西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

8/28 第21節 名古屋グランパス戦 (愛知・瑞穂陸上競技場)

2010年08月29日 10時26分35秒 | サンガ観戦レポート2010
首位と最下位の対戦。
普通に考えたら勝てる訳ない。
せやけど、今のサンガに対戦相手の順位なんて関係ない。
最下位なんやから、どことやっても上位との対戦。
勝つことが困難であるのは一緒。
むしろ順位が上であればあるほど、相手の方がプレッシャーがあるはず。
開き直って戦うだけ。

朝11時半、京都をサポ仲間の車で出発。
名古屋は遠征地としては近いので余裕がある。
14時に瑞穂陸上に到着。 荷物だけをスタジアムに置いて名古屋城見学へ。
開場時間17時直前に戻ってきてスタジアム入場。
瑞穂でリーグ戦を戦うのはずいぶん久し振り。
サッカー専用スタジアムではないのでちょっとピッチまで遠いが
スタンドの雰囲気は悪くない。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:郭泰輝、水本、森下
 MF:増嶋、角田、安藤、中村太
 FW:ドゥトラ、金成勇、ディエゴ
SUB:守田、染谷、チエゴ、中山、加藤弘、渡邉、柳沢

大剛がスタメン落ちし、代わりにマスが右サイドに入った。
このところ前線で比較的良い動きの出来ているソンヨンが今回も先発。
ディエゴ&ドゥトラのブラジルコンビの奮起にも期待したい。

【前半】
試合への入り方は悪くなかった。
だが、パスの質、運動量のわずかな差が徐々に表れ始める。
それが前半20分過ぎの失点につながる。
サンガの右サイドを突破され、ゴール前にクロスを入れられると
サンガのゴール前にはいつの間にやら名古屋の選手がウヨウヨ。
ゴール前でもボールを回され、最後は金崎に決められゴールを許す。

かたや、絶好のカウンターのチャンスでパスがつながらないサンガ。
パスの出し手であるディエゴが悪いのか、受け手のドゥトラが悪いのか…
いずれにしても助っ人としての役割を果たせていない前線の二人。
観ていて溜息しか出て来ない。

プレイの質と量の差…それが一点を獲れるか獲れないかの分かれ目であり、
首位にいるチームと最下位にいるチームとの違いかもしれない。
驚くほど冷静にそれを感じた。


写真:シャチ娘のゆかた姿にまで首位の余裕を感じるのは最下位サポの僻目か?

【後半】
前半ダメダメだったドゥトラと、目立つ働きの出来なかったソンヨンに代えて
博貴とヤナギを入れて、ようやくサンガも反撃の糸口がつかめたかに見えた。
同じく終盤に投入されたチエゴも今シーズン最高のパフォーマンスを見せてくれた。
シュート数だけみればサンガは前半たった2本だったシュートが後半12本。
名古屋は前半10本のシュートが後半4本に抑えられた。

数字上は。

だが、相手は1点獲って守って逃げ切る戦術を着実に実行したのではなかろうか?
悔しいが首位チームとしての余裕を感じる。

サンガにもゴールかと思えるチャンスはあった。
ヤナギのヘッド、博貴のシュート、角田のミドル…だが決められない。
それが悲しいかな今のサンガの攻撃精度なのだ。
他所が5本に1本決められるところ、サンガは10本打って決まるか決まらないか
正直そんなところだと思う。
結局、前後半トータル14本打って、一本も入らなかった―そういうことだ。

【試合後】
ビジターシートへ挨拶に来た選手にどんな声をかければ良いのだろう?
ブーイング? 罵倒? ヤジ? 拍手?
どれも違うと思う。
どんなに怒っても、もう今日の試合の結果は出たのだ。
選手を責めても結果は変わらない。

