最近朝のゴルフ練習場での話題は新型コロナによる緊急事態宣言が出たら練習場の営業持続できるのかというものでした。
そうこうしているうちに4月7日夕刻 安倍総理より緊急事態宣言が発出されました。
そろそろそんな時期かと憶測が飛ぶ中でしたが 国策としては1-2週間遅かった気がします。
その後の識者たちの意見では1か月以上遅かったとの声が大半です。韓国の対応との差が感染者の伸び率に歴然としています。
個人的にはお花見シーズンの前に何故もっと厳しく発出できなかったのかが疑問です。政権末期を思わせるドタバタ劇が続き辟易としています。(2020年4月20日追記)
それに欧米のロックアウトとは大きく異なり、スーパー・コンビニ・デパ地下食料品売り場の営業は従来通りで、感染源と目されるバー・ナイトクラブ・カラオケや各種イベント会場・映画館や遊技施設など人が集まりやすい場所の5月6日まで一か月の休業・営業自粛を要請する ほぼ命令です。
8日現在政府と東京都の間では理髪店やホームセンターなどを対象とするかどうかで意見が分かれていて調整中なのだとか、何ともはがゆい世界です。今は一刻を争っている時だけに大阪ではあの橋下さんが国は地方行政に細かく口出しするのは混乱の元だと叫んでいます。ごもっともだと思います。
でも結局東京都は9日、政府の意向を受け、検討中の休業を要請する対象施設から理髪店やホームセンターなどを外す方針を固めました。居酒屋には夜間の営業時間の短縮を求めるようです。(2020年04月09日 13:45追記)
さてデパート・大手居酒屋・大手レストラン・スタバなどのチェーン店は一斉休業できるかもしれませんが、個人事業主による零細企業にとっては大問題、補償無き営業停止命令は死活問題です。
いくら国や都が在宅勤務を依頼したところで大半のサラリーマンはいつも通り満員電車で通勤しなければならず、毎朝毎夕「三密」の中を出退勤しなければなりません。家族は何とか外出を控えることができても、働き手はそうはいかないのです。本当に夜の歓楽街・居酒屋などが発生源なのであれば、1-2週間遅かった気がします。少なくとも大阪のライブハウスでの集団感染が発覚した時点で先を見通し迅速に準備し早期に発出すべきであったと私は思います。
そんな中 現在の自分の体調管理の要となっている早朝のゴルフ練習はどうなるのか疑問がわいてきました。7日夜は今一つはっきりしなかったのですが、朝になって練習場脇の高層階にお住いの知人からメールが入りました。練習場の駐車場にいつも通り車が停まっているというものでした。
駆け付けてみると行きつけのゴルフ練習場は早朝から営業していました。ただ少し制限付きで、偶数番号の打席でのみ可能 これにより人と人の間には4メートルのスペースを維持できます。しかし奇数番号は使用禁止で、日中のロビーも使用禁止 土・日の早朝ゴルフは営業中止となりました。
土・日以外は普段通りやれそうですが、一人でも感染者が出たら、閉鎖されるためこの先は全く見えません。
外出できる最後の牙城だけは感染者を出さないことを願うのみです。このささやかな朝の運動まで奪われると病気になりかねません。
運転免許の高齢者講習会はどんどん先送りし、このため免許更新の手続きができず失効真近、いやはや とんでもない世の中になったものです。
不要不急の外出を控えて、人と接する時間を7-8割削減すれば本当に収束できるのでしょうか?どこか根本を見失っていないか不安がよぎります。
ともあれどちら様も「三密」にはくれぐれもご注意いただきますように