音楽の森とタイニーハウス

茨城県山間部のログハウス&音楽研修施設

REGAL 2504のバリエーション

2023-10-09 | 革靴の楽しみ方
革靴が好きです。
いろいろとありますので紹介していきたいと思います。
まずは日本代表的なブランド「リーガル」
元は日本製靴。足立区に工場があったので、近くの日光街道沿い
にB級品を売る店がありました。あと御徒町にもあったな~。

リーガルと言えば「2504NA」グッドイヤー製法でガチガチの靴。
これは戦時中の軍隊へのサービス靴の流れでしょう。

普通の2504ももちろんありますが、この木型で亜種があります。
写真のモノはREGAL Shoe & Co.のエナメルとレギュラーライン
ぽいけど品番が違うネイビーカラーの珍しいもの。

どちらもインナーが赤なのでなかなかカッコよいかと。
靴は履くものでなく「見るもの」つまり観賞用なので、
たまに家の中で履いて楽しんでいます。

AURATONE 5CT-V

2023-07-30 | オーディオ
自宅のシステムはかなり前からortofon concorde 105で、
気に入っているのですが、さすがに20年を経るとウーハーが
ヘタってくるわけです。

全部で4セットあるのですが、点検するとエッジのゴム切れが
あって、自分で修理交換するのもどうなのかと?

会社にレコーディングスタジオがあるんですが、つい最近
YAMAHA NS-10M STUDIOを捨てました。名機と言われていても、
結局のところレスポンスが悪くなってしまうと役に立たない
ので、オーディオSPは寿命があると思います。

そんなわけでエッジ修理だけでは本来の音に戻らないことは解って
いるので(ですのでSPを中古で買うのはおススメできません)
新品ユニット交換で対応しています。

ツイーターはあまりヘタらないので、2wayのラージSPを全部
交換します。ネットワークはそのまま使いますが、インピーダンスが
合っていればあとは適当です。こういう世界は「音を聞いて」良ければ
それで良いわけで、測定器でOKでも音が悪ければ意味がありません。

写真のユニットはAuratoneの5CT-Vで珍しい2wayスタジオモニター。
ユニットを適当に交換したらミニJBL4312になりました。

かなり昔に会社のスタジオにも5Cがありましたがエッジが腐って捨てました。
JBLの4312もエッジNGで売却しましたが、張替るくらいなら新品を買った
ほうが良いです。2000年以降はSPユニットの進化も著しいのです。

こういった小さいSPのユニットを交換するのが楽しくて、
いろいろとやっていますが、この頃、英国風の空気感あるB&Wなどより、
JBL的なカリフォルニア&モニターサウンドがまた好きになってきました。

やはりシステムはたまに変えないと飽きますね(^_-)-☆
ユニット交換はあまり費用も掛からないのでおススメです。



Jo Jones Trio ステレオの米国CD-R盤

2023-07-07 | オーディオ
ステレオの米国CD-R盤が届く。

あまり期待しないで聴いてみたら・・・おっ!
左チャンネルにピアノのRay Bryantが控え気味に。
右寄りにTommy Bryantのベースが居ます。
そしてど真ん中にパパ・ジョーが大音量で手ドラム。

すごくスイングしています!

でもよく考えたらこれってアナログのステレオ盤とおんなじ。
つまりこの音源は「板おこし、アナログ盤のリマスター」かと。

板おこしからのCD復刻はマスターテープより「良い音」に
聞こえる場合もあって、イコライジングが上手いとみた。

とりあえずリマスターの恩恵はすごくあるし、ちょっと音質が
ドンシャリ気味ですが、まずはOKでよかったよかった~(^_-)-☆





PARC Audio DCU-F121W

2023-06-23 | オーディオ
手持ちのSP、ウーハーのゴムエッジ切れで修復が必要に。
でもSP本体は同じものを4セットくらいあるので、
一番エッジの状態が悪いものをユニットごと交換にする。

10㎝、6Ωのユニットでいろいろ調べるとこれが良さそう。

◎PARC Audio DCU-F121W(2本で2万円弱)

