分散投資術 1

普通の人の為の投資術！！

投資には諸刃の刃のような側面があります。
多くの場合には「次に何が上がるか」「売買タイミングはいつか」を
当てにいくことになります。それがいつも成功するような才能のある人は
多分あまり多くないと思います。株式評論家と言われる人でさえ
当たったり外れたりの繰り返しで、必ずしも投資で大きな財産を作れてません
金融危機で、こうした「当てにいく」投資で特定の資産にお金を集中させて
大きな痛手を負った個人も少なくありません。

でも投資がここで終わるわけではありません。
「次に何が上がるか」を予測できない「普通の人」でも「分散・長期・低コスト」
という原則を守れば着実に資産を増やしやすいことを、様々なデータで
紹介していきたいと思います。

基本ルールさえ忘れなければ、今回の「100年に一度と言われた金融危機」
から続いて大震災での暴落で様々な資産が割安になっている時期は
「100年に一度の投資チャンス」にも変わります。
しかも危機が長く続くほど、時期を分散して安値で買うチャンスが続く
ということでもあります。


08年の金融危機では日本株や外国株はもちろん、円高進行で外国債券も
円ベースでは大きな損失になりました。
このため金融危機においては様々な資産に分散していても意味が無かった
とよく言われます。
しかし、データをよく見ると必ずしもそうではありません。



次回に続く・・・。