可能性が高いです。
 
 
 
 
 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者47万635人。死者数3691人

2021-08-23 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月23日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は470635人になりました。とうとう47万人台です。
 1日の新規感染者数は918人です。急に減ったように見えますが、新規検査数も13500件と減ったのでこの数字です。

 死者数は3691人です。

 464300人が回復しました。

 767万件を超える検査数となりました。

 ベラルーシの医療従事者のうち77%がすでにワクチン接種を済ませました。
 (何となくまだ77%? という感じもします。)

 日本の今日のANNニュースで、
パラリンピックの開会式を24日に控えるなか、選手1人を含む大会関係者13人が新型コロナウィルスに感染していることが確認されました。
 組織委員会は23日、大会関係者13人が新型コロナに感染したと明らかにしました。
 1人は海外の選手で、選手村には滞在せず、14日間の隔離期間中でした。
 これでパラリンピック選手の感染は5人目です。

・・・というのをネットニュースで読みましたが、感染した選手の国籍など詳細は分かりません。
 しかし、この感染したパラリンピック選手のうち一人はベラルーシの選手のようです。
 ベラルーシでは水泳の男性の選手が陰性だったので、10日間の隔離期間に入り、もう試合に出られないことが分かったとこちらで報道されています。また感染したという大会関係者のうちの一人は、ベラルーシのコーチのようです。
 日本の報道では感染した選手の国籍や競技を明らかにしないのですが、ベラルーシでは選手やコーチのフルネームを出して報道しています。

2021年8月22日、更生施設から脱走

2021-08-22 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月22日、政治犯として更生施設に収容されていた22歳の男性が脱走したと報道されました。

 時系列で書きます。
 去年の大統領選挙前の7月14日夕方、この22歳の男性は帰宅するために地下鉄を利用としようとしましたが、ちょうどババリコ氏とツェプカロ氏の立候補を選挙管理委員会が受け付けなかったことを抗議するデモが、勝利広場駅の近くで行われていました。
 デモが行われているそばの地下鉄駅は閉鎖されるので、男性は地下鉄に乗れず、徒歩で自宅へ向かっていました。
 そのときデモを目撃しましたが、何のためのデモなのか把握していませんでした。
 しばらく見ていると、1人のデモ参加者の男性を4人の治安部隊が取り囲み、暴力的に拘束しようとしていたので、助けようと思い、一人の治安部隊の背中を両手で突きました。
 その結果、22歳男性は身柄を拘束され、警察へ連行されました。取り調べを受け、留置所に入れられましたが、翌朝開放されました。
 ところが2日後、逮捕され、警官への暴力事件を起こしたとして起訴されましたが、裁判が始まるまで2ヶ月間留置所に入れられました。ちなみにこの背中を押された治安部隊員ですが、負傷などしていません。
 昨年9月末、更生施設で3年の禁固刑という有罪判決が出て、プルジャヌイという町の近くにある更生施設に入れられました。
 これは重犯罪者を収監する刑務所ではないので、最初は禁固刑であっても、懲役刑に近くなります。つまり作業をさせられます。
 このときには人権擁護センター・ビアスナがこの男性を政治思想犯として認定していました。
 しかし(わざと日時をはっきり報道していないのですが)この男性は更生施設を脱走。しばらく行方が分からなくなったのですが、人権擁護センター・ビアスナが「すでにベラルーシから出国した。」と公表しました。
 そしてこれもわざとでしょうが、どこの国に出国したのかは「不明(まだ危険があるので言えません。)」とされています。
 この人権擁護センターに警察が来て、「どこへ逃げたか知ってるだろう。」と聞き出そうとするでしょう。
 この更生施設の刑務官も厳しく処罰されそうです。
 どのように脱走したのかも詳しく報道されていません。

 
 モスクワで行われていたビーチバレーの会場で、白赤白の旗を掲げてべラルーシチームを応援していたファンが、ロシアの警察に拘束されました。


 ベラルーシの各地でカードでの支払いができなくなっているという声が上がっています。一昨日から始まったようです。
 今日になって、少しずつ回復してきているようです。

 

 


 

ベラルーシのコロナウイルス感染者46万9717人。死者数3681人

2021-08-22 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月22日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は469717人になりました。1日の新規感染者数は1302人です。新規検査数は18817件で、感染は収束しませんね。

