皇居の落書き

乱臣賊子の戯言

秋篠宮邸50億円超の堕落

2024-10-24 20:22:48 | 皇室の話(3)
令和6年10月15日11:15、NEWSポストセブン配信の「50億円改修工事が終わったはずの秋篠宮邸、はやくも新たな修繕工事の計画がスタート 宮内庁は工事の具体的な内容や価格などは明かさず」と題する記事がある。

タイトルを見て、もはや狂っているとしか思えない、というのが正直な感想である。

記事を読んでいくと、「10月1日、宮内庁のホームページが更新され、「秋篠宮邸各所修繕第2回工事」が明らかになった。」とある。

筆者には、宮内庁のホームページのどこに記載してあるのかが当初分からなかったが、「秋篠宮邸各所修繕第2回工事」で検索すると、以下のページが見つかった。

宮内庁管理部発注予定工事(令和6年度)(10月1日現在)

このページの9番のところに、確かに「秋篠宮邸各所修繕第2回工事」が掲載されている。
これによると、工事期間は「約5ヶ月」、工事概要は「内装、建具、電気設備、機械設備工事」とのことだ。

NEWSポストセブンの記事では、以下の皇室記者のコメントが紹介されている。
-----引用開始-----
「そもそも原資は税金なので、国民にとって工事内容や工事費用がわかりやすくなければいけません。しかし、工事や工期を細分化させ、長引かせることで、工事の全体像や総工費が明瞭でなくなります。より丁寧な情報の公開が必要でしょう」(前出・皇室記者)
-----引用終了-----

どうにもまずい話だ。

「工事や工期を細分化させ、長引かせることで、工事の全体像や総工費が明瞭でなくなります」というのは、世の中の人々が一番嫌う手法なのではないのか。

国が税金を投入する事業として、公共事業においては、事前に事業の目的、必要性、想定される費用とかを明らかにし、事後においては、目的が達成できたかとか、実際の費用がいくらで事前の想定と異なる場合はその理由は何かとか、そういったことを明らかにするのが通例になっているのではないか。

皇室の方々のお住まいについては、こういった公共事業の評価とは別枠になっているのかもしれないが、それでも限度というものがある。

筆者の感覚としては、宮家の皇族のお住まいということであれば、数億円まではいいかなと思うのだが、5億円で微妙な感じで、さすがに10億円を超えるような場合には、組織的にきちんと検討したというプロセスが必要だろうと感じる。

そういったプロセス無しで50億超というのは、さすがにまずいだろう。

*再掲

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