「もっとこっち来てくれやっ! 次、勝とうやっ!」

選手と俺たちサポーターの現実の距離を近づけたい。
それが心の距離も近づくと信じて、ただ選手を呼んだ。
選手は疲れ切っている様に見えた。
ちょっとためらった後、一歩選手たちはスタンドに近づいてくれた様に思う。
悔しさも、しんどさも、少しでも共有したい。
今はそれしか俺達に出来ることはない。


【今日の一言】 信じてほしい、俺達はいつも共にいる

【試合結果】 名古屋1-0京都

【観客数】 13,944人

【得点者】
 名古屋 : 金崎23

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:郭泰輝5.5、水本5、森下5
 MF:増嶋5、角田5、安藤5.5、中村太5.5
 FW:ドゥトラ3(HT 中山5.5)、金成勇5.5(58分 柳沢5.5)、ディエゴ5(76分 チエゴ6)

【今日の私的MOM】 なし

【現在のサンガのリーグ戦成績】 2勝 5分 14敗 勝ち点:11 順位:18位

8/21 第20節 横浜・F・マリノス戦 (京都・西京極競技場)

2010年08月22日 01時04分10秒 | サンガ観戦レポート2010
写真:この暑さにパーサはサボリ休憩中?、一方コトノちゃんはせっせと営業活動

日曜、水曜ときて今日、土曜日と3試合連続中2日の試合。
野球の中継ぎピッチャー並みの強行スケジュールはさすがにしんどい。
それもこの連日の猛暑。
例年夏バテ知らずが自慢だった僕も少々疲れてきた。
それでも試合が来れば応援したくなる。
愛するサンガというチームの為に今、自分が出来ることは
スタジアムに行き、応援すること以外にないからだ。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:水本、増嶋、森下
 MF:渡邉、中山、安藤、中村太
 FW:ディエゴ、ドゥトラ、金成勇
SUB:守田、郭泰輝、中谷、角田、加藤弘、柳沢、中村充

前節出場停止からディエゴが復帰。
前節の4-4-2から3-4-3のやや攻撃的布陣に変更。
アキさんは「状態の良い選手を使っていく」との事だから
前節ゴールを挙げ、先発に連続して起用されたソンヨンには期待したい。


写真:コトノちゃんも応援しています

【前半】
前節湘南ではパスミス、トラップミスが目立ち、さらには中盤の寄せも遅く、
サッカーになっていなかったが、今日のサンガの動きは良かった。
中盤のプレスも速いし、サイドチェンジもピタ!ピタ!と決まる。
前線ではソンヨンが、ドゥトラがポスト役をこなし、ディエゴがキープする。
シュートこそ打たないまでもマリノスのDF陣をかなり慌てさせていたと思う。
守備でも集中を切らさずほとんどピンチらしいピンチはなかった。
…20分あたりまでは。

前半21分、サンガゴール前に詰められて交通事故の様なオウンゴール。

が っ く り

ツイてない。
相手より良いサッカーが出来ているのに先制されてしまう。
だけど、まだまだ時間はある!
きっと逆転できる!
そう信じて応援を続けよう!

【後半】
後半に入ると逆に試合の流れはマリノスに傾く。
サンガの両サイドへのプレッシャーがかかってきたのか
マリノスにボールポゼッションされる時間が長くなってきた。

ところがそこがサッカーの不思議なところ。
押されているサンガが後半15分ゴールネットを揺らす。
相手ゴール前で巧くパスを繋ぎ左サイドを駆け上がってきた太亮がボールを受ける。
すばやく振りぬいたシュートは見事なJ初ゴール!!