 死者数は3681人です。

 463599人が回復しました。

 766万件を超える検査数となりました。

 すでに127万人が2回目のワクチン接種を終えました。

2021年8月21日、元スロバキア大使、解放

2021-08-21 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月21日、前日、10日間の勾留後、元スロバキア大使のリシェニャ氏が解放されました。今でも容疑者扱いで、自宅謹慎中のようです。

 今日、政府は国旗をつけた車両を行進させて国内の各地を回らせることを決定。12時にミンスクを出発します。
 
  ベラルーシ大統領は、現在ベラルーシの政治は安定していると宣言しました。

 カトリックの教会が主催しているサマーキャンプに警察がイベントの一つとしてやってきて、パトカーを見せたり、治安部隊が使っている銃器について、子ども向けに説明したりしました。警察(治安部隊)という職業に対する尊敬の念を子どもに教えるため、としています。教会側も了承しています。

 野党リーダー、チハノフスカヤ氏は、ベラルーシで正しい大統領選挙が行われるまで、ベラルーシ大統領のSDR(特別引き出し権)を停止するようIMFとアメリカ財務長官に求めました。

 IMFは来週、コロナウイルス対策のため1000億円の支援金をベラルーシ政府に送る予定です。
 ベラルーシは死者数も1日約10人と少ないし、医療崩壊も起きていないし(少なくとも起きたとは公表されたことはない。)ロックダウンもしておらず、短縮営業要請などもしていません。ワクチンはロシアと中国からたくさんもらっているし、どうしてこんなにたくさんの支援金をIMFがベラルーシにくれるのかよく分かりません。
 実際には国民のためのコロナウイルス対策ではなく、ロシアや中国への借金返済に充てられるのではないでしょうか。
 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者46万8415人。死者数3670人

2021-08-21 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月21日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は468415人になりました。1日の新規感染者数は1467人です。減りましたね。1日の新規検査数も」18457件とやや減りまっした。
 
 死者数は3670人です。

 462244人が回復しました。

 764万件を超える検査数となりました。

2021年8月20日、ドイツ首相とロシア大統領が会談

2021-08-20 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
  2021年8月20日、ドイツの首相とロシアの大統領が会談し、ベラルーシをめぐる問題についても話し合われました。

 ドイツ首相は、ベラルーシ政府が難民を国境地帯においてハイブリッド戦争の兵器として利用していることを発言しました。
 それに対してロシア大統領は、ベラルーシ政府が独自に解決する問題で、外部内部干渉することではないと述べました。(牽制しました。)


 アメリカの企業EPAMシステムズは、ミンスクにある4箇所のオフィスを順次閉鎖していくことを発表しました。

 ベラルーシは個人事業主にたいして、税率を18%に引き上げることを発表しました。

 ベラルーシ大統領は「死ぬまで権力にしがみついているつもりはない。」と述べました。
 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者46万6948人。死者数3659人

2021-08-20 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月20日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は466948人になりました。1日の新規感染者数は1738人です。3ヶ月ぶりに1700人台になりました。新規検査数は20326件で前日とほぼ同数なので、感染拡大が広がっていると言えます。ベラルーシはまだ第3波の収束宣言も出ていないのですが、9月にまた感染者が増えるという予測があり、心配です。

 死者数は3659人です。
 
 460813人が回復しました。

 762万件を超える検査数となりました。


ベラルーシのコロナウイルス感染者46万5210人。死者数3649人

2021-08-19 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月19日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は465210人になりました。1日の新規感染者数は1355人です。新規検査数は20457件なので、感染拡大はまた少し広がりました。

 死者数は3549人です。

 459090人が回復しました。

 760万件を超える検査数となりました。

 124万人が2回目のワクチン接種を終えました。これは全人口の13%です。私もこちらの数字の中に入ることができました。

2021年8月19日。風

2021-08-19 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月19日、今日も強めの風が吹いていました。

 ベラルーシ大統領は、国内の起業家、ビジネスマン、経営者などに対して、「政治とビジネスは異なるものであることを忘れてはいけない。」と述べました。

 9月1日から学校は新学年度が始まります。
 全ての公立の学校で、入り口にターンスタイルゲートが設置されます。今夏休みなので、設置が急ピッチで進んでいます。
 9月の最初の授業は、いわゆる愛国心だそうです。
 軍事についての科目も追加されます。
 ノーベル賞作家アレクシエーヴィチの作品は学習内容から削除されました。
 
 ベラルーシ国立ラジオエレクトロニック情報大学の関係者のテレグラムチャンネルが過激派認定されました。

 ポーランドに不法入国しようとした難民をポーランドの国境警備隊はベラルーシ側から入国させまいと阻止しました。
 ポーランド政府は故意にアフガニスタン難民をベラルーシに入国させようとしているとベラルーシ側が非難しています。

