被災地支援 -できることをやろう- から -ひとつなぎ- へ   NPO法人ねおす

『三陸ひとつなぎ自然学校』の釜石市を中心とした活動を応援しています。

お知らせ

★【2015年12月23日エルプラザ】「5年目の今、未来への挑戦」の報告会があります

5/2 青森駅集合現地行き

2011年04月27日 | 現地活動拠点後方支援

すでに、426日付のブログでご案内していますが、私どもが支援活動を展開している釜石・鵜住居流域地域でのゴールデンウィーク中のボランティア募集をしています。 

現地の宿泊の関係から15人を募集し今晩の段階で9人のお申し込みを頂きました。

あと6名様分のお席があります。 保険の関係で28日を締めきりとしておりますが、ご自身でボランティア保険をかけて頂ければ、定員に達するまでお受付します。 

この企画は、普通のボランティア募集とはちょっと違った仕立て、52日の昼に青森集合、55日青森解散の活動ですが、同じ目的をもった方々が必要実費を負担し、東北内での移動経費は被災地支援の補助金を利用するという、有志同行(ツアー)形態をとっています。

「なぜ・・、この時期にツアーなのか、不謹慎でないか!」

と感じる方もいらっしゃると思いますので、少し意味合いを説明させてください。 

被災後50日を越えた時期です。被災地の状況は物資の供給でもまだまだ差はありますが、四十九日の慰霊祭も過ぎ、避難状態に「生活」が始まっています。 その「今の暮らし方」が、少しずつ未来へ向かってより良く変わってゆくことに私達は支援してゆきたいと考えています。

当地では、豊かな自然がある農山漁村の中で、体験宿泊交流が少しずつ始まっていました。受け入れ協議会も作られ、5月には大きな受け入れ事業を実施することになっていたのですが、この震災でなくなりました。

NPO法人ねおすのミッションは、「自然と人、人と人、社会と自然のつながり」づくりです。そのひとつの手法としてエコツアーや都市と農山漁村交流プログラムの実施・普及を行ってきました。

だから、その「芽」を枯らすことなく、再び芽吹かせる「機会」をつくりたいのです。

この鵜住居流域の海、農村、森、自然、歴史、生活文化を、都会や地域外に住む人々に知って頂く体験・交流活動です。

今回は、ボランティア活動もして頂きますが、被災地の元々の自然や人の様子も皆さんにしっかりと感じて頂きたいと考えています。 猛烈・想像を絶する自然の脅威も感じてほしい、その被災の後に立ちあがろうとしている人々にも出会って欲しい・・・

被災地のために何かするボランティア活動ではなく、私達も現地から学ばせて頂く、視察という意味合いもあります。

また、この震災の影響で東北全体の観光客も減ってしまい、経営の死活問題にもなる地域も現実化しています。民泊もなんとか手配がつきました。ペンションにも泊まります。温泉にも入ります。弘前の観光地(桜が見れる?)も回る「旅の要素を取り入れます。

地域への経済支援を皆さんに多少なりともして頂きたいと考えています。

よろしくお願い致します。

NPO法人代表 高木晴光

 

 

 


元気のもと

2011年04月27日 | 地域社会起業育成支援

黒松内町から持ってきてくださった
食品加工センター「トワヴェール」
のソーセージ、ジャーキー、チーズ、
黒松内産のじゃがいも、
寿都町さまからいただいたバナナなどの果物を
上栗林の避難所や
重機で瓦礫のなどの作業をしている地域の方にお届けしました。

さすがに毎日作業しているので疲れている表情でしたが、
これらを食べて元気をつけていただきたいです。

「これ食べたら、元気になるなぁ!」

その言葉がうれしかったです。

柏崎