ディーラーでのオイル交換から4,000km程走行しました。
オイル交換に必要な部材が揃いましたので、今回からは自力での交換を試みます。
丸い窓から見えるオイルは真っ黒。
リアの足回りにメンテナンススタンドを掛けて、車体を水平に保ちます。
六角の5mmでドレンボルトを緩めてオイルを排出します。
ボルトの先端はマグネットになっていて、それなりに鉄粉が付着していました。
ボルトとマグネットはカシメで付いていましたがが、グラグラで心配になるレベル。
因みにドレンボルトの締付けトルクは、20N mみたいです。
ドレンボルトの取付け面に液体ガスケットが付着があったので、
オイル漏れ防止に爪でカリカリして除去しておきました。
オイルフィルターも交換します。
左がDUCATI純正で右側が中国製の社外品。
フィルターレンチを掛ける部分の形状が純正品と異なります。
真ん中の穴からフィルター内部を観察すると形状が全く異なる事に気付きました。
社外品の方がフィルターの濾紙の容積が小さく見えます。
そのうち両方分解して、内部を比較してみるつもりです。
使用するオイルは、DUCATI指定のShell Advance 15W-50。
樹脂製容器のこちらは、米国製の並行輸入品ですが、性能面は問題ないと思います。
フィルターにオイルを150cc程入れ馴染ませ、パッキンにもオイルを塗布しておきます。
ディーラーで整備した際に付いてたオイルフィルターは、信じられない程のトルクで
締め付けられており、外すのに少し手こずりました。
折角購入したオイルフィルターレンチは、締付け部の形状が合わず使えませんでした。
仕方ないので、手締めで適切と思われる具合いで締め付けを行いました。
3L位オイルを入れてエンジン始動。
エンジン停止後にレベルが下がるので、7割程までオイルを追加注入して暫く放置。
明日の朝には丁度良いレベルに落ち着く感じでしょうか。
今回オイルフィルターを交換してのオイル使用量は、約3.5Lでした。
やはり新しいオイルは気持ちが良いです。
次回は3,000kmに到達する前にオイル交換をしたいと思います。