寒い日は「おでんに熱燗」が一番良い
ガメ煮には、さて何が合うだろうか、焼酎?ビール?
矢張りお酒かな・・・
洋画などにウイスキーを飲むシーンが出てくるが、大半はストレート
で、グイッと飲んでいる。時には氷を入れているシーンもあるが、それ
でも水は入れない。日本人が真似をしたら、直ぐに胃をやられるか、
扁桃腺炎を起こすだろう。
15年程前に、某外科病院に入院しているとき、新たに入院してきた人が
「ウイスキーをストレートで飲んだ」とかで、喉をやられて此処に来た
・・・と言っていた。
日本人がスナックやクラブで飲むのは「水割り」が殆どで、43度の酒が
大体15,6度位まで薄められている。
焼酎のお湯割りは6:4が基本だという。4÷6×25=16.6度になる
此処で日本酒に戻って考えると、日本酒は大体15~20度位までで
ウイスキーの水割りも、焼酎のお湯割りも、アルコールの度数は
日本酒にほぼ同じ・・・という事になる。ワインも大体に於いて
日本酒と同じか少し低めであるから、馴染みやすい。
こう考えて見ると、日本人の酒の原点は「日本酒」だと言うことが
わかる。それでも希に、バーボンなどはロックで飲む。
香りを楽しむ為だ。
酒は「百薬の長」という、飲んで楽しい程度ならいいが、飲まれては
いけない。亡き母が「酒は飲んでも飲まれるな」と、口癖のように
言っていた。我が家では酒タバコを飲み吸うのは母親で、父親はタバコ
は吸わないし、酒は付き合い程度であった。
僕は母親に似たのだろうと思う。
小さいとき「焼酎を買ってきて」とか「タバコを買ってきて」と
使いに出されるのは一番小さい僕の役割だった。
小学生の低学年の頃から「タバコに火を点けて」と頼まれて、火鉢の
炭でタバコに火を点けていた。否応なしにタバコには慣れていたもの
で、僕が吸うようになったのは高校二年生(16才)の時で、親父に
見つかり、シマッタ・・と思うことが何度もあった。
以来タバコは止められない。どちらかと言うと酒は飲まなくても良い
それでも、矢張り酒は「好き」な方でしょう。
美味しい料理にお酒は付きものですからね・・・・。