今出川通り沿いの商店やビルの並びに、突如、鳥居が出現。
京都では珍しくもない光景ではあろうかと思いますが、そこが神宮さんというにはこじんまりとした印象。※蹴鞠の様子の写真は同社HPより
神宮というからには歴代天皇やその祖神が祀られている。
御祭神は崇徳天皇と淳仁天皇。
いずれの天皇も配流になっておられる。
(崇徳天皇)
(淳仁天皇)
※いずれも同社HPより
こちらの神宮はその御祭神よりも(失礼かも)、むしろ球技の御利益で有名かも。
摂社の精大明神という神様は、平安時代から蹴鞠と和歌の師範として朝廷に仕えた飛鳥井家の守護神であったそうです。
その飛鳥井家のあった土地に、現在の白峯神宮が鎮座されていると聞きました。
ちなみに、崇徳天皇が奉葬された地が白峰山稜ということで。
境内には夥しい数の奉納球が存在します。
サッカー、バスケット、野球、ラグビー、テニス・・・、大きいのから小さいのまでさまざま。
固有名称が書かれてありますので、写真掲載は遠慮しました。
4月と7月に蹴鞠が奉納されるみたいです。
そんな蹴鞠場。
菊花の紋どころが入った高貴感ただよう白い御朱印帳には、写真ではわかりずらいのですが、金色で蹴鞠の様子が描かれています。とても気に入りました。
御朱印は神宮のそれらしく、相変わらずシンプルですね。