早いですねえ 今年も今日から12月です。わが国では、旧暦12月を師走(しわす)または極月(ごくげつ)とも呼びます。 現在では師走は、新暦12月の別名としても用いられていますが もともとは旧暦の最終月をいっていたのです。
その由来は坊主(師・師には、僧侶の意味もある)が走り回るほど忙しくなるからと、言われています。 長い間日本での商取引は「掛け」つまり、「つけ」で記帳され 月末、年末に集金されてきました。
そのために12月には一年間の「つけ」を清算し新しい年に備えなければなりません。借金が年を越さないように金策に走るなど多忙を極めることになり お坊さんですら走り回ることになる。 どうやらそれが師走の語源みたいです。
ところで12月は英語ではディセンバー(December)。 DecemberのDec.はデシマル(Decimal)からきていますから 実はDecemberは、「10番目の月」という意味なのです。
実際の月の番号とずれているのは、7月(July)に ジュリアスシーザーと8月(August)にアウグスティヌス のローマ皇帝2人の名が 割り込んで入ったためという俗説があります。 どこか この説はもっともらしいですが・・。
または紀元前46年まで使われていたローマ暦は3月起算で、3月から数えて10番目という意味だとの説がロジカルで正しいみたいです。 そのためローマ暦年末の2月は日数が少ないのだとか。 でも ずれた理由なんて こんなこと 日本の学校ではいっさい教えませんよね。 日本の英語教育では世界史と分断しているので関係ない話題なのですね。
こんな景色があるんですね~
時代は変わりました。どんどん置いていかれる
感じがします。
師走は極月で集金日なんてやっぱり、丁稚小僧さん
手代、番頭さんのいるお店を想像します。
そんな時代もあったのですが、世界同時経済危機
など嘘のような本当の話が100年くらいである
のですから、目まぐるしい時代に生きていることが
幸せなのか不幸なのか。。。。。
今でも 年末-12月や年度末-3月は 売掛金回収のためには どこも血眼で忙しくしていますね。
丁稚小僧さん、手代、番頭さんも 名称こそ変れどいまも そのまま健在ですよね。
商法では丁稚:ワーカー・一般社員、手代:主任・課長など、番頭:部長・役員など。勤め人の階級制は今昔同じです。
ビルやオフィスが綺麗になっても 世の中世知辛く 余裕がなくなっているだけで 本質は変りませんよね。 そう 師走は どこかあわただしいのです。
「丼」