狸  森  日  記

                 ムジナnoモリnoクラシカタ

火事

2008-02-12 01:30:48 | ひとりごと



韓国の象徴とも言える南大門が火事で焼失した。
二階部分にライターが落ちていたという証言も有るようだけれど
真意の程は今のところ不明。



日本でも室町時代を代表する金閣寺を火事で焼失している。

(Wikipedia)には
金閣寺放火事件とは、1950年7月2日未明に、京都市上京区(現・北区)
金閣寺町にある鹿苑寺(通称・金閣寺)において発生した放火事件である。
幸い人的被害はなかったが、国宝の舎利殿(金閣)が全焼し、創建者で
ある室町幕府3代将軍、足利義満の木像(当時国宝)、観音菩薩像、阿弥
陀如来像、仏教経巻などの文化財6点も灰燼に帰した。
********************************
と記述がある。



後に三島由紀夫が、その事件をモチーフに「金閣寺」という小説を
書いている。相当前に読んだが、今は小説のストーリーは記憶にない。
顔とも言える文化財や建物を焼失するのは実に惜しい。



南大門の焼失に関わる調べはこれからだろうが、建て替えるとすれば
20億とも30億円とも言われている。僕自身は20年ほど前にハワイへ行く
途中のトランジットでソウル市内を見物したときに車窓から見た。
これが「南大門」かと、歴史的価値の高いもの故、それなりの風格を
感じたのを憶えている。



その後釜山から慶州へと旅したときに仏国寺を見た。何れも日本の
寺社建築の元となった建物だけに実に美しく荘厳だった。



焼失は実に惜しい。日本の文化的価値が高い建物の防火は対策は
万全だろうか。地震や台風などでの消失は致し方ないかも知れないが
火事で焼失させることだけは対策さえ立てたら防げるのでは無いだろうか



隣国の事ながら、実に悔しく、惜しまれます。


矢張り戦争は・・・

2008-02-12 00:52:07 | 映画


9時PMになって地デジでは見たい番組がなかったのでCSの
番組表を見ていたら「7月4日に生まれて」原題は
「BORN ON THE FOURTH OF JULY」が9時からの放送に組み込ま
れていた。「主演:トム・グルーズ」に引きつけられて見る
ことにした。1989年の作品です。



ケネディ大統領からニクソンに移行する時代で、題材は
ヴェトナム戦争だった。トム・クルーズ扮する「ロン・コビック」
は実在する人物だとのこと。


ハイスクールを出た青年が、国家の為に戦う事を選び海兵隊に入隊
その後ヴェトナムに配属され戦いのまっただ中に。そんな中ヴェトコン
との戦いで負傷する。脊髄をやられ下半身不随、男性機能も失って
帰国するが・・・兄弟達までが反戦運動を展開していた。



ヴェトナム帰還兵の苦悩をトム・クルーズが見事に演じきっていた。
僕が言葉を尽くして解説するより、興味がお有りでしたらレンタルして
見ることをお奨めします。矢張り戦争はしてはならないと痛感しました。