新春街歩きの第二弾は 彩の国埼玉県は秩父の「蝋梅(ロウバイ)園」。 秩父の宝登山山頂にある「ロウバイ園」は連日、多くの観光客で賑わっているようです。 家人と娘が秩父温泉日帰り旅行に出かけました。
さてフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、蝋梅(ロウバイ)は名前に梅がついているためバラ科サクラ属と誤解されやすいのですが、ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木です。名称と異なり梅の一種ではなかったのです。
ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種があるそうですが、よく栽培されているソシンロウバイは花全体が黄色で花の香りは思ったよりずっと強いようです。
1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木で、基本種は、花の中心部は暗紫色で、その周囲が黄色です。花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用します。
唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなんでいるようです。本草綱目によれば、花弁が蝋のような色であり、且つ臘月(ろうげつ、旧暦12月)に咲くからこの名がついたともいわれます。
標高497メートルの宝登山(ほどさん)に架設されている宝登山ロープウェイは、 山麓駅から山頂駅までの全長832mを約5分間で結び、2台のゴンドラ(50名様乗り)が、山頂駅と山麓駅をつるべ式に往復する四線交走式システムで運転を行っています。
また、ゴンドラにつけられた「ばんび号」と「もんきー号」の名前の由来は、宝登山小動物公園の人気者、ニホンザルとシカにちなんだ名前です。
山頂駅周辺には、ロウバイ、梅、ツツジ、シャクナゲ、冬桜など四季折々の花が植栽され、美しい花とともに、連山の眺望が楽しめます。
宝登山山頂の西ロウバイ園では、早咲きの花が散り次の花が咲くという状況で、見頃となっています。 22日現在東ロウバイ園は、3~4分咲きの状況です。
宝登山山頂も朝早くからハイキングを楽しむ人たちで賑わっています。宝登山小動物公園には 「うさぎ」「やぎ」「ひつじ」「あらいぐま」などの小動物が訪れた観光客の気持を和ませてくれます。
山頂をあとに川沿いに歩けば、石英片岩とナウマン象で著名な長瀞渓谷の景観も楽しめます。 冬空に映える秩父連山は、凛として気高く見えたのもこの日のお天気によるものでしょうか。
今週末は、冬場の長瀞へちょっと日帰り温泉旅行に出かけるのはいかがでしょう。
今日も当ブログにお立ち寄りいただき 有難うございました。
注)ブログ記事のうち蝋梅についてはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から抜粋したものに一部加筆したものです。