ちょっと高いけど、ウッドコーンの良さをもっと知りたいので
思い切って買ってみました。

まったくのポン付けでOKです(サランはNGです)
中低域のスピードがあるのに、硬い感じではなくとても良い
現代機種です。今の音楽は6弦ベースやシンセでウッドベースなどの
領域より低音が出ているので、近代のユニットはそれに対応している
かと思います。

フルレンジ仕様なのでユニットだけの音が出るように細工して聴いて
見ましたが、このユニットはネットワークがあったほうが良いですね。
無理にハイが鳴っている感じより、ネットワークがあってツイーターが
鳴っているほうが余裕があっていい感じです。

低音が足りない?そんなことはないですが、バスレフポートは
フルオープンにしたほうが結果は良いです。

ニアフィでモニターの下にミニSPを置くより、頭の上に音が
通り過ぎるように高くセッティングするほうが、音楽的に聞こえるかと思います。

※PARC Audio : 日本ビクターやSONYでスピーカー開発を手掛けてきた
技術者の方が立ち上げた会社とのことで、このウッドコーンSPはハイクオリティーで
高い音楽性がある素晴らしい製品だと感じました。
また機会があれば他のSPも試してみたいと思っています。

///////////////////////////////////////////////////////


Jo Jones Trio

2023-06-15 | 音楽と楽器
Ray Bryant(p),Tommy Bryant(b),Jo Jones(ds)
Recorded in NYC,March 1959 Everest Records

Jo Jonesといえば「パパジョー」です。
自分のオーディオチェックの音源と言えばこれ。

アナログレコードは確か大学の時(45年前?)に買ったのですが、
最近これのCDを探しているうちにすごいことに気がつきました。

「ステレオバージョンがある!」

オリジナル音源ですが、1960年代初めまでの「エベレスト レーベル」のLPは、
3チャンネルの35mm磁気フィルム記録装置で録音されていたようです。
なのでそのマスターからステレオにリミックスしたらしい。

これは期待できるか~!!とさっそく買って聴いてみると・・・

ぜんぜんスイングしていませんでした((+_+))
モノラルがすごすぎなのかわかりませんが、ミックスもひどいし、
定位も適当でまったくライブ感がありません。

これは日本盤のCDですが、率直に言えば「音が悪い」です。

これと当時にパパジョーのリーダーアルバムやコンボで参加しているCDも
買ってみましたが、とにかくドラムが「聞こえまへんがな」(>_<)

やはりアナログの日本コロンビア盤(MONO)が最良かと。

素手で叩く&ブラシで狂ったようにスイングするパパジョー。
そしてブライアント兄弟のセンスある演奏。何度聞いても素晴らしい
コンボ=小編成のジャズアンサンブルです。

ドラマーだけでなくすべてのジャズ愛好家に推薦できる音源かと思います。
ぜひ聞いてみてください~(でもAmazonでモノラルCDが高騰・・・泣)
※ステレオの米国CD-R盤があるようなので買ってみます。

スピーカースタンドと共鳴の関係②

2023-05-21 | オーディオ
内側のB&W FS-700スタンドにはドイツ製「Telefunken」のビンテージスピーカー
(フルレンジ)をネジ止めでマウントしています。

使用ユニット:口径:115X182mm
マグネット:大型馬蹄形アルニコ
1958~1968年に製造販売されていた、Telefunkenの有名な真空管式録音システム
Magnetophon シリーズに使用されていた傑作フルレンジユニット


外側のB&W スピーカー CDM1SE (Special Edition)は2wayの名器かと
思いますが、ネットワークがある2wayのSPは中域のアグレッシブさが足りない
場合が多く、特にこのSEバージョンはかなり大人し目です。

それに対してこのテレフンケンはものすごく音像がリアルで攻撃的。
※たぶん磁石がアルニコだからかと思います。
ですのでB&Wと一緒に鳴らして「疑似3way空間拡張システム」で
遊んでいます。

