西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

5/15 第12節 横浜・F・マリノス戦 (神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場)

2010年05月16日 14時22分16秒 | サンガ観戦レポート2010
写真:いつのまにか出来てた三ツ沢のオーロラビジョン

三ツ沢に遠征するのは5年ぶり。
来てみてびっくり。
ホームゴール裏にあったキューブ回転式の掲示板が…ない!?
かわりにビジター席側に立派なオーロラビジョンが設置されている。
5年の歳月の長さを感じるぜ。

そのひさしぶりの三ツ沢。
ピッチとの距離といい、スタンドの環境といい、
良いスタジアムだなぁとあらためて感じた。 ウチにもほすい…

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、水本、森下、中村太
 MF:ディエゴ、チエゴ、安藤、角田
 FW:柳沢、ドゥトラ
SUB:平井、片岡、加藤弘、渡邊、西野、金成勇、宮吉

累積で出場停止を食らったテヒと博貴に代わって太亮と安藤が先発復帰。
リーグ戦としてはW杯期間中断前の最後の試合。
いい結果を得てW杯休みに入りたい。
相手のマリノスには代表に選出された俊輔とボンバー中澤がいる。
こちとら代表選手なんざ、一っこ一人いやしねぇんだからガチでいくぜ!
W杯前に怪我したくないんやったら大人しくしとけや、ゴラァ!


写真:連敗阻止に挑む我らがサンガイレブン

【前半】
なんといっても前半のハイライトはドゥトラの先制ゴールでしょう!
前半15分あたり、自陣センターサークルの手前からドリブル開始。
ピッチの半分をひとりで駆け上がり、その間一体何人の相手を抜き去ったでしょう?
マラドーナの8人抜きに勝るとも劣らないドリブルシュートが決まる!

ス、ス、ス…スゲー!!!!!!!!!(実際は7人抜き)

カカ2世という触れ込みに違わぬまさに神ゴール!
こりゃ、マジで勝てんじゃね?
マジでそう思ったサンガサポの期待をしぼませてくれたのは
俊輔のFKでも、中澤のボンバヘッドでもありませんでした。

扇谷健司

選手じゃないし。 主審やし。
前半終了間際の40分、マリノスのCK。
ペナ内のポジション争いで水本が相手を倒したのがファウルとなり、PK判定。

ま  た  か

なんでやねん!?
前節清水戦でのPKは遠いサイドだったので正誤はよく判らなかったが、
今回は近いサイドでのプレーだったから良く判る。
ぜ~ったいアレはファウルじゃないよ!
ボールのない場所での単なる体の入れ合いやんけ!
アレをファウルとられたら怖くてDFがスクリーンアウトでけへんわ!
ミズ(水本)、お前は全然ワルないぞ!! 扇谷、死んでくれ!

腹立たしいが判定は覆る訳もなく、大剛弟にPKを決められ同点とされる。
水谷…いっぺんくらいPK止めてくれんかなぁ~。

【後半】
後半20分、アンちゃん(安藤)に代えて守備重視の片岡を入れた途端に失点。
がっくり感がビジター席に蔓延したが、サンガイレブンにはまだ闘志は残っていた。

前半もそうだったが、後半もボールポゼッションはマリノスが上。
その点はさすがだとは思うが、サンガの最終ラインはよく踏ん張っている。
攻撃面では前懸りになるマリノス右SB天野の裏スペースを
サンガの左SB太亮がうまく使って何度かチャンスを演出している。
押され気味ながらアウェイの戦いとしては悪くない。

だけどシュートが足りない。

ここ最近、ディエゴのシュートに思い切りがない様に感じる。
ボールキープは出来るんだからシュート打とうぜ、アミーゴ。
あと、この日のヤナギにはキレがない。
早めにヤナギ交代させた方が良いんじゃないの、カトQさん?
だってその為にソンヨンもミヤもサブに入れてるんだし、
DFにコンバートしたはずの西野までFW登録してるんでしょ?
負けてるんだから。 点獲らないと勝てないよ。

そのあたりの意図からかカトQ、ついに後半30分に動く。
動きの良くないヤナギに代えてミヤ(宮吉)、
ディエゴのサポート役として(加藤)弘堅を一度に投入。

そしてその交代が功を奏したのは、交代からわずか4分後。
ミヤの同点ゴールが生まれたのだ!
歳に似合わずテクニカルなボレーシュート!
思わずガッツポーズでゴール裏サポーターへアピールするミヤ!

