日記帖

飛ぶ鳥のように、渡る風のように、流れる水のように、野に咲く花のように、煌めく星のように。

~靴磨き~

2024-11-24 17:41:25 | 作文する
午後はひたすらに靴を磨くのでした。
母様は、よく靴を磨いてくださいました。
今はそれを思い出して、自分で靴を磨くのです。

プロ野球選手で靴を集めるのが趣味の方がいらしゃったと思いました。
外国人選手で、愛称がシューズだった?

ある日、私の下駄箱を見た、叔母様がびっくり。
”日々草君は、足1つ(左右で2本)しかないのに、下駄箱いっぱいに…
何足あるの?_わたしなんか……”

サンダルを除いて
13足くらいでしょうか。他に自転車用の靴も2足あります。
実はバイク用のブーツも欲しいのですが…

一番長持ちしているのは、
35年以上使っている、イタリア製のゴアテックスの登山靴です。
これは本当に素晴らしい。
登山した訳ではなく、写真撮影に使っていました。
雨のなかでも、豪雪のなかでも、炎天下でも守ってくれる靴が必要だったのです。

素敵な靴履いていますね。と、一度言われたことがあるのですが
好きなあの子から言われたら、嬉しかった。

靴じゃなくて、

あなたのことを
愛していると言われたら、もっと嬉しかった。

話題を変えますが、
ピアニストの方って、何着ドレスをお持ちなのでしょう?
保管、クリーニングだって大変。

曲に合わせてデザインされる方もいるし、
これだ!と思って買われるときもあるでしょうし。

肩で服を吊るタイプは演奏中に、万一、生地が肩から滑り落ちても
直せないので、大変だと思う。

でも、衣装は、
聴いている私の
演奏者の気持ち、作曲家の気持ち(魂?、残留思念)の感受には
一切関係がない。





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~U氏のこと~

2024-11-24 17:12:48 | 作文する
昨夜、ある会合が有った。
私はここ数年、書紀みたいにパソコンで議事録を取る係。

そこで「Uさんの代わりに、◯◯をやって」と
上役のAさん、Bさんが言い出す。
Uさんはある病気を病んでいるように見えて、ダメ印(いん)を押して
私を代役に立てるらしい。Uさんは会合に欠席している。
「フォローするのが、私の役ですから、何事も(基本的に)断りません」
----------------------------
そこまでは良かった。
Uさんの(病気であろう)事について、同情、哀れみ、を感じされる発言はなく、非難ではなく、もはや上から目線どころか嘲笑の的だ。
男性も女性もいたが、男性は年齢の上下を問わずだった。

私は一切何も言わない。

この人はこういう物言いをし、
あの人はそういう物言いをし、
というのが、自分の予想通りに展開されている。
やはりこの人の本性はこれか…とも落胆もしたが、これはどうしようもない。

他人に教えられても、自分で真に理解しなければ、
悟りでも会得でもないのだ。

程なく、会合は終わり、
翌日の今日は、Aさんと様々な雑用に午前中忙殺される。
無給かもしれない。後日なんとかなにかするかはわからない。
休日の午前中の数時間を犠牲にしてくれ…
私だけいつものお誘いである。

Aさんは、再び、Uさんのことを言い出す。
私でなく、Uさんが来たら…という。

私は言った。
”Uさんの立場は誰しもが通る道かもしれない。
さまざまに彼の置かれている立場、年齢、職業、周囲の状況を
考えると、彼は本当に大変ではないのですか?”

Aさんは言った。
私の持つ病気も、Uさんの病気も場所が違うだけ…

心のなかで、良かったと、ただ、それのみ、私は思いました。
やっとわかったのか…とも思いませんでした。
Aさんを見下すことは、
Uさんを見下したあの人達とあまり変わりはないのかもしれません。






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