うだるような夏の暑さも ピークを迎えますね。
いよいよ 葉月・八月の到来です。
日本では、旧暦8月を葉月(はづき)と呼び、現在では新暦8月の別名としても用いています。
例によって 葉月の由来は諸説あります。
木の葉が紅葉して落ちる月「葉落ち月」「葉月」であるという説が有名で、他には、稲の穂が張る「穂張り月(ほはりづき)」という説や、雁が初めて来る「初来月(はつきづき)」という説、南方からの台風が多く来る「南風月(はえづき)」という説などがあります。
また、「月見月(つきみづき)」の別名もあります。
英語名Augustは、ローマ皇帝Augustus(アウグストゥス)に由来します。
アウグストゥスは紀元前1世紀、誤って運用されていたユリウス暦の運用を修正するとともに8月の名称を自分の名に変更しました。
日本では 「にっぱち(2・8)」は売り上げが伸びずビジネスも厳しい月と言われていますが、 歴史を遡ると2月と8月の間には他にも不思議な関係がありました。
ユリウス暦の運用を修正したアウグストゥスはそれまで30日であった8月の日数を31日に変更していたのです。
そのとき 足りない日は2月の日数から減らしたため、2月の日数が28日となったのだとか。 2月はただでさえ日数の少ない月間29日から8月に1日分を譲っていたのです。
あきかぜづき(秋風月)、かりきづき(雁来月)、かんげつ(観月)、けんゆうげつ(建酉月)、こぞめつき(木染月)、そうげつ(壮月)、ちくしゅん(竹春)、ちゅうしゅう(仲秋)、つきみつき(月見月)、つばめさりづき(燕去月)、はづき(葉月)、べにそめづき(紅染月)みんな八月の別名です。
気温が上がり 大気の状態が不安定になると 局地的な雨に見舞われたり
雷雲が発生しやすく 稲妻や雷鳴など自然の威力を思い知らされるのですが
これも 夏の風物詩。
皆様 猛暑に負けることなく お健やかな日々を 送られますように。
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注)ブログ記事のうち「8月の暦」については
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』などから抜粋・加筆したものです。