滋賀県高齢者運動連絡会 や 滋賀年金者組合などが 後期高齢者医療制度の廃止を求めて始めた県庁前での 「怒りの集会」
年金支給日ごとに行ってきたこの集会も、 今日 8月15日 で 33回目となりました。
10月からの 年金1%の削減 が迫り、また、自民公明政権 の 社会保障制度改革国民会議 が 最終報告書 で 社会保障の全面的な大改悪 を打ち出したばかりとあって、
高齢者の生活に危機感を抱いた年金者組合員など 約70人 が 猛暑にめげず 駆けつけました。
それにしても、今日の県庁前 は ものすごい暑さで、
集会を開く石畳の広場 に パイプ椅子を並べるだけで 汗が 噴き出してきました。
高齢者 が ここで 数十分の間、暑さに耐えられるだろうか と 皆で心配していたところ、
県庁職員が現れ、 「今日は日陰で集会を開いてもよい」 とのこと。
これまでは、横断幕 も ノボリ も スピーカー も 駄目 と 規制ばかりしてきた県庁側 が 「高齢者の健康を案じて 思いやり」 を 示してくれました。
しかも、県庁玄関に直近の場所ですから、一瞬、耳を疑った者 も ありました。
ということで、県庁舎建物の陰で集会を始めることができました。
最初に 滋賀県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長 が 次のように 訴えました。
8月5日 に 社会保障制度改革国民会議 が 安倍首相 に 提言を出した。
私は、それを読み、 「人を馬鹿にするな」 と 思いました。
医療の問題では、 大きな病院に行くには、 町医者の紹介状 が なければ行けない。
ある改革委員は 「紹介がない人からは 1万円とれ」 と 言った。
介護問題では、 要支援 1・2 の 人を 介護制度からはずし、地方自治体 で 面倒をみよ と いう方向 に 切りかえる。
自治体財政によっては、 対応できないところ も 出てくるだろう。
国民健康保険 を 現在の市町村運営から 都道府県の管理 にする。
現在、 全国の市町村では、 約4000億円 を 国民健康保険の為 に 一般会計から入れているが、 これ を 止めさせる。
そうすると 国民健康保険料 が 限りなく上がって 払いたくても払えない事態 と なり、
「 貧乏人 は 医者にかかれない 」 と いうことに つながりかねない。
安倍首相の暴走 が 始まり、年金の切り下げ、 消費税の増税、 大企業の減税 が 行われようとしている。
これを 許すことはできないというのが 国民大多数の声である。
全国の仲間と 力を合わせて、 暮らしを守ろう、 医療を守ろう、 命を守ろう と いう闘いのため に ともにガンバロウではありませんか
次に、滋賀県母親連絡会の瀧智恵子会長が、今日午前中に草津駅前で19人が集会を開き、「赤紙」の配布、戦争体験のリレートーク、署名を行った経験を報告しました。
続いて、第23回滋賀県高齢者大会実行委員会の八田光雄委員長が 次のように呼びかけました。
今年10月から 年金が1%切り下げられるが、それとは別に 共済年金が大幅に切り下げられる。
それは 年齢が一定以上の人が対象だが、多い人は 年額30万円も 減らされる。
2・5%どころの話ではない。
恩給部分の年金額が厚生年金よりも多いという理由で削るのだが、
下げ方が滅茶苦茶で、多い人は 10% も 1年で 削るという。
こんな馬鹿な話は ない。
該当する方は、一般の年金削減の行政不服審査請求と同時に、
自分の共済年金の引き下げについても 行政不服審査請求を出してもらいたい。
今の行政は、国民の声を聞く姿勢が全くないのだから 不服審査請求を 出さなければならない。
参議院選挙でねじれが解消したと言っているが、これを聞くと腹が立って 血圧が上げる。
自民党政府と国民のねじれ は 益々深刻になっている。
本来の話に戻るが、県高齢者大会を10月31日、彦根で開く。
記念講演の田辺鶴瑛さんの講談は 素晴らしい。
自分で3人の介護をした経験を ユーモアいっぱいに 語ってくれます。
「ふまじめ介護」 と いう本も 2冊 出ています。
ご本人のサイン入りで 1300円ですから 買ってください。
内容盛り沢山の分科会 も あります。
ぜひ、たくさんの方に参加していただくようお願いします。
年金者組合滋賀県本部の徳永博書記長が、行政不服審査請求の取り組みについて、次のように協力を訴えました。
行政不服審査請求は、政府に対し 「私は 年金切り下げについて 納得いきません」 と言って、文書で 物申すことです。
行政不服審査請求を出したからといって、10月からの年金1%削減を 阻止することは 困難だが、
年金者組合員11万人が出すことによって、 大きな政治的インパクトを与え、来年以降の 年金切り下げを阻止する世論を作っていきたいということです。
政府の 「もらい過ぎている年金を本来の水準に戻すだけ」 という宣伝を打ち破り、
「年金2・5%削減は不当なものである」 という確信を 持つよう学習を 積み重ねることが 重要である。
( ここで、年金削減が不当な 7つの理由を説明したが、省略します )
不服審査請求は 年金者組合の支部や職場で 学習と討論を重ね、
無理強いすることなく 団結を高める形で 成功させたいと 思いますので、よろしくお願いします。
