406.三浦半島の春

　ここ数日寒波は和らぎ　春めいた日が続いています。

27日は日中の最高気温も18度を超え　東京マラソンでは市民ランナーが史上最高の3万6千人参加、都心の市街地を駆け抜けました。

　　おりしも三崎にお住まいのF君の奥様から　三浦半島では河津桜が満開との連絡が入りました。

　　

　　そこで　日曜日　京浜急行「三浦海岸」の小松ヶ池公園へお花見に出かけることにしました。

　　三浦海岸では　今年は２月５日（土）から３月６日（日）「桜まつり」 が開催されていました。

　　三浦海岸駅を降りると　駅前には見事に開花した　河津桜が出迎えてくれます。

　　駅前の花の咲き具合が　とても見事で　これだけでも来た甲斐があり、圧倒されます。

　　横浜駅から大挙して乗車した乗客の　9割以上が　一斉に下車したほどの人出でした。　

　　駅前から続く　 地元特産品や軽食を扱ったお店が数十店。

　　弁当に桜にちなんだ和菓子に地元名産とろまんやら　有機栽培野菜まで.....

　　一日中曇りという天気予報もはずれ陽射しが強く　気温も20度近くにうなぎのぼり。

　混雑が続き　和食レストランや　割烹はランチタイムの予約受付まで開始するしまつ。

　この春　最高の人出。　小松ヶ池公園を目指すカップルや家族連れの長蛇の列が続きます。

　お出迎えいただいたＦ君一家とともに　この列に加わり一路小松ヶ池へ向かいました。　

　公園の入り口の広場で　Ｆ君　奥さん　次男のＭ君と　この日の日程を再確認。

　その結果　小松ヶ池を一周する前に昼食を済ませることになり　弁当を広げ腹ごしらえ。

　それにしても　この時期に　これだけ桜が満開に咲くのは　少し不思議な気分ですが...。

　園内は　どこもかしこも　花見客で溢れ　一足早いつかの間の春の訪れを満喫していました。

　小松ヶ池は　農業用灌漑溜め池だそうですが　色々な魚や生き物が居るとかで

　最近では　悪質な噛みつきカメまで棄てられ　池の中で育っているとかで、困ったものです。

　花見の後は　恒例の　三崎のF君宅を訪問。

　ここでは　いつも通り　ご家族全員の心のこもった歓待を受け　至福のときが続きました。

　夕方　相模湾に沈む夕陽の上に　竜巻を思わせる不思議な形の雲が現れ思わずシャッターを

　何度見ても　不思議な渦巻き状の雲ですが・・・・・

　ファンタスティックな雲の登場・・・・結局これは何だったのでしょうね？

　この雲を見て　まもなく　あの東日本大震災が発生したためこれも予兆のひとつだったのかと不思議に思っています。

　
　ともあれ　平和で幸せに満ちたＦ君宅を後に　都内へ戻ると静まり返って　東京マラソンの賑わいもどこへやら。

　万歩計では　この日は　一日で1万歩以上を記録。　いまどきですから　まあよく歩きました。　

　

　翌日の東京は気温も急降下し午後にはみぞれも混じり一気に冬に逆戻り。　

　週末は　ひとあし早い束の間の　三浦半島の「春」との遭遇でした。

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