勝五十六の日本戦略論

この危機を機に、少しずつ、日本戦略論と今回の政府の対応の遅れを海外から見た視点で、書いていく予定です

戦略論と戦略家

2021-07-01 12:11:58 | 日記
昨晩NHKの番組で日本の外務省の高官が、「インド太平洋戦略」を作り、それを欧米やアジアの国がそれを取り入れた凄いものだとのドキュメントやっていた。

自由で開かれたインド太平洋
誕生秘話


残念ながら、その戦略は、果たしてその日本外務省の高官が初めて唱えたのかどうかの議論がなかった。また、もしその戦略は、彼が初めて考えて、日本の外交政治政策となったとしても、本物の戦略家は、テレビに出て、自分が作った戦略などとは、言わない。あくまで戦略家は黒子であるべきだと思う。

以前外務省の人と防衛論争をしたことがある。小生のアメリカからの軍事面での独立すべきだとの議論に対して、「日本には武器産業を創設する力も、金がないから、アメリカから軍事的独立はできない」との反論だった。

現在の中国の動きは、世界中が反感を持っている。もともと日本人から見ると小生は中国が好きな人間とみえるらしいが。

インド太平洋構想を考える前に、まず日本が軍事の面でどのような戦略をとっていくかをよく考えるべきだ。一人のいじめっ子(中国)とクラスみんなでやっつけるのは、どうも賛成できない。小生なら、いじめっ子に一人で向かう。小生は生まれつき変人で、小学生6年生の時、常にクラス全体の男子生徒と戦った。いじめにあっても、刃向かったいった。

外務省には、チャイナスクールと呼ばれる中国専門の外交官のグループがあり、彼らは
どのような対中政策を考えているのだろうか。日本は、中国に一対一でまず向き合っていくべきだ。これまで培った外交、民間、政府とのチャンネルを使い。

日本が今回のコロナでも政府内にまともな戦略家がおらず、長期的な視点で
どうコロナと戦うかの戦略がない。対中政策、その他の外交政策でも同じだ。
日本の学者の大半は政府よりの御用学者だとの批判もあるが、どうなのだろうか。



脈診 執着 アル中 

2021-07-01 07:59:00 | 日記
ヴィパッサナー瞑想の一つのテーマは執着。一度食べたたり、一度経験するだけでやめられなくなるものもある。数回食べて、好きになり、知らないうちに執着していることもある。

数十年近く吸っていたタバコ🚬を20年前にやめるのに苦労した。ニコチンガム、ニコチンパッチなども1990年代試したが、やめられなかった。親知らず数本抜いて、インプラントした時、ホテルで1週間痛みと格闘したおかげで、タバコはやめられた。

ヨガを始めた頃先生の命令でコーヒーを2年ほどやめた。苦ではなかった。8年程前アル中の友人を見てアルコールをやめた。父親が一滴も飲めないので、遺伝的に体に合わないのを学生時代から無理して飲んでいた。これも苦しくなかった。『酒を飲まないのは日本人ではない』といって去っていった友人もいた。

数年前呼吸法の師匠に脈診断でコーヒーを朝飲んだのを見つけられて、脈診断の前にはコーヒーは飲んでいけないのを忘れていたのに気がついた。コーヒーを飲めば脈は早くなる。呼吸法の脈診断では、主に心理状態を把握出。師匠はおっしゃらないが、なんでも分かるようだ。その後2年ほどコーヒーをやめて毎朝チャイを作り飲む様になった。最近またコーヒーを飲んでいたが、またコーヒーをやめた。簡単にやめる事が出来るのは執着が無いからだと思う。タイのコーヒは、どうも歯に着色するようだ。
それでやめた。

2年前、何代前からインドでアユベーダ脈診断の伝統を引き継いできた先生に脈診断をしてしもらったら、過去5年間に心理的に何が起きたかズバリ当てられた。

機会があれば、呼吸法とアユベータの脈診を学びたい。個人に会った呼吸法の処方箋を生徒に出すには、脈診ができないといけない。