相場三昧 マーケットウォーカー

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行動心理学

2013-10-20 13:13:25 | 心理学
2、

投資家は通常、マーケット分析にテクニカルかファンダメンタルズの
どちらかを使用する

ファンダメンタリストの視点は、経済をベースとする様々な指標に焦点を
合わせる(穀物の収穫量・天候・需給統計・金利・為替・輸出統計etc)
このアプローチの本質は需給バランスを見定めて先物価格にどんな影響を
与えるかを見極めようとする

一方テクニシャンは、純粋に機械的で数学的なルールによって判断を下す
チャーチストはファンダメンタルズを読んだり議論することを時間の浪費
として嫌う

ファンダメンタリストは潜在的な原因に注目し、テクニシャンは外に
現れる行動に注目する

ただ、どちらも 各マーケットの方向性を比較的うまく当てることは、
その方法の働きというより、そのトレーダー個人の働きであるように思う


~~反応~~

行動の連鎖に於いて何が行動を誤らせたり、正しくしたりするか考える
殆どのトレーダーは、いくつかの変数を取り込んで、反応を複雑にする

あるトレーダーが分析をして金を「買う」という判断に達したとする
しかし、その朝「ウォールストリートジャーナル」読むと金の先物は
弱含みであるとの複数に記事がある・・・ 彼は迷ってしまう

これで、もし「買う」という判断をやめてしまうと「悪い学習」となって
しまう (有効なテクニックも反応しなければ何の価値もない)

またバーチャルトレードを推奨する人もいますが「リスク」「報酬」が生じ
ない行為は、行動主義的分析に基づけば損失は損失ではなく、利益は
利益でない行為となり結論(感情)がない
結論(感情)なくして、本当の学習はあり得ない! となります


次回に続く・・・

~~報酬と罰~~


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