ネコリンヘンプ

安定剤(ソラナックス0.4㎎1~2T/dayを頓服で反復服用20年近く)断薬の記録つきヘンプブログ

寒さ

2012年01月08日 20時09分40秒 | 断薬
2012.1.9日曜日
このところ断薬仲間の心身不調の様子が伝わってくる。

去年の今頃はどうだったか。
断薬後1年と3ヶ月近く経った頃で
ぶり返し時期と何とかいける時期のくっきりした区別が数週間というタームだった。
どうかするとぶり返し期間は月を越えていた。

今はその判別がぼやけている。
今日もぐらついて横になったが嫌な感じの眩暈感で目線が落ち着かない。
しかし振り払うように気合をいれて暫くしたら気にならなくなる。

一年前は
あと1年経てば大方の症状は片付いて自由な日々が戻ってきていると期待していた。
仲間についても同じように感じていた。
あの頃は、思い返せば症状はかなり厳しくて今のようではない。仲間の状況も同じだったと思う。

しかし今はこの寒さで交感神経が興奮するせいか筋肉の緊張も出ているし、神経を使いすぎると不眠にもなる。
暮れから正月とイベントも続くし体も神経も無理をしている。その上に寒くなる。
交感神経はオーバードライブ状態に。

離脱は言って見れば人生の総ざらいという面がある。
精神面の過敏さに今まで生きてきた中で始末できなかった思いも乗っかって辛さが倍増するだろう。
その坩堝の最中で少しでも楽になる、あるいはこの際人生の塵芥まとめて放り投げてすっきり元気になるチャンスを掴むために
今までも何回か書いてきたけれど
テクニックが必要だと思う。

良い悪いから外れて、クールにテクを使う。
何でも試して損はないのだから心の、あるいは気持ちの、あるいは頭の、脳の使い方のテクをあれこれやるのが一番いいと思う。
精神症状が厳しい時には無理だと考えてしまうけど
本当にそうだろうか
よくよく辛抱して観察しているとふっとした隙間は必ずある
その隙間こそ
頑ななよろいのような離脱症状のほどけていくきっかけかもしれない

どんな状況にあっても幸せでいる力はある。
人間とはそういう生き物らしい。
そんな素晴らしい人間の力を奪ってしまう精神薬の副作用、離脱症状。

誰かへ。
渦中にあっても間隙をついてやってくるふっとした隙間を見逃さないで捉えて欲しい。
あなたが感じていないかもしれないあなたの力は、あなたの内からその素晴らしさを発現しようと一生懸命なのです。
あなたはその肉体に閉じ込められていると感じているし、まるで囚人のように辛苦にあえいでいると思っているけれど
あなたはもっと大きな存在です。
その体はこの世界であなたが生きていくための乗り物。
その乗り物が今は不調であなたも苦しい。
でもあなたは乗り物ではありません。
乗り物はあなたの一部分です。
そんな風にして意識を身体から離してみて欲しい。精神症状が酷い場合は何も考えない瞬間をつなげてつなげて、泣きたくなったから思う存分泣いて次の瞬間深いリラックスを感じてください。
毎日少しだけでも良いからやってみてください。
そのうちきっと離脱の牢獄に穴があきます。