丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

36. 「一期一会」の真剣勝負

2008-04-16 10:18:16 | 旅の記録



 利尻島の「利尻マリンホテル」、志摩半島の「伊勢志摩ロイヤルホテル」、南紀勝浦の「ホテル浦島」、それに城崎の「奥城崎シーサイドホテル」は記憶に残る印象の良い宿でした。

36.「お奨めの宿四選」 

 言うまでもないことですが筆者の独断と偏見で選んだものです。たまたまその宿に一泊しただけでの印象ですが、観光地の宿はどこも「一期一会」。一泊だけの観光客に対しては特に真剣勝負であって欲しいとの願いもあります。

◆「利尻マリンホテル」
 北海道利尻郡利尻富士町鴛泊字港町81-5 
 TEL: 0163-82-1337 URL: http://www.marine-h.com/index2.htm

 港湾内に位置する潮の香りに包まれたホテルです。正面客室からは港湾全体と秀峰利尻山が一望できます。料理は地元で穫れた豊富な魚介類を素材とした和食を料理長が気合を込めて作ります。

 料理長が記したお品書きに気迫を感じます。年間半年4月下旬から10月下旬しか営業していないため予約には注意が必要です。



◆「伊勢志摩ロイヤルホテル」
 三重県志摩市磯部町的矢字笠取939-6 
 TEL: 0599-55-2111  URL: http://www.daiwaresort.co.jp/ise/index.html

 カキ筏が浮かぶ的矢湾を眺めながら、シェフ自慢のメニューを味わえるスカイレストラン、ダイニングルームをはじめ、新鮮な海の幸を愛でる日本料理、いろり焼、中国料理など、グルメ施設が多彩です。
 
 朝食の食材の生産地をレストランの前に掲示していたのには妻がいたく感心していました。場所柄、夕餉に伊勢海老料理が並ぶのもこのホテルの強みといえますね。



◆「ホテル浦島」
  和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1165-2
TEL:0735-52-1011 URL: http://www.hotelurashima.co.jp/ 

 帰るのを忘れるほど素晴しいと言われた忘帰洞をはじめ、多彩な6ヶ所の温泉巡りを楽しめます。忘帰洞の名前は、大正初期元紀州藩の徳川頼倫公が「帰るのを忘れるほど」 と賞めて名づけられたものだそうです。この天然の洞窟は、熊野灘の荒い風波に侵食されてできた、間口 25m、奥行き50m、高さ15mにも及ぶまさに天然の洞窟です。

 このホテルは滞在すれば必ず多彩な温泉巡りせざるを得なくなる構造になっています。 理屈抜きにしてお風呂好き・温泉好きにはお薦めです。



◆「奥城崎シーサイドホテル」
兵庫県豊岡市竹野町竹野字賀嶋4番地 
 TEL: 0796-47-0666  URL: http://www.okukinosaki.jp/

 目の前で生簀から揚げたばかりのぴちぴち地魚を調理人が豪快にさばき、アツアツ天ぷらをサッと揚げてどちらも出来たてをすぐにテーブルに届ける迫力満点の席前料理がお奨めの理由です。オプションで生簀から希望する魚介類を選択できるのも魅力です。地元でとれた新鮮な海の幸、山の幸を炉端の炭火焼きでどうぞ。

 帰りには女将を筆頭に関係した従業員全員が玄関でお見送りする姿は圧巻です。ただそれだけのことですが、どこでもできそうでいて、他の宿全てが実行できているわけではありません。観光客と宿は「一期一会」の真剣勝負なのですからね。




 還暦後の「コア」を求めて 全国各地を訪ねて 多くの出会いを体験しましたが たくさんのヒントをいただいた気がします。 新たな出会いを大切にしながら 今後は旅も 少し趣のちがったものに変えていきたいと思っています。

 さて いよいよ 来月から私の「8万時間」が始まります。 還暦後の「コア」らしきものが薄ぼんやりと見えてきています。 「助走期間」の最終週に 次なるテーマを模索してみたいと思っています。 

ブログ 丼季報亭の「8万時間への助走」お立ち寄りいただき 有難うございました。

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◆4Travel「Donkyさんの旅のブログ」(2013年6月投稿開始)は こちら 



                 


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