国産基本ソフト?

asahi.com 政府、ウィニー対策で国産ソフト開発を正式決定

防衛庁の「Winnyが動かないPC」に続いて、また、情報技術の基本を知らない役人によって、
税金が無駄に使われるのではないかと、心配しています。

「次世代基本ソフト」と報道されているので、おそらく、
Windowsに代わるオペレーティングシステム(OS)を開発するのでしょう。

かつて、日本語対応Unixを開発する「シグマプロジェクト」がありましたが、
SunOSの日本語化によって、無意味になりました。
坂村健先生によるTRONプロジェクトは、WindowsよりもUnixよりも優れているのに、
政府がアメリカ合衆国の外圧に屈し、学校へ導入できませんでした。

中途半端な基本ソフトウェアを国家プロジェクトで開発するよりは、
アジア諸国と共同で、LinuxとFreeBSDの国際化を進めるべきです。
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