被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

キッチンカー炊き出し 

2011年04月01日 | 地域社会起業育成支援

 

急遽決まった上栗林での豚丼炊き出し。

キッチンカーで、煮炊きをし、豚丼を作ってくださいました。

「おいしいものを食べているときが、幸せだわ」

「いつもより食が進むなぁ」

などの声があちこちで聞こえてきました。

 

たまねぎの甘みがばっちりと出ていてとってもうまがった!

御飯もお肉もたまねぎもモリモリでしたが、

おかわりをしていた方もいらっしゃいました♪

株式会社マングローブの竹本さん、阿部さん

おいしい豚丼と幸せをありがとう!

ごちそうさまでした。

柏崎

 


洗濯機届けました!

2011年04月01日 | 地域社会起業育成支援

お久しぶりです。柏です。
3月12日に黒松内を出発し、3週間が経とうとしています。
私の実家、釜石の片岸町は津波により、高台を抜かして、瓦礫の山。
見慣れた場所は一瞬にして、姿を変えてしまいました。
様々な受け止めたくない現実が目の前に広がり、
悲しい想いもたくさんしていますが、
私の知らないところで、たくさんのみなさまが
応援してくださっていることを知り、うれしい気持ちでいっぱいです。
心を強く持って、日々すごしています!
本当にありがとうございます!

でも、まだまだガス、電気、水が使えないところもあり、
不便な生活を強いられているところもあり、
早く復旧してほしいと願う日が続いています。

そんななか、今日は片岸地区のみなさんが避難している上栗林集会所に
待ちに待った洗濯機を届けました!

早速、お母さん方が洗濯機を使い、
真っ白になった服をうれしそうに干している姿が見られました。
電気が通らなかった時は、
沢水で洗濯をしていたところもあったので、
洗濯機で洗えるこということは
とてもありがたかったようです。

そうそう。
子袋プロジェクトに入っていた北海道神宮のお守りをかばんにつけていた
おじいちゃんがいました。
手ぬぐいを頭に巻いて、御飯支度しているお母さんやつめきりを使っている方。
子袋は大活躍中のようです♪


はるきちさんエゾロックのみなさん ありがとうございました

2011年04月01日 | 地域社会起業育成支援

宮本です。札幌に戻ってきました。ご紹介が遅くなりましたが、第5次隊には はるきちオーガニックファームの小林卓也さんと環境NGOエゾロックの草野代表はじめ岩佐まどかさん、井下友梨香さん、丸藤健吾さんが一緒に帯同して 炊き出しをしたり、子どもと一緒に遊んでいただきました。

  炊き出しは この周辺ではもっと被害が大きい(火災もあり)といわれる大槌町に行っていただきました。赤浜小学校の避難所の目の前にはまだまだ瓦礫の山が続き、電気などのライフラインも復旧していない状態でした。学校では水につからなかった2階で卒業式のために練習する歌声が響いていました。

 

はるきち隊長率いる炊き出しチームは決してよいとはいえない環境、慣れない作業にも200名の石狩鍋をつくり、みなさんに「あたたかい」さをふるまっていました。避難所だけではなく、どこからともなく、人々が集まってきていました。

 


キッチンカー到着

2011年04月01日 | 地域社会起業育成支援

Good Luck! Cook Luck! (もうひとつあったな・・?)を合言葉に、10,000食の炊き出しを目指した(株)マングローブの竹元さんと阿部さんが運転する大きなキッチンカーが「北海道」の看板を大きく背負って午後到着。 

なんと、いったん釜石市街に出て燃料を補充したもの道路が通行止めと思い、遠野に戻り県道35号の細い山間くねくね道(第1陣で越えた笛吹峠)を通って来たということ。 お疲れ様です!!

さっそく上栗林避難所と家庭避難者へ80食ほどの豚丼の準備を始めました!!

二晩、我キャンプに投宿し3日には300食、栗林小学校での炊き出しを予定して頂くことになりました! 

ありがとうございます!

根浜、箱崎、白浜

2011年04月01日 | 地域社会起業育成支援

お昼を挟んで、第5次隊が先遣していた鵜住居の対岸(湾)の半島の集落、根浜(ねばま)、箱崎、白浜を回りました。根浜は壊滅、箱崎は高台の家を残して壊滅、白浜は家屋は急斜面にあるので、10軒くらいが津波を受けて大破していました。

家を失った多くの人は、釜石市街や栗林の避難所にいるか、疎開避難をしたとのことでした。地域内の家庭に避難している人もわずかですが、道路がつい最近まで開通していなかった、まだ電気、水道、通信が普通で、難を逃れた人々も生活道路が立たれて孤立していた場所です。 自衛隊が食糧を運んでいるのでいますが、必要な食糧もあり、
燃料と生鮮野菜(と言ってもわずかでしたが・・)を運びました。

ガソリンが、2,3日前から配給制になりましたが、取りに行くのに3,40分かかってしまうのです。 しかし、物資補給は不便はあっても、大方解消しつつあります。

写真は、津波の到達最終地点・・・天と地の差がある世界です・・。

高木

打ち合わせ 今と未来・・

2011年04月01日 | 地域社会起業育成支援
本日の栗林キャンプのボランティアは、第5陣を合わせて合計6名、この6人で第6陣を張ります。 大きなミッションは、長期支援の体制づくりにあります。

ここ鵜住居川流域の河口は壊滅被害ですが、ちょっと上流にあがった栗林地区はいつもと変わらぬ農村風景が広がっています。そこにある2つの避難所に約260名、それにプラスして身寄りを頼って民家に避難している人を加えるとおそらく300名程ではないかと推測されます。当初は700名と聞いていましたので、どんどんと疎開的な避難をしていらっしゃるようです。

当面の明日の仕事は・・・
子どものケア活動 今日は拠点の引っ越しで実施ができませんでしたので、夕方にQちゃんとジョイが避難所へ行き、場所が変わったことを子ども達へインフォメーションしてきました。午前、午後と子どもの居場所づくりを再開します。

鵜住居の孤立している集落・箱崎へ物資の配送
上栗林避難所に洗濯機の配送
遠野にモンベルさんが山形ヤードから届けてくださる物資保管用のテントのリレー配送
新拠点は2団体で使用するのでその利用方法の打ち合わせ
新拠点にある物資の整理
事務作業ができる環境づくり
児童向けの文具セットに黒松内の子ども達からのメッセージを織り込む作業

私達は、ツーリズムという観点から地域再生を目指して、ロングスパンで鵜住居流域に関わってゆくことに、腹を決めました! 

というわけで・・、さらに上流の橋野地区へも訪れて、グリーンツーリズムで民泊を始めているFさん(この方々は被災者支援のボランティア活動しています)ともお話しをしてきました。避難所の大きな部屋に大勢で暮らしている被災者のお年寄りをワンディで上流のお宅にお連れして、お風呂付で休んでもらうプロジェクトを画策し始めました。

高木