やってくれよった~っ!
見たか、木村和司!
京都の貴公子・ミヤ、ここにあり~!!
ミヤのJ初ゴールは勝ち点には結びつかなかったが、
今回のゴールはチームの連敗を止める貴重な勝ち点1につなげてくれた。

その後もディエゴ、弘堅と惜しいシュートがあり、
最後まで勝利への執念を見せてくれたが、結局ドローとなった。
あと10分やらせてくれたら…悔しいなぁ。

【試合後】
リーグ戦中断前のアウェイで得た勝ち点1。
これを良しとするか否かについては、意見の分れるところだと思う。
僕自身は勝てる可能性が十分あっただけに満足はしていない。
ただ、7月以降のリーグ戦再開に向けて収穫はあった。

ドゥトラに覚醒の兆しが見えたこと。
太亮、弘堅、宮吉ら若手選手が戦力として計算できる様になってきたこと。
そして、これまでやってきた戦術が熟成されつつある感触を得られたこと。

危機感はあるが、それでもまだリーグ戦は1/3を超えたばかり。
この中断期間をチーム戦術を磨く好機とできれば巻き返しには十分だ。
期待してるよ。


写真:殊勲のミヤも同点が悔しいのか、笑みはなし

【今日の一言】
 水本…キミ、いっぺんお祓い行った方がイイと思う

【試合結果】 横浜FM2-2京都

【観客数】 13,127人

【得点者】
 横浜FM: 渡邊千40(PK)、兵藤68
 京都: ドゥトラ16、宮吉80

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:増嶋6、水本5.5、森下5.5、中村太6
 MF:ディエゴ5.5、チエゴ5.5(76分 加藤弘5.5)、安藤5.5(67分 片岡5.5)、角田5
 FW:柳沢5(76分 宮吉7)、ドゥトラ6.5

【今日の私的MOM】 宮吉 拓実 : 最低限の勝ち点1をもぎ取った技あり同点ゴール

5/5 第10節 清水エスパルス戦 (京都・西京極競技場)

2010年05月05日 19時26分32秒 | サンガ観戦レポート2010
写真:試合前購入してご機嫌のパーサ&コトノのマペットだったが…

GW最後の締めくくりがよりにもよって負けなしで首位爆走中の清水。
清水が点を決めるとアウェイ通算400ゴールだそうな。
さらにもう一点決めるとクラブ通算900ゴールだそうな。
・・・・景気よろしおすな~、調子のええチームは。

ウチなんか4月から勝ちなしやし、ヤナギのJ100ゴールも足踏みやし。
GWにひとつくらいええ思い出残してくれへんやろか…
そやないと寂しすぎます。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、郭泰輝、水本、中山
 MF:角田、チエゴ、片岡、ディエゴ
 FW:ドゥトラ、柳沢
SUB:平井、森下、安藤、渡邊、西野、ハウバート、宮吉

(中山)博貴がサイドバック? やれるの?
そしてチエゴがボランチに復帰。
サンガの戦術はボランチのプレスとインターセプトが攻撃の起点なのでココ重要。
チエゴに期待しましょう。

【前半】
前半、そのサンガの中盤(ボランチ+両サイドハーフ)の寄せが速く、
清水得意のパスサッカーをさせていない。 いい感じ。
時々、小野伸二にバイタルエリアからヤバいタイミングでシュートを打たれたが、
いずれも枠には飛んでなかった。
ヨンセン、岡崎、藤本の清水3トップをきっちり抑えられている。
心配していた博貴のサイドバックもソツなくやってる。
前線ではドゥトラとヤナギが清水DFの裏を突く動きがあり、
ゴールの匂いがプンプンしてきた。

その予感が現実になったのは30分頃。
清水ゴール前へうまくボールをつないでヤナギがシュート!
ボールは清水ゴールのサイドネットに突き刺さった!!
待望のJ1通算100ゴール達成の瞬間!

