勝五十六の日本戦略論

この危機を機に、少しずつ、日本戦略論と今回の政府の対応の遅れを海外から見た視点で、書いていく予定です

タイ政府vs日本の政府

2021-01-03 10:02:05 | 日記
予想どうり、東京は、1日の新規感染者が1300人を超え、日本全体では、4500人を超えた。都知事と政府は、お互いに非常事態宣言の決断を相手に押し付けて、今まだ、責任を相手に押しつけ合いをしている。誠実な指導者ないない国ほど不幸な国はない。幕末の勝海舟や坂本龍馬な国民や国を思い行動する政治家が今の日本いるのだろうか。

タイもタイ国内でミヤンマーの労働者の多数感染者が出て、タイ全体に広がっている。まだ1日の新規感染者は、200人から300人のレベルだが。タイの地方政府が、すぐに措置を発表。日本人は、本来のロックダウンを経験していなが、タイは、4月から数ヶ月スーパー以外全てを閉鎖して、ほぼロックダウンに近い措置を出した。今回は、ロックダウンではないが、日本の非常事態宣言よりかなり厳しい。タイ政府には、個人的に批判的だが、コロナウイルスの対策は、日本政府より素早く、厳しい措置を取っていて、評価に値する。決断のスピード感が日本は、足元にも及ばない。第1波の対策も今回の第2波の対策も素早い。

以下がバンコックの措置である。(翻訳は日本大使館のメールから)

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・1月1日、バンコク都は、本1月2日から変更の告示があるまで効力を有する措置として、施設の一時閉鎖に関するバンコク都告示第15号を発表しました。
・当館において作成した、主要部分の日本語仮訳は以下のとおりです。
・今後の発表等により変更の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。

◯閉鎖する施設
・サービス施設、パブ、バー、娯楽施設、及び類似の施設
・遊園地、ウォーターパーク、子どもの遊戯場及び遊具
・スヌーカー場、ビリヤード場、ボードゲーム店、ゲーム店、インターネット店
・闘鶏場、闘牛場、闘魚場、及び類似の施設
・保育園、介護施設(宿泊を通常業務として含む施設は除く)
・ムエタイ競技場・練習場、武術学校、ジム、競馬場
・全ての競技場、フィットネス場
・浴場、個室付浴場
・宴会場及び類似の施設
・仏像のお守り及び仏像販売所
・児童養育施設
・美容増進施設(医科クリニックとして認可を受けていない施設)、刺青店
・スパ、マッサージ店
・ボーリング場、スケート場、及び類似の施設
・ダンス場、ダンス練習場
・(1月17日まで)学校施設、学習塾、全ての教育機関(人の集まる授業、研修、活動は禁止。オンライン授業の実施は除く)

◯別表に定める施設・場所毎の感染拡大防止措置を厳格に実施する施設
・飲食店、コンビニエンスストア、屋台、フードコート、フードガーデン、食堂
・百貨店、複合施設、コミュニティモール
・展示場、会議場
・ホテル内会議室、会議場
・小売店、デリバリー店、市場、水上市場
・美容増進店、理髪店(1人2時間以内の時間制限を設け、店内で待機することがないようにする)
・保育園、介護施設(宿泊を通常業務に含む場合に限る)
・美容増進医療クリニック、ネイルサロン
・ゴルフ場、ゴルフ練習場、スポーツ競技場
・公園、広場、公共イベントスペース、運動場
・ペット用スパ・トリミング、ペット預入店
・屋内運動施設、屋外・屋内の公共プール
・植物園、花園、博物館、学習センター、歴史的遺構、遺跡、公共図書館、美術館
・ウォータースポーツ・アクティビティ施設
・映画館、劇場

◯上記以外の施設においては、検温、マスク着用、最低1メートルのソーシャルディスタンスの確保、手洗い・消毒、各種活動中・活動後の用具の消毒、施設の出入域の際のアプリケーションを通じた登録を関係者に徹底させる。

◯バンコク都は全ての人に、住居を出る際はマスクを着用するように協力を求める。

◯本措置は、1月2日から、変更の告示があるまで効力を有する。