 ポーランドに亡命したツィマノウスカヤ選手ポーランドのスポーツ市民権取得を目指すと発表しました。もしそれが得られれば、亡命先取団としてではなく、ポーランドの選手としてオリンピックなどの国際試合に出場できます。
 3年後のパリ五輪で200メートルを走りたいという目標ができたのでしょう。
 かたやベラルーシでは選手に対して、外国で行われる全ての試合に出場を禁止しました。この状態が長期化すると、パリ五輪の出場資格もなくなる選手やチームが出てきます。
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者46万3855人。死者数3637人

2021-08-18 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月18日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は463855人になりました。1日の新規感染者数は1061人です。前日の2倍近くに増えましたが、新規検査数は3倍以上の21581件だったので、この数字です。

 死者数は3637人です。

 457682人が回復しました。

 758万件を超える検査数となりました。

 すでに121万人が2回目のワクチン接種を終えました。私もこの数の中にすでにはいっているのかと思うと嬉しいです。

 2回目のワクチン接種ですが、副反応は1回目より軽かったです。
 診療所の接種担当の人たちはみんな疲れ顔で、ため息をつきながら作業をしていました。
 3階の受付に行って、血圧を測って(なぜか熱は計らなかった。)用紙をもらって、2階の接種室へ。 
 接種後、15分ぐらい待機して容態が急変しないか見る・・・というのはベラルーシではないので、終わった後、用紙を持って同じ階の別の窓口に行ってくださいと言われる。そこへ行くと用紙にスタンプを押してくれて、これが2回の接種が済みましたよ、の証拠になります。

 さらに正式な接種証明書がほしい人は、有料になるため4階の会計に行ってと言われる。
 そこで手数料約5ルーブルを払う。安いですねえ。
 海外に行く予定のないS夫は接種証明書は希望しませんでした。私は念のため。
 ただ、私が接種したワクチン、スプートニクⅤは、打ってても認めませんよ、という国がたくさんあるそうです。
(どちらにせよ、日本の場合は入国の際、検査の陰性証明のほうを出さないといけないし。今の所。また法律が変わるかもしれませんね。)

 手数料の領収書を持って、2階の受付へ再び行くよう言われる。
 そこで氏名などロシア語と英語で記入された接種証明書を作成してくれました。
 安いし、またこれを作成してもらうために診療所に行くのがいやで、すぐに手数料も払いました。
 使うことはなさそうですが、とりあえず保管しておこう、ということです。

 こんなふうに接種後、診療所の中、2階から4階をうろうろしてるうちに15分ぐらい経過するので、容態が急変しないかを見るというのもできました。(笑)

 帰宅後、やっぱりすぐ寝てしまいましたが、1回目の接種より副反応は楽でした。


 海外に住んでいる日本人で、日本に住民票を持っていない人は居住地の地方自治体でのワクチン接種が受けられないので、帰国したら成田空港と羽田空港でワクチン接種が受けられるので、希望者は予約してくださいと言われていたのですが、今日からその接種が始まりました。
 私のところにもアンケートが来て、希望しますか?と質問されたのですが、住んでいる国で打つ予定だから帰国してまで接種しに行かないと回答しました。
 後で報道を見たら、希望者が4万人もいるんですね・・・。
 この人達が今日から空港で(年齢など関係なく)ワクチン接種していくのか・・・と思いました。
 私はベラルーシで無料で(日本では認められていないロシアのワクチンですが)2回の接種ができましたので、私の分のワクチンは、日本に住み続けている人に接種してあげてください。
 

2021年8月18日、越境

2021-08-18 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月18日、不安定な天気が続く中、今日は雨は降らなかったものの、風が強かったです。

 ベラルーシのスポーツ・ツーリズム省は、自国のスポーツ選手に対し、海外試合に出場することを禁止しました。
 試合でなく、バカンスを外国で過ごすことも禁止されました。
 この決定に従わなかった選手は、「解雇」されるそうです。
(分かりやすく言えば、オリンピックに出られるレベルの選手は、みんな国家公務員扱いで、今回の決定に従わなかったら、公務員をクビになる、ということです。)
 政府から参加費用を出してもらえない試合に参加したい場合、自費やスポンサー企業を見つけて出場する試合もあるのですが、それにも参加禁止です。
 スポーツ・ツーリズム省は理由を明かしていませんが、コロナとツィマノウスカヤ選手の亡命のせいでしょう。

