三菱UFJ銀行は11月22日
東京都内の2つの支店(練馬支店(旧江古田支店を含む)、玉川支店)の
貸金庫から顧客の現金や貴金属を盗んだとして、
貸金庫の管理を担当していた支店の店頭業務責任者を懲戒解雇を発表した。
三菱UFJは私も口座があるが、貸金庫はない。
貸金庫を借りるには、
その支店に一定程度の預金、取引履歴が必要のようだ。
金庫の暗証番号や鍵は、借りている本人以外は銀行が持っているはず。
もし私が貸金庫を借りていて、死んで相続がなされず、銀行が私の死を知れば
貸金庫の財産は全て貸金庫の銀行に没収されるはずだ。
(何事もそうだが、ルールは決めるほうが有利になっている)
銀行のセキュリティカメラの動画、金庫を開けた履歴は管理されているはずだ。
銀行は定期的か抜き打ちで徹底的な監査があるはずで、
それらをくぐり抜けて犯罪というのも時に発生する。
今回の事件も、やはり、なにか甘かったのだろう。
三和銀行オンライン詐欺事件(1981年)をご記憶の方もいよう。
当時の金額で、1億8000万円だ。
銀行に限らないが、
ある程度の信用能力のある(連帯)保証人を求められる就職先がある。
(本人はともかく)実家のご家族と、保証人の方は大変だったろう。
滋賀銀行9億円横領事件をご存じの方もいよう。
足利銀行2億円横領事件
被害を受けた方は、三菱UFJが補償するようだが、
今回は時価十億円を超えているそうなので、
これは、本人のご家族、保証人はさぞ大変だろう。
漫画家の矢口高雄さんをご記憶の方もいよう。
秋田県のユースホステルに宿泊した時に
釣りキチ三平の絵が飾ってあった。
矢口高雄さんの作品で、9で割れ!!―昭和銀行田園支店 という銀行員時代を描いた作品がある。9で割る意味は↓を参照されたい。
このなかでも、銀行の金に手を付けて、退職した男性職員の話があった。
懲戒解雇でなく、依願退職になったそうだが、
こういう話はなかなか表には出ない、よくある話なのかもしれない。
お金というものは恐ろしいものなのだ。
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