♪や~なぎ~ゴォール! オーオ、や~なぎ~さわ~! あ・つ・し!
  ヤ・ナ・ギ・ゲットゴ~ル!♪

おめでとう、ヤナギ!!
前日こちらも待望の第一子も誕生したヤナギ。
その直後にはドゥトラのサンガ初ゴールとなるお祝い追加点も入り、
まさに最高にハッピーなゴールとなる…はずだった…のです。

写真:ついに掲げられたヤナギ祝100ゴールのゲーフラ…だったのに

【ハーフタイム】
サンガのU-15の子達が、プレミアカップの大会で優勝し、
マンチェスターU・プレミア杯・ワールド・ファイナルに出場を決めた報告会で
さらに盛り上がった…のですが。

【後半】
プツ~ン

記憶が…とびました。
なんだかよくおぼえていません。
年のせいでしょうか? アルツハイマー発症したのでしょうか?
PK2回? ヨンセンのヘッド? ボスナーのダメ押し?
なんか…負けたみたいです。

後半25分に博貴がこの日2枚目のイエローをもらい退場。
相手もその10分後に退場者を出したが、
既に追いつかれていたサンガの方がより痛かったと思う。

とにかく後半中盤とDFの足がとまったのが敗因でしょう。 前半飛ばし過ぎました。
(でも、そのおかげでヤナギとドゥトラのゴールが生まれた訳で…)
あと、失点する時間が早過ぎる。 後半9分はアカン。
サッカーで2点差は危険な点差と言われている。
2点差を守り切るにはせめて後半25分は耐えてほしい。
それにしても4失点かぁ…

【試合後】
まあ、がっくりはきました、正直言って。
でも、結果は変わらないし、弱くても別のクラブに乗り換えられないし。
どこまでもサンガを応援し続けるしかないです。
それがサポーターの宿命です。

試合からの帰宅中に知人のエスパルスサポからメールが。
「今日の主役は佐藤主審でしたね。試合を壊す審判は正直来て欲しくありません」
という内容。 優しいお言葉…痛み入ります。
サンガの関係者からも試合後に「あれは2つともPKじゃないよ」というコメントがあったけど、
やっぱりヘボジャッジやったんや…僕らの応援席からは遠くて分らんかったですが。

とはいえ、サンガDFが後半ヘバったせいでペナルティエリアへの侵入を許し、
後追いでPK判定されそうな守備になってしまっていたのは事実。
主審のミスジャッジをとやかく言う前に、
90分間戦いきれない自分たちのスタミナ不足をなんとかしてほしい。
サッカーは45分ではなく、90分戦い切らなければ何も残らないのだから。

さて…最下位になってしもたんですが、どないしましょ?


【今日の一言】
 お互い勝ち点1.5づつ分け合うってのはどうですか、清水さん?

【試合結果】 京都2-4清水

【観客数】 14,061人

【得点者】
 京都: 柳沢31、ドゥトラ34
 清水: 藤本54(PK)、78(PK)、ヨンセン59、ボスナー83

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:増嶋5.5、郭泰輝5、水本5.5、中山5(69分 警告2枚で退場)
 MF:角田5.5、チエゴ5.5、片岡5.5(67分 ハウバート4.5)、ディエゴ5.5
 FW:ドゥトラ6(67分 森下5.5)、柳沢6(71分 安藤5.5)

【今日の私的MOM】 なし : J100ゴールを決めた“ヤナギ”と書きたかった…

5/1 第9節 大宮アルディージャ戦 (埼玉・NACK5スタジアム大宮)

2010年05月02日 13時13分00秒 | サンガ観戦レポート2010
GW初日、車での遠征。
高速道路の渋滞を回避する為に夜中の0時に京都を出発。
さすがGW、真夜中の割には交通量が多い。
途中休憩を極力はさまず目的地を目指し、大宮に到着したのは朝7時。
…早過ぎます。

試合開始が19時で、スタジアム開場が2時間前の17時だから
10時間を大宮で時間を潰さないといけない。
近くの大宮公園のベンチで読みかけの村上春樹「1Q84 Book3」を読む。
読んでるうちにいつのまにか寝てしもたっちゅうねん!
どうにかこうにか10時間経過し、入場。 あ~長かった…

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、郭泰輝、水本、染谷
 MF:ドゥトラ、角田、片岡、中山
 FW:ディエゴ、宮吉
SUB:平井、森下、チエゴ、安藤、渡邊、柳沢、中村充

宮吉、染谷、ドゥトラがリーグ戦初先発。
大幅なメンバー入れ替えがカンフル剤となるのか?
確かにドゥトラは試合前のシュート練習では良いシュートを撃ってはいたが…

【前半】
なんだかフワフワした試合への入り方。
それはお互い様だけど、開始11分に得点した分大宮の方が偉いね。
とにかくサンガイレブンの動きが鈍い。 体が重そう。
練習では活き活きしていたドゥトラも消極的だし、
ディエゴも下がり気味でシュート打とうとしない。
パスもショートな横パスばかりで大きな展開がない。
とにかく観ていて面白くないサッカーだ。
前半終了間際にディエゴからのクロスに(郭)テヒがヘッドで合わせて
同点に出来たからまだしも…それ以外は観るべきところなしの前半。