  
 リトアニア政府は、ベラルーシの治安部隊が12人、許可なくリトアニア領内に侵入したことを厳しく批判しています。

 ベラルーシからポーランドへ不法入国しようとした130人の難民をポーランドは受け入れ拒否しました。
 さらに対ベラルーシ国境沿いに50キロに渡って鉄条網を張る計画だそうです。

 すでにポーランドへ出国したベラルーシ人は12万人になりましたが、ここ1年でウクライナへの移住も5300人と急増しています。
 この大部分は居住権をもらい(ビザが不要になる)、572人は90日間の滞在許可を180日に延長してもらい、509人が移民申請、64人が難民申請を出しています。

 
 イラクの航空会社がまた一社、イラクからベラルーシへのフライトを停止しました。


 ミンスクでの個人事業の登録が一時的に停止されました。個人でビジネス(多くは輸入業者)をしている経営者が、仕事ができなくなる可能性があります。カードも使用できなくなっています。

 アメリカから経済制裁を受けているアブサリュートバンクが一部業務を停止しています。

 スーパーマーケット大手ユーロオプトがロシアに買収されるという噂が飛びましたが、経営陣は否定しました。

 独立系メディア、ベラパンの編集トップと経理が家宅捜査の後、所在不明になりましたが、現在オクレスチナ収容所にいることが分かりました。
 経理が取り調べを受けているので、今ベラルーシのメディアで一斉捜査されている、脱税などの疑惑によるものと思われます。サイトもブロックされてアクセスできません。

 ベラルーシ作家協会が、裁判所から閉鎖される通知を受けました。24日に裁判がありますが、形式的なものですでに閉鎖されています。
 ベラルーシ作家協会というのは、分かりやすく言えば、この協会の会員に正式に認められると、プロの作家に認定されるということです。作家だけではなく、詩人、劇作家なども対象です。
 この協会がなくなると、プロの作家としての活動もしづらくなるしいろいろ問題が起こります。若い人たちもプロの作家デビューができなくなります。

 テレグラムチャンネルのサイバーパルチザンが過激派認定されました。(とっくにそうなっていたのでは・・・という印象です。)


 ポーランドの亡命したツィマノウスカヤ選手の母親にベラルーシ当局が電話をしてきて、
「今、あなたの娘が帰国しても、誰も咎めたりはしない。」
と話したそうです。それをすぐポーランドにいる娘に電話して伝えるお母さん。
 ツィマノウスカヤ選手は、
「そんなことは信じません。」
と帰国を拒否しています。

 
 
 
 
 

ベラルーシのコロナウイルス感染者46万2794人。死者数3625人

2021-08-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月17日の書き込みです。
 ベラルーシのコロナウイルス感染者数は462794人になりました。1日の新規感染者数は597人です。一気に減ったように感じますが、新規検査数も6166件と前日の半分です。

 死者数は3625人です。

 456666人が回復しました。

 756万件を超える検査数となりました。

 
 私は2回目のワクチン接種に行ってきました。前回副反応が強めに出て、しかもお2回目の接種の後のほうが副反応がきつく出ると聞いていたので、心配していましたが、実際には前回ほどではありませんでした。
 吐き気と手足の関節痛はありましたが、それほど苦痛ではないです。

2021年8月17日、大雨、強風、倒木

2021-08-17 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2021年8月17日、昼間大雨が降りました。道路が冠水している場所や街路樹が倒れたり、被害が出ているようです。
 
 ウクライナのキエフの公園で遺体で見つかったシショフ氏のパートナーが、ベラルーシの捜査当局から刑事事件の疑いをかけられました。
 21歳のボジェナさんは昨年8月(つまり大統領選挙があった時期)からキエフに移住。シショフ氏と以前から恋人だったのかよく分かりませんが、一緒に暮らしていました。
 キエフにあるベラルーシ大使館前でシショフ氏など在ウクライナ・ベラルーシ人といっしょに白赤白の旗を掲げて、反政府活動を行っていました。
 その行為について、ベラルーシ捜査当局が違法な行為であるとし、刑事事件として逮捕、起訴しようとしています。
 ボジェナさんはキエフ滞在中なので、すぐにベラルーシの警察に逮捕される可能性はありませんし、ウクライナ側も身柄をベラルーシへ引き渡さないでしょう。
 そして、次はウクライナ政府に対してベラルーシ政府が批判するのだろうと思います。