567. 猛暑の中にも 朝夕は少し涼しい風が感じられ

ここ数日昼間は35度を超える日が続き、　そんな中を緊急事態宣言は21都道府県に拡大され, コロナ禍の勢い冷めやらぬ今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか?

暦の上では8月23日ごろから暑さが峠を越えて後退し始める　二十四節気の第14処暑（しょしょ）に入っています。
処暑は「立秋」に続く秋の節気として扱われます。

暑さが収まる頃と言われ、近年は残暑が激しい年もありますが、朝夕は少し涼しい風が感じられるようになる時期です。
しかし近年は残暑が激しい年もあり、8月下旬セミの声がまだ激しい時期ではピンとこないのも事実です。
『暦便覧』では「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明しています。

 

　

手紙やビジネスメールなどで、改まった文章を書く際に使われる時候の挨拶に「処暑の候」という言葉があります。
処暑の候を使う時期は、処暑の期間です。ちなみに残暑見舞いは、立秋以降に送るもので8月いっぱいまでと一般的に言われます。出典：神仏ネット（https://shinto-bukkyo.net/）

二百十日は、立春の日から数えて210日目に当たる日を意味し、稲が成り始める時期であり、台風シーズンの到来の時期を意味します。9月5日ごろまでが処暑に該当するため二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされてきました。

処暑の意味　
老陽日々に衰えて秋陰の気増大する即ち暑さが退く意味で処暑と言います。　
鷹乃祭鳥天地始粛禾乃登（たかすなわちとりをまつりてんちはじめてしゅくしかすなわちのぼる）とある如く
鷹が自らの鳥を食する前に紙に備え暑気が去って天地は清く爽やかで稲の穂がみのると言う意味だそうです。
出典：歓喜宝暦　神霊館　榎本書店

日本時間の8月27日　MLBエンゼルス大谷翔平選手、オリオールズ戦の一回に41号本塁打を放ち2位に5本差をつけシーズン本塁打王のタイトル獲得もかなり現実味を帯びてきました。

怪我や事故でもない限りこのままいけば誰も予想しなかった日本人メジャーリーガー初のホームランキングが誕生しそうな勢いになってきました。このままの調子を続けていってほしいと願っています。

いっぽう　日本のプロ野球では巨人の岡本選手27日現在32号で両リーグトップ、通算88打点は断トツ。30本塁打は4年連続4度目。　巨人で30本塁打を4年以上続けたのは62～80年王の19年、96～02年松井の7年、85～88年原の4年、07～10年小笠原の4年に次いで5人目。巨人の右打者では原の記録に並びました。
岡本和は今年で25歳となり、25歳シーズンまでに30本以上を4度は王、清原（西武＝5度）松井に次いでプロ野球4人目。4年連続は王、松井に次いで3人目です。また、チーム92試合目の30号到達は昨年の117試合を抜く自身最速なのです。　こちらも一皮も二皮もむけて大きく成長を続けてほしいものです。

コロナの猛威は続きます。　どちら様もデルタ株と熱中症にはくれぐれもご注意いただきますように。