【後半】
後半開始直後にまた石原にゴールを許す。
先制された時もそうだったが、今回もまたソメがマークをはずされた。
せっかく前半のうちに追いついて、さぁこれから!…って時に。
盛り下がること甚だしい。
交代で入れた大剛とヤナギもイマイチどころかイマニもイマサンの出来。
試合はダラダラと続き、そのままグダグダと終了。
90分間酸欠になるまで続けた応援が虚しい。

【試合後】
疲れた…もう拍手もブーイングも出来ない。
立ってられないくらい疲れた。
ここ3試合ほどは結果は出なくても、内容には納得出来た。
けど、今日の試合は内容も悪い。
今日みたいなサッカーやってたんじゃ、どこにも勝てる気がせん。
これからまた車でGWの渋滞をくぐりぬけ
京都まで帰らんとアカンと思たら…さらに疲れるわ。

【今日の一言】 オレの5月1日を返せ!

【試合結果】 大宮2-1京都

【観客数】 10,944人

【得点者】
 大宮: 石原11、49
 京都: 郭泰輝39

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5
 DF:増嶋5.5、郭泰輝5.5、水本5、染谷4(60分 渡邊4.5)
 MF:ドゥトラ4.5、角田5、片岡5(60分 安藤5)、中山4.5
 FW:ディエゴ5、宮吉5(76分 柳沢4)

【今日の私的MOM】 なし

4/24 第8節 モンテディオ山形戦 (京都・西京極競技場)

2010年04月24日 23時50分36秒 | サンガ観戦レポート2010
試合結果はみなさんご承知の事と存じます。
負けました。
それもありえない負け方でございます。

山形サポの皆様からお叱りの言葉を頂く事を恐れず書かせて頂きます。
今日の試合、十中八九サンガの勝ち試合でした。
なにしろ90分の試合のうち80分までは
山形にほとんどサッカーさせていなかったわけですから。
1-0で逃げ切るか、追加点を挙げて2-0で勝って当然の試合でした。
それがなんと10分で2失点…何が悪かったのでしょう?
さっぱりわかりません。
たぶん選手や監督も頭を抱えている事でしょう。
我々サポもあまりの事に怒りや悲しさとかいった感情が湧いてきません。
ただ、ただ、茫然としております。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、郭泰輝、水本、森下
 MF:西野、角田、片岡、中山
 FW:ディエゴ、柳沢
SUB:平井、染谷、チエゴ、安藤、加藤弘、ドゥトラ、宮吉

上記の通りスタメンは試合内容の良かった前節FC東京戦と同じ布陣でした。

【前半】
序盤から約10分間はほぼサンガが攻めっ放しで、
山形にサッカーをさせませんでした。
特に中盤の片岡、角田の素早い寄せでボールを奪取、
サイドへ展開すると右からマス、西野、左から森下、博貴が攻め上がる。
DFも山形のFWをシュートレンジに入れささない。
正直、FC東京戦より良いサッカーをやっていると思いました。
前半も終ろうとしていた40分あたりに得たFKから
角田がヘッドで合わせて先制ゴールしてくれた事で勝ったと思いました。
心の底から信じていたのです、本当に…


写真:ハーフタイム、パーサくんと僕の旗。この時はまだ勝てると信じていた…

【後半】
先制された事で山形はリスクを冒して攻撃的にならざるをえませんでした。
逆にサンガはやや守備的にしてカウンターで追加点を狙う戦術に変更。
押し上げた山形のDFラインの裏を突いて何度もゴールに迫るも
J100ゴールにリーチをかけたヤナギのシュートの精度がありません。
今日2点目のゴールを狙う角田もフィニッシュを決められません。
追加点が取れない時間が長くなるのは嫌なものですが、
前半から守備に忙殺されていた山形イレブンは疲れきっているように見えました。
この時点でもサンガの勝利は確実、そう思えました。

しかし…負けたのです。
信じられません。
なぜ80分間プラン通りに進めてきた試合で負けるのでしょう?
アンビリーバボーです。

【試合後】
試合後、ゴール裏サポーターはブーイングで選手を迎えました。
でも僕はブーイングする気力も残っていませんでした。
いろいろな意味で疲れました。
選手も疲れたでしょう。
もう寝て忘れましょう。
それしかする事がありませんし…

