大相撲はあと二日を残すのみでいろいろ盛り上がる中を「球春到来」プロ野球が開幕しましたね。東久留米でも「黒目川遊歩道」桜並木が満開で地元の人たちを楽しませています。
わが家の近くを荒川水系の河川である黒目川が流れています。
黒目川は、小平霊園から東久留米市、新座市を経て、朝霞市で新河岸川に合流するのですが、その両岸には延長約4キロメートルの遊歩道が整備され、近隣に住む人々の散歩道として親しまれています。
家から数分で黒目川遊歩道に出て、最初に出会う民家の庭にある桜の木を、私は当地の標準木にしています。
この木はいつも靖国神社のそれより4,5日後に開花します。
それを追いかけるように両岸の桜並木が一斉に咲きそろうのです。今年は都区内の主だった場所が22日満開、東久留米では26.7日に満開宣言というところでしょうか。
黒目川の水源は南沢湧水群で、市の中央に位置する落合川流域の南沢地域では、一日に約1万トン、下流部の下谷橋付近では、一日5万トンの流量になります。湧水はその透明さを保ったまま東久留米の住宅街へと流れ、やがて落合川と合流します。
沿岸部はまるで「生き物図鑑」を見ているような色々な生き物が生息。注目すべきはその多彩なことです。鯉やフナや小さな各種淡水魚。タヌキやカワウソ。珍しいカワセミ・オナガ・百舌といった野鳥たちに加えヒドリガモやカルガモの家族。オオサギ・チュウサギ・コサギなど白鷺各種そして亀など河原を観察していれば簡単に遭遇します。
黒目川と落合川に生息する鳥類は年間を通して50種類以上、それに哺乳類、魚類などとても言い尽くせないほど多彩なのです。
それに黒目川は アニメ映画『河童のクゥと夏休み』の舞台となった川です。
むろん河童はいませんが、河原に狸の一家が住み着き市民のアイドルと化した時期もありました。
さて 大相撲は前代未聞の元大関二人が優勝争いし、あと二日を残すのみとなっていますが、26日夕方にはお待ちかねプロ野球が開幕し、各地で熱戦を展開。セ・リーグ3球場ではすべて1点差ゲーム。 巨人は今年からDeNAに移籍した田中俊太に3安打6打点としっかり「恩返し」されました。 この大活躍に東京ドームでは敵味方関係なしの拍手が続いていました。
しかし肝心の時には頼れるベテラン亀井の代打サヨナラホームランで今季の初勝利。 この一撃で吉川の走塁ミスや中川の継投ミスがどこかへ吹き飛んでしまいました。それにしても太田といい、沢村といい、他にも数多の選手が巨人から他へ移籍した途端にのびのび大活躍するのもいまや恒例となりつつありますね。
そういえばオリンピックの聖火リレー、ついに始まってしまいました。 でもオリンピックってホントにできるのでしょうか?国の威信や関係者のプライドよりも、選手と観客および運営関係者の身の安全を考えれば やってよいかどうかくらいわかりそうなものですが・・・。
コロナ禍の収束がまだまだ予想できない中を とてもやれる時じゃないと気づいて当然なのに、他の国のアスリートが参加拒否でもしない限り決定権のある人たちは気づかないのでしょうか? それに海外からの観客を入国拒否して 、日本人だけが観る競技会を はたしてオリンピックと呼んでよいものやら私ははなはだ疑問です。
そんなこんなで先の見えない世の中ですが、どちら様も三密とリバウンドにはくれぐれもご注意いただきますように。