バランスはTelefunkenが4オームなので聴覚上の音量バランスはB&Wの
1.5倍くらいでしょうか。ちょうど良いミックス感です。

「インシュレーター交換やスタンド充填しても良くなったかわからん?」
という方も多いかと。自分は以下のようにしています。

1.リファレンス用の音源は必ず「モノラル」音源で。
自分は写真にある『CHET BAKER SINGS」か「JO JONES TRIO」の2枚。

2.両方のスピーカーを同時に条件を変えない
例えば猫砂を入れる場合は、片方のスタンドだけにしてチェック。

3.音色をチェックすることは困難なので「定位」の変化を聴く
片方だけ猫砂スタンドにするとモノラル音源の定位は、入れていない
ほうに寄ります。※これは猫砂を入れると響きが弱くなるため

4.SPスタンドやオーディオルームの壁、床など響いている箇所
に直接(聴診器でも可)耳をつけて音源の共鳴を聴く。

Telefunkenは定位が素晴らしくはっきりしていて、その周りをB&Wが
取り巻いて低音を補強、そして足元は微妙なスタンド共鳴が色を添える。
そんなイメージで構成しています。

モノラル音源は定位が命。
気持ちよく鳴っているシステムは「スピーカー」が消滅(!)
ですので、SPのサランは普段は付けるようにしています。
※スピーカーユニットのストロークが見えると気が散るのです。

オーディオは、ちょっとした工夫で響きをコントロールして、その
微妙な差異と音楽空間(サウンドの空気感)を楽しむことかと。
なにかご参考になれば幸いです。








スピーカースタンドと共鳴の関係①

2023-05-21 | オーディオ
写真は古いB&WのSPスタンドです(これは後ろ向き)
たぶんCM1の時代かと思います(B&W FS-700)
とても良いスタンドで2セットも所有しています。

このスタンドの特徴は2本のアルミパイプが共鳴管になっていること。
パイプ自体に金属的な共鳴があり、叩くと「カーン」と鳴ります。

よくこういった中空パイプのスタンドに「猫砂」を詰める方がいます。
自分も他のスタンドでは詰めている場合もありますが、このスタンドは
そういったデッドのモディファイには適していません。

理由は下の写真を見れば一目瞭然かと思います。
※パイプの下に穴が開いていて猫砂が漏れる?ではありません。



このB&Wスタンドの設計意図は「共鳴」です。
つまり上部で鳴っているSPの音をスタンドのパイプ内に共鳴させ、
その共鳴音をパイプの横とスタンド下部から外に出す。

パイプの後方と下穴、それと台座の切込みがあることから
その効果を狙って設計していることがわかります。

その効果を出すにはSPをスタンドの上にネジ止めすることが必要で、
浮かせセッティングやアイソレーションを取るのは意味がありません。
だからSPの上部台座にネジ穴があるのです。

「金属音はオーディオの敵」みたいなコメントもありますが、
現代のピアノの構造を考えれば少し違う見解が出てくるでしょう。
アコースティックピアノはそのほとんどの重量が「金属フレーム」です。
ピアノのきらびやかな音は、金属の共鳴が美味しいサウンドの秘密なのです。

SP台に猫砂充填など、何も考えずにミュートするのは考え物です。
たしかに地震対策で重心を低くするのはしょうがないかと思いますが、
それによって豊かな響きが出ないのは本末転倒です。

オーディオの基本はまずは「鳴らす」ことです。
音楽が鳴っているのはSPだけではありません。
部屋も、床もSP台も少しだけ鳴っているのです。
「共鳴」をうまく使って音像を広げてはいかがでしょうか。

Victor・JVCのウッドコーンSPはどうなのか?

2023-04-29 | オーディオ
この連休前に自宅と会社のオーディオをなんとかしたい。
そんなわけで以前から欲しかった「ウッドコーンスピーカー」を導入。

Victor・JVC EX-S5、EX-S3(ミニコンポ用)を2種類購入

ずいぶんと誇らしげですが、メルカリでミニコンポのSP部分だけを落札。
はっきり言って、まともなオーディオSPの値段じゃありません。
ハードオフのジャンク的な価格なんでビビッてましたが、
そういった不安を吹き飛ばすような~これは大当たりでしょう。

自宅も会社もどちらもARCAMの安いプリメインA-65,75ですが、
SPのセレクターはAまたはプッシュでA+Bになってしまいます。
よってどちらかを単独で鳴らすことは「A」しかできません。

