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ねぎぼうの神社めぐり

全国の神社をめぐり、御朱印と御朱印帳を収集しております。
私なりの感想を勝手に述べております。

京大のただ中、吉田神社

2011-02-23 08:38:50 | 神社

北野天満宮をあとにして、本日何回目かの鴨川を渡り、東大路通りを南下。
実は先に平安神宮に向かっていたのだが、京大の建物が立ち並ぶ辺りに、吉田神社の案内を発見。
誘われるように東一条通りを東詰まで入り込む。

たいした朱塗りの鳥居が遠方まで見えていたが、吉田神社はそのまたさらに奥で、吉田山といわれる、現代ではほとんど丘というか高台に鎮座する。

御祭神は健御賀豆知命(たけみかづちのみこと)他。
健御賀豆知命は日本書紀などで武甕槌神として登場する、大国主命に国譲りをせまった神様。

失礼ながら、そんなにメジャーな神社とは言えない社だが、御朱印帳が美しいという評判を知って、今回の予定に入れておいた。
参道先の石段を上ると、緑の中にあらゆるところが朱色の建物がたくさんある。

もちろん、いずれかのときに塗りなおされてはいると思うが、御朱印帳のデザインになっているように、その朱と緑のコントラスト、さらに拝殿の白壁などがとてもマッチしているように思えた。
 
私と同様、御朱印帳を目当てに年配男性が「朱の鳥居と水墨画の書かれた御朱印帳を」と求められていた。


北野天満宮

2011-02-22 09:42:07 | 神社

今出川通りを西に向かいます。
三大天満宮のひとつ、北野天満宮はさすがに賑やかです。
御祭神は言わずと知れた菅原道真公。

敷地は広大で、自転車で脇の道を駐輪場を求めて北上。
駐車場の入口に自転車の入るように隙間が設けてあります。
こういう点は自転車は楽ですね。

一の鳥居からの長い参道を自転車でワープして、楼門から境内へ。

さすがに平日でありますが人がいっぱいです。
梅の花も少しずつ咲いていました。

道真公が丑年の生まれということもあって、牛との縁を逸話として残してあるようです。
こちらにはたくさんの牛がありました。

日本を代表する天満宮のひとつでありながら、オリジナルな御朱印帳がないのは残念でした。
授与所ではなく社務所で、湯島天満宮で求めた“天神帖”に御朱印をいただきました。


公園的!? 晴明神社

2011-02-21 08:29:33 | 神社

平安時代中~後期にかけて、朝廷の天文暦学博士として、六代の天皇に重んじられた安倍晴明を祀る晴明神社。
社地は晴明公の屋敷跡だそうです。

先の白峯神宮から目と鼻の先、今出川通りと堀川通りの交差点を南に少し行ったところです。

けっして広いというわけでない。
建物は新しく見えました。もちろん、建て替えられたのでしょうが。

いつの時代でも、占いとか神秘的なものとかの人気はあり、特に現代のそういう傾向は顕著ですね。
パワースポットとか言われている、その代表格なのではないでしょうか。

境内は色つきのアスファルト状だし、オブジェ的なものがたくさんあって、公園というイメージが近いのでは。

そんな罰あたりな(?)ことを考えていたら、鳥居の前で写真を撮ろうとしたとき、ザックのファスナーがぶち壊れた。ヒェー!!、これぞ祟りか。

五芒星デザインの御朱印帳は、御朱印を記載でお願いすると、すぐに渡された。
しかも、日付はスタンプだし。
観光的はしょうがないけど、もうちょっと神社らしいのが望みなのだが。
 


白峯神宮

2011-02-20 08:50:48 | 神社

今出川通り沿いの商店やビルの並びに、突如、鳥居が出現。
京都では珍しくもない光景ではあろうかと思いますが、そこが神宮さんというにはこじんまりとした印象。※蹴鞠の様子の写真は同社HPより

神宮というからには歴代天皇やその祖神が祀られている。
御祭神は崇徳天皇と淳仁天皇。
いずれの天皇も配流になっておられる。
(崇徳天皇)
(淳仁天皇)
※いずれも同社HPより

こちらの神宮はその御祭神よりも(失礼かも)、むしろ球技の御利益で有名かも。
摂社の精大明神という神様は、平安時代から蹴鞠と和歌の師範として朝廷に仕えた飛鳥井家の守護神であったそうです。
その飛鳥井家のあった土地に、現在の白峯神宮が鎮座されていると聞きました。

ちなみに、崇徳天皇が奉葬された地が白峰山稜ということで。

境内には夥しい数の奉納球が存在します。
サッカー、バスケット、野球、ラグビー、テニス・・・、大きいのから小さいのまでさまざま。
固有名称が書かれてありますので、写真掲載は遠慮しました。

4月と7月に蹴鞠が奉納されるみたいです。
そんな蹴鞠場。

菊花の紋どころが入った高貴感ただよう白い御朱印帳には、写真ではわかりずらいのですが、金色で蹴鞠の様子が描かれています。とても気に入りました。
 
御朱印は神宮のそれらしく、相変わらずシンプルですね。


京都 御霊神社

2011-02-19 09:50:56 | 神社

日本各地にその名を聞く御霊神社。
京都には上と下があるようです。

その名を聞くと、おどろおどろしい感じを受けるのは私だけでしょうか。

(上御霊神社) (上御霊神社拝殿)

それもそのはず、御祭神の皆さまは、いずれも名だたる位にあり、そして不幸にも志半ば、あるいは心ならずもの咎をきせられこの世を去った方々です。
(下御霊神社) (下御霊神社拝殿)

両社ともに名を連ねられているのは早良親王など。
疫病や天変地異がこれらの怨霊の仕業と信じられていた時代でしたので、神として祀られたというわけですね。
もっと言えば、霊を封じ込ませる意味があったのではないかとすら思われます。

しかし現代、両社とも住宅地の真ん中にしんみりと鎮座し、決して広大ではないその敷地にぴったりと嵌り込んでいる様子がうかがえます。

ただし、どちらもちょっとばかり暗いめで、ひんやりとした雰囲気だったのは気のせいでしょうか。
上御霊神社の御朱印は、自体がちょっと怖いかも・・・(笑)