♪お~タイスケ~ タイスケ~ GET GOAL!
 お~タイスケ~ タイスケ~ GET GOAL!
 タ~イ~ス~ケ~ GET GOAL~!♪

このビューティフルなゴールで一気にサンガゴール裏はヒートアップ!
完全に波に乗った。
「勝てる!」 そう確信した。

事実、その後10分間はサンガが一方的に攻め続けた。
後半からソンヨンに代わって入ったヤナギが、ドゥトラが、ディエゴが…
次々とマリノスゴールに襲い掛かる。
すぐにでも逆転弾が生まれそうな空気だった。
(後半サンガのシュート11本のほとんどはここでのものだと思う)
ゴール裏の応援はタオルマフラーをブン回し、声を限りに歌い続け、大いに盛り上がった。

♪京都のゴール さあ 行こう 歌い みんなで 呼び込もう
 オーオオオーオオ オーオオオ オオオーオオオーオオオーオオオ♪

この時間帯は明らかにピッチとゴール裏に一体感があった。
選手とサポーターがつながっていると実感できていた。

ただ…ゴール出来なかった。

結局その時間帯、攻め続けたが追加点を奪えず、応援も一旦止まり、
テンションが落ちたところでマリノスに追加点を奪われ悔しい敗戦となった。

【試合後】
今回、せっかく良い雰囲気の中応援出来ていたにもかかわらず負け。
終盤、応援のテンションが下がった時にもサンガの攻撃チャンスはあったが、
一旦落ち着いてしまった応援のテンションを再度アップする事は出来なかった。
明らかにサポーターが応援疲れしてしまっていた。
あの時、もう一回ゴールを呼び込める応援が出来ていれば…
結果は変わっていたかもしれない。
負けた選手を責められない。
ゴール裏のサポーターの力不足。
もっと
もっと
がんばらないといけない。
選手が苦しい時、一緒に苦しみたい。
その苦しみの先に勝利の喜びがあると信じて。


【今日の一言】
 選手もサポーターも最後はスタミナ切れ、反省点多し

【試合結果】 京都1-2横浜FM

【観客数】 13,963人

【得点者】
 京都 : 中村太64
 横浜FM : O.G.21、河合90

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5
 DF:水本5.5、増嶋5.5、森下5.5
 MF:渡邉5.5、中山5、安藤5.5、中村太6
 FW:ディエゴ5.5(92分 郭泰輝-)、ドゥトラ5.5(81分 中村充5)、金成勇5.5(HT 柳沢5.5)

【今日の私的MOM】 なし : J初ゴールの太亮と書きたかった…

【現在のサンガのリーグ戦成績】 2勝 5分 13敗 勝ち点:11 順位:18位

8/18 第19節 湘南ベルマーレ戦 (神奈川・平塚競技場)

2010年08月20日 02時04分25秒 | サンガ観戦レポート2010
写真:開放された平塚ゴール裏に入ったのは本当に久し振り

14試合未勝利、6試合無得点(Jワーストタイ記録)、継続中。
攻撃の要・ディエゴは累積により出場停止。
前節から中2日の強行軍。
対戦相手は17位の湘南。
残留という目標達成の為には、
負けはもちろん引き分けさえも許されない試合。 (相手も同じだけどね)
0-4、0-3、0-2、0-1と徐々に失点を減らしてきたサンガ。
まずは無失点、さらには7試合ぶりに得点で勝利!…といきたいところだ。

会社に午後からお休みをもらって4年ぶりとなる平塚遠征へ。
午後5時JR平塚駅到着、徒歩で競技場を目指す。
毎回歩くと道を間違うのだが、今回もやはり迷いました(苦笑)
約30分競技場入りが遅れましたが、試合前の練習にはギリ間に合いました。


写真:競技場へ向かう道にあったベルじいを踏んずける私

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:渡邉、郭泰輝、水本、森下
 MF:中山、加藤弘、安藤、中村太
 FW:金成勇、中村充
SUB:児玉、増嶋、チエゴ、角田、ドゥトラ、柳沢、宮吉

