連日報道される被災地の皆様の惨状を拝見していると本当に胸が痛みます。自然のもたらした史上最大の災害に心からお見舞い申し上げます。事態は未曾有の危機的状況ではありますが、原発事故が一刻も早く収拾し、被災地の速やかな復興を祈っています。
甲子園の選抜高校野球でも鐘や太鼓ブラスバンド応援を自粛、隅田川のお花見お祭りイベントも中止するなど 被災地の痛みを慮ると全国各地で浮かれてもいられない状況にありますね。
週末浅草寺の奥座敷伝法院の特別公開(4/28まで)を知るや 好奇心の強い家人は持ち前のフットワークを活かし 早速取材?に出かけました。
浅草では ほとんどの場所から 高さ634メートルに達したスカイツリーが臨めます。
年末には完成しそうなスカイツリーですが そのオーナーは東武鉄道と東武タワースカイツリーです。 両社は、墨田区を始めとする地域の期待に応え、以下の基本理念に基づき、新タワープロジェクトを推進しているそうです。
その基本理念とは…..
「1.地域とともに活力のある街づくりに貢献」
浅草や錦糸町、両国などの広域集客拠点に隣接し、交通利便性に恵まれた立地ポテンシャルを生かし、世界一の観光タワーを中核とした大規模複合開発により、地域とともに東東京エリアの新たな交流、観光、産業拠点を形成し、地域社会の活性化を牽引するとともに、国際観光都市東京の実現に貢献します。
「2.時空を超えたランドスケープの創造」
江戸期の景観を代表する隅田川を背景に、日本の伝統的な美意識のもと最新技術を駆使して造形した意匠により、足元の北十間川から連なる水の系が織り成す情景や下町の粋な雰囲気と融合し、他の地区にはない、時空を超えたランドスケープを創造します。
「3.防災面での安心と安全の提供」
万全の耐震、耐風、耐火性能を備えることにより、平常時はもとより災害時こそ電波塔の有する情報インフラとしての社会的意義を発揮するとともに、地震・火災・水害等の災害に十分耐え得る街づくりを進めることで、地域の防災性能の向上に貢献し、地域に安全と安心を提供します。
以上は東武タワースカイツリー株式会社の公式ホームページから抜粋したものです。 同社の本社所在地 は東京都墨田区向島1-32-3 東武すみだビル3F (代表者 代表取締役社長 鈴木 道明 氏) その資本金 は172億2千5百万円 設立 平成18年5月1日。 完成までのスケジュールは2006年度 基本設計 2007-08年度 実施設計 2008年7月 着工 2011年12月 竣工(予定) 2012年春 開業(予定)だそう です。
最高の高さ634mについて
武蔵の国など、「むさし」は日本人にとってなじみ深い言葉です。「634=むさし」という響きから、東京スカイツリーの高さを、広く一般に覚えていただきやすいと考えたそうです。
634(むさし)は、地域性や日本文化を想起させるものと言えます。武蔵とは旧国名の一つで、東京、埼玉、神奈川の一部を含む大規模な地域を指します。
東京スカイツリーが立つエリアは、歴史をひも解くとかつては武蔵の国でした。タワーからは武蔵の国を望むことができ、展望台に登ると目の前には、いにしえの風景がよみがえり、江戸の東、東京の東という歴史性や地域性に思いを馳せていただけることが狙いです。
3月11日以降余震が続き 被害の大きさが報道されることに加え、混乱を招く計画停電やら気の重い日々の連続で ブログの投稿もやれる心境にはなれませんでしたが、それを案じた家人の心配りでやっと一月ぶりの投稿にこぎつけました。
実のところ 私の甥っ子は家族を神戸の実家にあずけ、甥の嫁の兄弟達とともに現地の救済・支援に出向し 日々過酷な任務にあたっています。 こちらも全員 無事で元気に活躍して欲しいと祈るしかない今日この頃です。
何かと落ち着かない日々が続きますが、皆様のご健勝をお祈りいたします。
今日もお立ち寄り戴き 有難うございました。
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