なので面倒くさいので「A+B」で両方鳴らすことに。

自宅はortofon105+Victor EX-S3
会社はMonitor audio+JVC EX-S5

結果は急激に音場が広がって、ウッドコーンSPの中高音域が
素晴らしいリアリティーを生みます。定位もそれほどグラつかない
し、とにかく元気よく高らかに、そして立体的に鳴ります。

ウッドコーンSPをメインより高く上げるか、下げるか?
いずれにしても高低差をつけてセッティングするほうが良いですね。

SPをダブルで鳴らすのは一般的にNGですが、これはアリでしょう。
あまり安易な言葉は使いたくないのですが「コスパ抜群」です。

相方のSPはどちらも2wayなので、なんとなく中高域の抜けが悪い
のですが、そういった欠点をフルレンジであるウッドっコーンSPは
補ってくれるようです。

どちらもミニコンポ付属品なので単独で売っているものではないですが、
他のJVCで出ているウッド系のものも素晴らしいのではないでしょうか。
でもお値段が10倍…これでは気軽に手が出せませんね((+_+))

SANGEAN WR-301 キッチン専用ラジオ

2023-04-07 | オーディオ
///////////////////////////////////////////////////////////

■Sangean WR-301 FMラジオ・Bluetoothスピーカー

日本のFMラジオの周波数に対応
・上質なウッドキャビネット採用
・スピーカーとウッドキャビネットを丁寧に調整したパワフルサウンド
・FMラジオ(ワイドFM対応)、Bluetooth接続、AUX-IN対応
・バンド、チューニング、充電LED搭載
・内蔵バッテリーで最大36時間連続の使用可能
・インテリアに馴染むカラーバリエーション

///////////////////////////////////////////////////////////

FMの感度は普通(良い)ですが、とにかく音が良い。
写真の左はおなじみのTivoli Audio チボリオーディオ / Model One ですが、
右のWR-301筐体のサイズは1/4くらいしかありません。

ですが、サウンドはチボリを凌駕するピュアオーディオレベルです。
低音のダブつきがありません。でも音声にはふくらみがあって、
FM放送のアナウンスが上手く聞き取れます。

音楽もファンクからクラシックまでOKかと。
でもBluetooth接続やAUX-INはあまりおススメできません。
FMに特化した充電式ポータブルラジオとしては傑作かと思います。

音の良さの秘密は薄い木材でできているキャビネットで、
これが振動して、ほんの少しブーミーなブースト感。
それを背面オープンバスレフで逃がしているのが抜けを良くしている。

弱点は価格が少し高いかな(1.3万くらい)

これはキッチンでご飯を作ったりコーヒーを淹れたりするときに
最高のパートナーとなりますね~(^_-)-☆

============================

エネルギー危機と薪ストーブ

2023-02-23 | 日々雑感
ステンレス製の薪ストーブ。
これからテストをしようと組み立て。

いまキャンプ用品が安い~というかセール中です。
昨年モデルがお安くなっていますね。
「キャンプ流行ってますからね~」という世間とは
まったく違う意味で、いろいろと機材を買いそろえています。

以前にも書きましたが、山小屋は避難用なので東京有事
(直下型地震、富士山爆発、洪水、隣国からの攻撃)の際に
避難可能なシェルターとして備蓄等をしています。

いざとなったら移住して年金だけで生活するつもりです。

今般のエネルギー価格高騰の対策もあり、薪ストーブを
準備しようかと・・といってもまだ火は入れてませんが。

山小屋のほうは電気、インターネットはありますが、ガス、
水道はオフグリッドです。水はどこにいけば湧水があるか?
情報は地元の人と共有していますし、ガスはカセットガスボンベ
備蓄とタフまる(大とジュニア)風まる、やきまるなど勢ぞろい。

ガスが無くなったら、山に無限にある焚き木と薪ストーブで
切り抜けようという戦略です。

ですので、はたから見ると趣味は「キャンプ」に見えますが、
そうではなくて実態は「防災シュミレーション」となります。
そのために敷地内でキャンプ(でなくて野営訓練)をしたり、
機材の点検などをしています。

参加していませんでしたが、その昔にボーイスカウトの友人が
「そなえよつねに」と書いてあるリュックを背負っていたのを
思い出します(^^♪