新潟久紀ブログ版retrospective

ほのぼの暮らし・大腸内視鏡検査は初めて(その1)

◆大腸内視鏡検査は初めて(その1)・検査まで

〇理屈は分かっても嫌
令和6年6月末に突如襲った腹部痛で大腸憩室炎と診断された際に勧められ、当時の不安からやむなく予約を入れた大腸内視鏡検査の日が迫る。ホース状の内臓の内部をカメラで調べる理屈は分かるが、自然の営みでは考えられないその手法を前向きに受け入れる気にはなれず、往生際の悪さが我ながら情けない。

〇二日前までに最後の晩餐
煙草は随分昔に止めたが少なからず心身に無茶や無理をかけてきた半生だ。大腸内視鏡検査をすれば色んな異変が発覚するに違いない。されば贅沢なものを食べられるのもこれまでとばかり、最後の晩餐よろしく牛ステーキ、鰻、豚カツなどを食べ連ねる。もしかしたら最後かと思うとしみじみと美味く感じる。

〇前日昼食で「ひじき」
仕事で突発事態などもなくいよいよ大腸内視鏡検査から逃れられまいと覚悟すると、几帳面な質なので検査前はマニュアル通りに過ごす。検査前日の昼は安価な仕出し弁当で、脂身の肉などもなく何気に間食したあとに、ヒジキの煮つけは消化に良くない海藻だったと気づくも後の祭り。詰めの甘い人間なのだ。

〇前日夕食は「素うどん」
大腸内視鏡検査前日として避けるべき海藻を昼に食べると、後ろめたさなのか、夕食は”素うどん”と”水”のみに徹底。物足りなさを感じるかと思いきや、麺をつゆだけで少しずつ咀嚼するとうどんというのはこんなに滋味深いものだったのかと感心する。今の食生活に欠けた感謝の気持ちの様なものさえ浮かぶ。

〇腸をキレイに・前日の「ピコスルファート」
大腸内視鏡検査前日の夕食をマニュアルどおりに終えたら、いよいよ受検に向けて大腸内をまっさらにするためのシークエンスを開始。22:00にピコスルファート10mlという下剤をコップ一杯の水に溶かして飲むが特段反応なし。普段どんな薬も直ぐに効き始める方なので相性が悪いのかなといぶかりつつ就寝。

〇腸をキレイに・当日の「サラプロップ」
大腸内視鏡検査に向けて大腸をカラにするために前夜飲んだ下剤の効き穏やかだったが、当日朝のサラプロップは強烈だった。120mlを10分かけて、続けて倍量の水を10分かけてを繰り返すのだが規定量の途中でトイレ駆け込みが頻回に。洗浄剤との表記のとおり最後は水のような排液を繰り返す驚異は人生初。

〇食欲が湧かない不思議
三度の食事を規則正しく、しかも肥満になりがちな体質なので量的にも八分目以下に抑えている私が、大腸内視鏡検査のために晩飯の素うどんから丸一日絶食というので、どれほどふらつくかと思いきや、下剤と腸洗浄剤のせいか全く食欲が湧かない。腸内環境の再構築等のためには有意な機会なのかもと思う。

(「ほのぼの暮らし・大腸内視鏡検査は初めて(その1)」終わり。「ほのぼの暮らし・大腸内視鏡検査は初めて(その2)」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
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「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

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