約3週間アメリカに来て、久しぶりに小生にヨガを始めるきっかけを与えてくれた友達やヨガの先生やヨガ友に会う機会があった。アメリカのヨガ界は、この10年有名なヨガの先生や瞑想の先生、某仏教団体の指導者等のセクハラや不正等色々なスキャンダルの連続だった。アメリカではアシュタンガヨガの創立者のセクハラスキャンダルについても盛んに議論されて、アシュタンガヨガから離れた指導者も多い。日本では、ほとんど議論されず、いまだにインドのアシュタンガヨガの創立者のスキャンダルを知らない練習生がほとんどらしい。
2015年のボールダーでのヨガ教師集中講座では、生徒の怪我や男性の教師が女性の生徒をアジャスト(生徒の体に触れてポーズを教える)するときに、どのような点を注意するかを詳しく教えた。アメリカでは、生徒に怪我をさせた場合、生徒に訴えられたりするのが常識。日本では、生徒は、怪我しても何もせずに黙っているのが大半。また日本でも色々の噂は聞こえてくるが、それが表面化することはない。アメリカのすごいのは、スキャンダルが暴かれ、それを議論する。日本人は、目をつぶり議論しない。
ヨガとは何か?なぜヨガをするのか。瞑想は?プラナヤマは?哲学は?
ポーズや瞑想や呼吸法のテクニックばかりに目が行き、執着してしまう人が多い。
ヨガ哲学でも頭でっかちになり、それが日々の生活や人生に生きてこない。
毎日の生活、人生では、色々なことに出会う。その時に状況に反応せずに、動揺せずに、平常心で向かうことが一番大切な気がする。悟りを得た方にお会いしたことがあるが、その方は何も言われないし、生徒にどうしろとかこうしろとか、いわず、ただ生徒を暖かく見守られる。
たとえ怒りが沸いても自分と相手の怒りを鎮めることができるようになる。以前はこれができなかった。
どうもヨガに囚われてしまい、日々の生活での修行の大切さを忘れがちだ。
死の恐怖が消えたのは、瞑想や前世療法のおかげだと思う。これはまた別の機会に詳しく書きたい。この数年の大きな変化は
色々な恐怖や心配事が沸いてきても直ぐ消えていくようになった。守護神に守られているのを強く感じるようになった。
さて今日は72時間前のPCR検査。明日日本へ向かい、14日の自宅隔離(3日は政府隔離ホテル)。入国には色々な書類が要求されるが、コロナワクチン接種については全く言及されない。シンガポールでは、2回接種終了者は、隔離期間が短縮されている。
コロナ対策では水際対策だけではなく、厳しい国内対策が必要だと思う。
日本でもタイの病院でもPCR検査は、最速で24時間かかる。アメリカは30分の検査が確立されている。ワクチン接種もPCR検査も迅速。
人生の旅はこれからまだまだ続く。
昨日のゴールデンのハイキングの写真
デンバー国際空港