新潟久紀ブログ版retrospective

R6.9.23-R6.9.29新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和6年9月23日(月)
新潟市周辺の店舗での飲食でコスパに物足りなさを感じるのは何故かと思う中で、開催する度に大人気という新潟伊勢丹の北海道展を試す。豪快な海鮮ちらしは聞きしに勝り盛り込みの思い切り感が半端ない。買う際に高値感を持ちつつも後追いでお値打ちだと実感させる印象付けの深さがこの催事のキモかも。

●令和6年9月24日(火)
新潟県立病院の経営危機が注目されているが、平成22~24の黒字を"神風"論で片付ける報道は残念。全国多くの公立病院が底上げされて黒字化したわけではなく、当時の経営実務陣がどれほどの努力を重ねたか掘り下げが無い。今と同じ内部留保枯渇の危機を緻密な収支改革で乗り越えた経緯は忘却の彼方か。

●令和6年9月25日(水)
月末恒例の新発田地域振興局会議にて6部署の幹部から、今年度の折り返しに際して上半期の業績と年度後半に向けた成果目標を報告しあう。各々の政策分野は異なるが、現場で住民や団体とのやり取りを重ねるゆえの進捗遅れや想定外の事態も絶えない地域機関ならではのリアルさ共有で連帯意識が向上した。

●令和6年9月26日(木)
新発田地域振興局において労働環境について議論する例月開催の衛生委員会で、担当医師から、多くの疾病の原因として口内細菌が関与している深刻さが近年急速に明らかになってきているとの講話を聴く。口腔衛生が虫歯予防や口臭エチケットだけの問題ではなく生命をも左右することをもっと啓発したい。

●令和6年9月27日(金)
令和6年7月の基準地価の全国状況を近年の推移グラフで見て愕然とした。コロナ禍明けで全国も隣の長野も右肩上がりなのに、新潟は伸び悩みから遂に下振れした。インバウンドを捉えた外資を起爆剤にする戦略の優劣が大きく左右している。能登地震の液状化影響など"やむを得なさ"ばかり語られるのは虚しい。

●令和6年9月28日(土)
北海道土産と言えばの「白い恋人」のロールケーキ版を頂いた。プラ袋密封の上に保冷剤が載せられたのを発泡スチロール箱と紙箱で梱包した重装備に驚き、ケーキにここまでやるのかと思いきや、生クリームと見紛うホワイトチョコクリームとスポンジの境目が分からない完成度と上質の鮮度を味わうと納得。

●令和6年9月29日(日)
新潟伊勢丹の北海道展は上質のために遠慮がない商品が満載で新潟の老舗等も参考にできることが多いのではないか。札幌市の「#きのえね」の”#生みるく餅”などは他にはない独自性で試させて高価格を裏切らない凄さに感服する。惜しむらくは催事のためとはいえ過剰なプラ包装を減らすエコな技術が欲しい。

(「R6.9.23-R6.9.29新発田地域振興局長の細々日記」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「新発田地域振興局長の細々日記「稲刈りにて学ぶR6.10月」」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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