今から73年前の1936年2月26日の東京は積雪により銀世界だったようですが、冷たい小雨降る中を映画鑑賞に出かけました。 「おくりびと」のアカデミー賞外国語映画賞受賞を聞き、少し触発されたのか邦画を観ることにしました。
まず午前中に観たのがマキノ雅彦監督作品「旭山動物園物語」です。旭山動物園へは平成19年の10月に一度訪れたことがあるので、すべてのシーンを懐かしく眺めることも出来ました。見終わって、ほのぼのとした気分になる映画といえます。
この作品は動物の生態をそのまま見せる“行動展示”で一躍話題となり、今や日本一の入園者数を誇る北海道・旭山動物園の奇跡と感動の物語を映画化したものです。 閉園の危機に追い込まれながらも、全国有数の人気動物園へと復活させた園長と飼育係たちの奮闘を描いた有名な話です。
テレビドラマ「奇跡の動物園 旭山動物園物語」で園長を演じた津川雅彦が、監督マキノ雅彦としてメガホンをとっています。ベテラン西田敏行を主演に、長門裕之、岸部一徳、柄本明、萬田久子、天海祐希、笹野高史といった実力派が脇を固め、テレビでも見慣れた俳優が続々と登場します。(シネマトゥデイ)
主演の西田敏行以外は現在の日本映画界を背負って立つ脇役俳優人勢ぞろいの感を持ちました。最近は主役より脇役のキャスティングや演技力に目が行くのも 年齢のせいでしょうが・・・・
監督の実兄である長門裕之演じるベテラン飼育係のはしゃぎぶりも兄弟愛の発露と見過ごしましょう。これも津川雅彦監督作品の特徴?でもあるのでしょうね。 いまや日本映画界の脇役陣筆頭格笹野高史。この人も健在です。わりに出番の多い西田の上役で登場します。
萬田久子、天海祐希の女優二人もそれなりの役柄で出演しています。他に岸部一徳、柄本明、六平直政 、三谷照男演じる飼育係の存在感ある演技に 準主役の中村靖日 、前田愛が食われてしまっている感じもありますが、そこはご愛嬌でしょうか?
あらすじ: 1992年、入園者数が減り続け閉園を迫られていた旭山動物園に新人飼育係の吉田(中村靖日)がやってくる。赤字財政を抱える中、園長の滝沢(西田敏行)は動物園を建て直そうと日々奔走していた。動物たちの習性や特徴を飼育係が直接入園者に説明するなど、自分たちでさまざまな試みを工夫するうちに、市民の支持を取り戻していくが……。(シネマトゥデイ)
先に観て 必ずしも好評ではないコメントを投稿した僚友無雲さんの気持ちも少し解るような気がしましたが、まあ娯楽大作として笑ってみている分には問題ない作品と言えますね。
午前中に一本目鑑賞後、都営大江戸線で東中野へ向かいました。
午後もう一本気になっていた映画を観る前に腹ごしらえすることにしました。
駅前の商店街の一角にあるキッチンレストランのランチタイムメニューです。
若者向けメニューのボリュームと脂肪分の多さに圧倒されてしまいました。
ポーク・ステーキの肉の多さにご注目ください。
チキンカツにはこってりソースがかけられていました。
昼食を終えて 最初の一言「今夜夕飯いらないからね。」
そのキッチンの前に 先日日本テレビ番組「ぶらり途中下車の旅」で紹介された仏蘭西料理の弁当屋さんを見つけました。フランス人のシェフが作るフレンチのお弁当が売りです。
今日も お立ち寄りいただき 有難うございました。