最後に、「 高齢者イジメを無くすために ガンバロー! ガンバロー! ガンバロー! 」 と 唱和して閉会しました。
年金支給日ごとに行ってきたこの集会も、 今日 8月15日 で 33回目となりました。
10月からの 年金1%の削減 が迫り、また、自民公明政権 の 社会保障制度改革国民会議 が 最終報告書 で 社会保障の全面的な大改悪 を打ち出したばかりとあって、
高齢者の生活に危機感を抱いた年金者組合員など 約70人 が 猛暑にめげず 駆けつけました。
それにしても、今日の県庁前 は ものすごい暑さで、
集会を開く石畳の広場 に パイプ椅子を並べるだけで 汗が 噴き出してきました。
高齢者 が ここで 数十分の間、暑さに耐えられるだろうか と 皆で心配していたところ、
県庁職員が現れ、 「今日は日陰で集会を開いてもよい」 とのこと。
これまでは、横断幕 も ノボリ も スピーカー も 駄目 と 規制ばかりしてきた県庁側 が 「高齢者の健康を案じて 思いやり」 を 示してくれました。
しかも、県庁玄関に直近の場所ですから、一瞬、耳を疑った者 も ありました。
ということで、県庁舎建物の陰で集会を始めることができました。
最初に 滋賀県高齢者運動連絡会の石坂昭典会長 が 次のように 訴えました。
8月5日 に 社会保障制度改革国民会議 が 安倍首相 に 提言を出した。
私は、それを読み、 「人を馬鹿にするな」 と 思いました。
医療の問題では、 大きな病院に行くには、 町医者の紹介状 が なければ行けない。
ある改革委員は 「紹介がない人からは 1万円とれ」 と 言った。
介護問題では、 要支援 1・2 の 人を 介護制度からはずし、地方自治体 で 面倒をみよ と いう方向 に 切りかえる。
自治体財政によっては、 対応できないところ も 出てくるだろう。
国民健康保険 を 現在の市町村運営から 都道府県の管理 にする。
現在、 全国の市町村では、 約4000億円 を 国民健康保険の為 に 一般会計から入れているが、 これ を 止めさせる。
そうすると 国民健康保険料 が 限りなく上がって 払いたくても払えない事態 と なり、
「 貧乏人 は 医者にかかれない 」 と いうことに つながりかねない。
安倍首相の暴走 が 始まり、年金の切り下げ、 消費税の増税、 大企業の減税 が 行われようとしている。
これを 許すことはできないというのが 国民大多数の声である。
全国の仲間と 力を合わせて、 暮らしを守ろう、 医療を守ろう、 命を守ろう と いう闘いのため に ともにガンバロウではありませんか
次に、滋賀県母親連絡会の瀧智恵子会長が、今日午前中に草津駅前で19人が集会を開き、「赤紙」の配布、戦争体験のリレートーク、署名を行った経験を報告しました。
続いて、第23回滋賀県高齢者大会実行委員会の八田光雄委員長が 次のように呼びかけました。
今年10月から 年金が1%切り下げられるが、それとは別に 共済年金が大幅に切り下げられる。
それは 年齢が一定以上の人が対象だが、多い人は 年額30万円も 減らされる。
2・5%どころの話ではない。
恩給部分の年金額が厚生年金よりも多いという理由で削るのだが、
下げ方が滅茶苦茶で、多い人は 10% も 1年で 削るという。
こんな馬鹿な話は ない。
該当する方は、一般の年金削減の行政不服審査請求と同時に、
自分の共済年金の引き下げについても 行政不服審査請求を出してもらいたい。
今の行政は、国民の声を聞く姿勢が全くないのだから 不服審査請求を 出さなければならない。
参議院選挙でねじれが解消したと言っているが、これを聞くと腹が立って 血圧が上げる。
自民党政府と国民のねじれ は 益々深刻になっている。
本来の話に戻るが、県高齢者大会を10月31日、彦根で開く。
記念講演の田辺鶴瑛さんの講談は 素晴らしい。
自分で3人の介護をした経験を ユーモアいっぱいに 語ってくれます。
「ふまじめ介護」 と いう本も 2冊 出ています。
ご本人のサイン入りで 1300円ですから 買ってください。
内容盛り沢山の分科会 も あります。
ぜひ、たくさんの方に参加していただくようお願いします。
年金者組合滋賀県本部の徳永博書記長が、行政不服審査請求の取り組みについて、次のように協力を訴えました。
行政不服審査請求は、政府に対し 「私は 年金切り下げについて 納得いきません」 と言って、文書で 物申すことです。
行政不服審査請求を出したからといって、10月からの年金1%削減を 阻止することは 困難だが、
年金者組合員11万人が出すことによって、 大きな政治的インパクトを与え、来年以降の 年金切り下げを阻止する世論を作っていきたいということです。
政府の 「もらい過ぎている年金を本来の水準に戻すだけ」 という宣伝を打ち破り、
「年金2・5%削減は不当なものである」 という確信を 持つよう学習を 積み重ねることが 重要である。
( ここで、年金削減が不当な 7つの理由を説明したが、省略します )
不服審査請求は 年金者組合の支部や職場で 学習と討論を重ね、
無理強いすることなく 団結を高める形で 成功させたいと 思いますので、よろしくお願いします。
最後に、「 高齢者イジメを無くすために ガンバロー! ガンバロー! ガンバロー! 」 と 唱和して閉会しました。