ありゃりゃ…エラい大幅にメンバーを変えてきたな~。
特に2トップに充孝とソンヨン。
ベンチとスタメンがまるごと入れ替わった感じだが、この起用が吉と出るか。

【前半】
皮肉っぽくなるが、さすがに17位対18位の裏天王山。
じっとしていても汗が噴き出る暑さのせいもあるのだろうが、
両チームの選手共に体が重そうで、ミスも多い。
特に中盤、弘堅と安藤の寄せが遅く、なかなかボールを持てない。
審判・岡部のジャッジもこころなしかサンガに厳しく、カードをやたら出す。
ピンチらしいピンチもないかわりにチャンスもなくスコアレス。
ストレスの溜まる前半だった。

【後半】
後半に入ってようやく試合が動いた。
後半14分、ソンヨンの放ったシュートがややミスキック気味ながら
湘南ゴール右隅にころがり込んで、待望の先制点となる。

♪オッオッオ オオオ オッオッオ オオオ オッオッオ オオオ キムソンヨン!♪

7試合ぶりのゴールは泥臭いゴールだったが、
それだけに今のサンガにとってふさわしいゴールとも言えた。
これで一気に追加点、そして勝利…とほとんどのサンガサポが思ったはず。
しかし…世の中はそんなに甘くなかった。
その10分後、元サンガの田原に同点ゴールを叩き込まれ、
さらにその10分後、その田原と水谷がペナ内で接触。 ファウルとなりPK。
「水谷…とめてくれ~っ!!」
そんな願いも虚しく、エメルソンに決められ逆転を許す。

負けたらほぼ100%降格決定

絶体絶命のサンガを救ったのは後半途中から投入されたヤナギだった。
この日のヤナギはキレキレ。
裏へ抜け出し、ポスト役をこなし、ポスト直撃のシュートも放つ。
ダレダレ状態のサンガにあって唯一気持ちを感じさせるプレーを見せていた。
その気持ちが形になったのはいつ試合終了のホイッスルが鳴っても
おかしくなかったロスタイムも4分過ぎ。
ゴール前で難しい態勢からヤナギが放ったボレーシュートは
バウンドしながら湘南DF陣とGK都築の間を巧くすり抜け…

ゴ ォ ~ ル !!!

入った? 入った! 入ったぁ~っ!!!

【試合後】
試合終了直前で追いついてのドロー。
負けるよりは良い。
贅沢は言えない…だけど引き分けで拍手は出来る状況ではない。
また一歩、降格という奈落に近づいた事は間違いない。
笑顔なき勝ち点1。


【今日の一言】 まさにドロ(DRAW)試合

【試合結果】 湘南2-2京都

【観客数】 9,302人

【得点者】
 湘南 : 田原69、エメルソン81(PK)
 京都 : 金成勇59、柳沢95

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5
 DF:渡邉5、郭泰輝5.5、水本5.5、森下5.5
 MF:中山5、加藤弘4.5(HT ドゥトラ5.5)、安藤4.5、中村太5.5
 FW:金成勇5.5(71分 柳沢6.5)、中村充5(73分 角田5)

【今日の私的MOM】 柳沢 敦 : ロスタイム4分に執念の同点ゴール。連敗止めた。

【現在のサンガのリーグ戦成績】 2勝 5分 12敗 勝ち点:11 順位:18位

8/15 第18節 セレッソ大阪戦 (京都・西京極競技場)

2010年08月16日 20時32分36秒 | サンガ観戦レポート2010
写真:ゴール裏にならんだ厄除け・必勝・縁起物の数々が空しい…

13試合未勝利。
5試合無得点。
前節試合後の騒ぎで主要サポーターグループに無期限入場禁止処分。
これは間違いなくサンガというクラブが創設されて以来最大最悪の危機だ。
リーグ戦上位やACL出場といったシーズン開幕当初の絵図面など消し飛んだ。
今のサンガの目標はJ1残留、それも簡単な目標とは言えない。

