コロナ禍での地元店舗応援の出前取りも一巡したので、少し"浮気"して県外資本のチャンピョンカレーとかバーミヤンを持ち帰ってみる。
とりわけ全国チェーンの飲食店については、役所の財政に関わった経験からして地域振興の視点では少し抵抗感を感じてしまう。
すなわち、出店にあたり資金調達を行うのは東京などの本社であるから、融資は都内等の銀行からとなり、経済効率性の観点で店舗の施設設備や備品消耗品に至るまで全国的に同じ仕様のものを一括で発注するので地元の商店等の恩恵は少ない。また、パートアルバイトは地元採用であっても、管理監督職など所得の高い人材は本社から送り込まれることが多いと聞く。
そして、地方で売り上げた利益であっても本社に殆ど吸い上げられ、本社が判断する再投資先は、地域住民達がせっせと支払いを重ねた売り上げに比例するとは限らないし、私の立場として更に重要なのは、その利益に係る税収が本社所在地で殆ど計上され、税金による行政を通じた利益の再配分が地元に還元しにくいという点だ。
そして、地方で売り上げた利益であっても本社に殆ど吸い上げられ、本社が判断する再投資先は、地域住民達がせっせと支払いを重ねた売り上げに比例するとは限らないし、私の立場として更に重要なのは、その利益に係る税収が本社所在地で殆ど計上され、税金による行政を通じた利益の再配分が地元に還元しにくいという点だ。
それでも…法人税収は本社所在地のみとは言えず少しは地元に流れるだろうし、地域の雇用機会は少しでもあった方が良いハズ…等と難しく考えたがるのはやめて、先ずは「美味いっ!!」と楽しみました。
(「ほのぼの暮らし・テイクアウト2020.12.19」終わり。「ほのぼの暮らし・ノエル2020.12.24」に続きます。)
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