丼季報亭「8万時間の休息」

旅の記録や季節の便りそれに日々の思いを軽いトーンで綴ってみました。

388.小朝とアリエッティ

2010-08-04 15:59:57 | 芸能・映画・音楽
 日曜日に 春風亭小朝の独演会へ行ってきました。
 
 そもそも小朝師はデビュー前から落語界のトップになると期待された逸材。
 非常に早い段階で高い知名度、富と名声を得、落語界で唯一、日本武道館で単独公演を行ったという傑物。

 
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 座席が最前列の中央で、なんと演者のまん前。 目線が合うのではないかと心配したのですが演者は最前列なんて目線を持ってくることはありません。

 さて開演するや 「夢八」「千両ミカン」の2題を50分でよどみなくこなし中入りへ。
演目以外にもそこここに 多彩な小話をちりばめ飽きさせない。

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 中入り後 二つ目の瀧川鯉斗の「動物園」と「南京玉すだれ」それからトリに再び登場した小朝師が「越路吹雪物語」これがなかなかの熱演で非凡なこの人の才能を充分にうかがわせるものでした。

生い立ちから、宝塚入団・退団と独立・パリ渡航を経て シャンソンの世界で 一世を風靡するまで、岩谷時子さんとの出会いや七歳年下のマネージャーとの恋愛・結婚。 晩年の癌との闘い そして病死。 

ウイットに富んだストーリー展開。 お見事でした。「物語」が終った途端に目頭にぐっと来るものを感じたのは、生まれて初めての体験でした。


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 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば 春風亭 小朝(しゅんぷうてい こあさ、1955年3月6日 - )は、日本の落語家、俳優。本名は花岡 宏行(はなおか ひろゆき)。東京都北区出身。東京電機大学高等学校卒業。前座名は春風亭 小あさ(読み同じ)。出囃子は『さわぎ』。キャッチフレーズは『横丁の若様』。社団法人落語協会理事(2001-2006年まで)。



 火曜日には 映画「借りぐらしのアリエッティ」を観に行ってきました。
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 メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。 舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄(ほんろう)される小人の少女アリエッティの運命がストーリー。

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 最初から ジブリ作品特有のあの猫が出てきます。 この猫ののんびりとゆったりとした動きに なぜかホッとするのです。

 印象に残ったのは樹木希林が声優を演じるお手伝いの春さんは声優の持つイメージとアニメの動きがかぶり面白い。ちょっとかぶり過ぎたかな?

 これはもうメルヘンですからね。 まあ全体では3.5くらいの評価でしょうか。

 10分前に入場して 座席は前から六列目の中央という特等席。
 都心部映画館なら指定席になる位置取りでしたね。

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 この日のランチです。 
注文してから出てくるまでに30分以上時間が経っていたのには唖然としましたね。


今日もお立ち寄りいただいて有難うございます。

 注)ブログ記事のうちアリエッティの詳細についてはYahoo映画欄から抜粋したものです。

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