この現状に至る発端は4月3日セレッソとのアウェイでの対戦だったと言えなくもない。
敵地とはいえ、相手のエースだった香川にイイ様にあしらわれ3失点。
あの試合は本当に屈辱的だった。
リーグ後半戦の初戦、そのセレッソとの再戦である。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、水本、森下、中村太
 MF:渡邉、加藤弘、安藤、中山
 FW:ディエゴ、ドゥトラ
SUB:児玉、郭泰輝、チエゴ、西野、柳沢、中村充、金成勇

ここ最近では大きくメンバーをいじってきた。
ミヤをベンチからもはずし、ブラジリアン2トップ。
ディエゴが下がってこない様に、という意図か?
角田のイエロー累積を受け、ボランチは安藤と弘堅に。
守備陣形は太亮を含め一応4バックだが、
右サイドの大剛が下がってきた場合は5バックにもなる流動的な布陣。

【前半】
ここ最近では珍しく前線、中盤からもプレスがかかり、
セレッソ自慢のパスワークを封じた形のサンガ。
シュートまで持っていけてはいないが、ディエゴも下がり過ぎず、
パスもトラップも大きなミスなく出来ている。
前節同様、ゴールネットを揺らしたかと思われたサンガの攻撃は
残念ながら今回もオフサイド。 なかなか現実は厳しい…

結局前半のスコアは0-0のまま。 勝負は後半へ。
前半のシュートはサンガ3本、セレッソ2本とほぼ互角のガマンのサッカー。
流れ自体は確実にサンガ側にあった様に思う。

【後半】
後半に入るとセレッソ側が両サイドをケアしてきたことにより、
押し込まれるシーンが増え始める。
しかし、押されていた時間帯でもサンガに反撃のチャンスはあったし、
そこでもしうまく得点でも出来ていれば一気にサンガが圧倒出来たのだが…
その時間帯でチャンスを活かせないまま時間が進む。
そうなると勝ちのないチームのガマンに限界がくるのは時間の問題だった。

後半残り10分をすぎたあたりでそれまでほぼ抑え切っていた家長にゴールを許し、
その1点が致命傷となり、惜しい試合をまたしても落とすこととなった。

【試合後】
確実にチームの状態は良くなってきていると思う。
技術的なものではなく、メンタル部分で、だ。
マイナスをプラスに転換する最後のピースは1つのゴールだと思う。
とにかく1点がほしい。
先制でなくても良い。
1つのゴールが決まれば、流れは変わると思う。
兆しはある。
信じるしかない。


【今日の一言】 今はただ…忍の一字

【試合結果】 京都0-1C大阪

【観客数】 10,849人 (アウェイ席ほぼ満席に助けられての1万人越えではまだまだ)

【得点者】
 C大阪 : 家長81

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:増嶋5.5、水本5.5、森下5.5、中村太5.5
 MF:渡邉5.5、加藤弘5.5、安藤5.5、中山5(76分 柳沢5)
 FW:ディエゴ5.5(82分 金成勇5)、ドゥトラ5(53分 中村充5.5)

【今日の私的MOM】 なし

【現在のサンガのリーグ戦成績】 2勝 4分 12敗 勝ち点:10 順位:18位

8/7 第17節 アルビレックス新潟戦 (京都・西京極競技場)

2010年08月07日 23時35分35秒 | サンガ観戦レポート2010
写真:亀田製菓の柿の種を食べるパーサ。試合でアルビを食えたのか、サンガ?

リーグ戦10試合負けなしの新潟。
リーグ戦12試合勝ちなしのサンガ。

どうよ、この違い?

むしろこれくらい違いが明確な方がいいかもな。
過去の対戦成績からしたら過去1敗しかしてない貴重なお得意様だし、
今の成績は忘れて相手をお得意様として飲んで掛かってほしい。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:郭泰輝、増嶋、水本
 MF:加藤弘、角田、中山、中村太
 FW:ディエゴ、宮吉、ドゥトラ
SUB:平井、森下、片岡、渡邉、柳沢、ハウバート・ダン、中村充

スタメン表だけ見ると3バックっぽい布陣だが、
実際は弘堅と太亮の両サイドがつるべの動きでDFに入る4バック。
ここ2~3試合でバイタルエリアを使われて失点している事をケアする意図か。

【前半】
ホームだというのになぜかサンガは守備的。
しっかり守備を固めてからのカウンターと言ったら聞こえは良いが、
どうも慎重というか、むしろ臆病になっている気がするな~。
ボールを奪ってから、横パスばかりで前線に持ち上がるのに時間をかけ過ぎ。
これも連敗続きの影響かもしれない。
消極策でも無失点に抑えられるなら、それも良い。
無失点に抑えられるなら、だ。

で、どうだったか?

前半28分、サンガはマスが上がった右サイド裏を
曹永哲に突破され、先制を許す。

守れてないやんか。

失点すると、今のサンガは目に見えて気落ちする。
前半、失点こそこの一点のみで済んだが、サンガには得点の匂いがまったくない。
それでもまだ一点差ならなんとかなる気がしていたんだけど…

【後半】
後半9分によくわからん場所でよくわからんレッドを喰らって新潟FWミシェウが退場。
数的優位という素晴らしいプレゼントをもらう。
普通だったらこれで一気に同点、逆転といきたい。
だが、それがそう上手くいかないところが、今のサンガのダメなところ。
ミヤに代えた(中村)充孝はどこにいるのかさっぱりわからない存在感のなさ。
(これじゃレギュラーなんてまだまだやな~)
マスに代えた大剛のクロスは誰にも合わない。
(いないところに上げる大剛がヘタなのか、あげたとこにいかない奴が悪いのか)
パワープレーでテヒを前線に回すも、テヒにボールが入らない。
(何のためにDFの布陣を変えてまでテヒを上げたのかわからん。)
太亮は新潟の矢野に当たり負けしてコケまくってるし。
(なんでそんなにフィジカル弱いねん!)
ディエゴはペナ近くまでボールを運ぶものの、シュートさせてもらえず、
唯一ゴールネットを揺らした時はオフサイド判定。
(どうもここ数試合、ディエゴの一人相撲って感じがするのは僕だけか?)

数的優位を活かせないまま時間はどんどん消費され、後半30分過ぎ。
新潟のセットプレーからゴール前の密集で味方のクリアがオウンゴールとなり

The END

一人多くても一点も獲れないチームが2点のビハインドを跳ね返せる訳もなく…
お得意様のはずの新潟にも気前よく勝ち点3を献上。
良いジンクスはどんどん消えてゆき、悪いジンクスはどんどん積み上がる。
ホームらしくない戦術で負けると、余計疲れる。

【試合後】
ディエゴのゴールがオフサイド判定された時、ペットボトルが投げ込まれた。
ゴール裏に挨拶に来た選手に向かってもペットボトルが投げられて、スタジアム騒然。
その後、サポーター同士が口論となり、それが乱闘に発展し
試合内容に輪をかけて情けない、後味の悪いことになってしまった。

もうやめてくれ、よけい惨めな気分になるわ。

僕自身はもう湘南戦で開き直っちゃってるんで腹は立ってないです。
ただ、どうしたら勝てるのかまったくわからなくなりました。
ひとつ勝てば…
たったひとつ勝てば流れは変わると思うのですが…


【今日の一言】 一勝が遠い。一点が遠い。今は耐えるのみ。

【試合結果】 京都0-2新潟

【観客数】 6,818人 (なんじゃ、この観客数は!?J1とは思えん…)

【得点者】
 新潟 : 曹永哲28、O.G.78

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5
 DF:郭泰輝5.5、増嶋5.5(66分 渡邉4.5)、水本5
 MF:加藤弘5、角田5、中山5、中村太4.5
 FW:ディエゴ3、宮吉5(61分 中村充4.5)、ドゥトラ4.5(74分 森下5)

【今日の私的MOM】 なし