【今日の一言】 最悪よりもなお悪い まさに極悪

【試合結果】 京都1-2山形

【観客数】 8,073人

【得点者】
 京都: 角田42
 山形: ハンドゥンウォン82、田代92

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:増嶋6(69分 染谷5.5)、郭泰輝5.5、水本5.5、森下5.5
 MF:西野5.5(61分 ドゥトラ6)、角田6、片岡6、中山5.5
 FW:ディエゴ5.5、柳沢5(86分 宮吉―)

【今日の私的MOM】 なし : 1-0のまま勝てば文句なし角田だったけど…

4/17 第7節 FC東京戦 (東京・味の素スタジアム)

2010年04月18日 17時43分55秒 | サンガ観戦レポート2010
なんで雪降っとんねん!?

前日の東京での仕事を終え、そのまま自腹滞在。
翌日のFC東京戦に備えた訳です。
夜になってよく冷えるな~とは思ってはいたけれど目覚めると

雪 で ん が な !

4月も半ば過ぎて都内に雪が降ったのは40年ぶりくらいらしい。
雪は時間の経過と共に雨に変わり、雨脚も徐々に弱まってきたので
宿泊していたビジネスホテルのチェックアウト時間ギリギリまで待つ。
幸いにも雨も止んだのでホテルを出発、味スタを目指す。

ここまでサンガは開幕から
●△○○△●●△ときたので
パターン的に言うと…○でしょう。
相手のFC東京とはこのところ引き分け続きなので
アウェイゲームといえども勝ってひとつでも順位を上げておきたいところ。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:増嶋、郭泰輝、水本、森下
 MF:西野、角田、片岡、中山
 FW:ディエゴ、柳沢
SUB:平井、染谷、安藤、中村太、加藤弘、ハウバート、宮吉

スタメンからチエゴが消えた。
たしかにここまでチームにフィットしてない感じではあったが、
このままフェードアウトするってことは…ないよね?(誰に訊いてる?)
あと、今回、トノ(西野)を右MFとして起用したのも注目ポイント。
トノはサンガに移籍してからまだ結果を残せていないから
この試合で存在感をアピールしてもらいたい気持ちではある。

それはそれとして…
両チームのスタメン発表の後に審判員の紹介があり、
今日の主審が“扇谷”とアナウンスがあった途端に
ホームFC東京サポーターから大きなどよめきが起こった。
その謎は試合が始まるとやがて明らかになるのだが…

【前半】
サンガのこのところの戦術は明確である。
ミズ(水本)と(郭)テヒのCBふたりでゴール前をがっちり固めつつ
ボランチの位置で相手ボールを奪いサイドへ展開するか中央のディエゴに送る。
あまり手数をかけずにゴール前に運んでシュートまで持っていくという戦術。
前節名古屋戦では2失点はしたものの、それはセットプレーのマークミスと
攻撃時にボールを奪い返された時の攻守の切り替えが遅れた為。
やっているサッカー自体は間違っているとは思わない。

前半10分頃の角田の先制点も、すばやい右サイドからの持ち上がりから生れた。
遠いサイドでのゴールだったのでよくわからんかったんやけどね。
とにもかくにも先制した。
FC東京の調子も今日はイマイチな印象で迫力は感じない。
ボールは相手に持たすが、主導権は渡さないというプラン通りの展開だ。
前半に一発ゴールの枠に飛ぶシュートを放たれたが、
そこは水谷がワンハンドで弾いて難を逃れた。
はっきり言って前半ヤバかったのはこのシーンだけだった。
(サンガも前半は角田のゴールとなったシュート1本だけだったってのはヒ・ミ・ツ♪)

【ハーフタイム】
17時キックオフだったせいですっかり日が落ちて寒くなってきた。
そうや…朝、雪降ってるくらいの気温やった。 忘れてた…

【後半】
後半になってもサンガのプラン通りに試合は進行していた。
シュート数こそ少ないが、要所を押さえた守備で大したピンチもない。
片岡、角田の両ボランチとマス(増嶋)、森下の両サイドバック、
それから(中山)博貴、注目のトノの両サイドアタッカーも攻守に集中している。
FC東京は最終ラインあたりでボールを回す時間が多くなっているので
観ているこっちとすれば怖さはないし、
このまま1-0で逃げ切るのも十分可能だと思っていた。

が、後半25分過ぎミズがペナルティエリア内でファールを採られ、痛恨のPK。
ここまで同じ様なプレーは両チーム共にあったが、PKを採らなかった主審の扇谷。
ここまでは頑なに採らなかったPKをよりにもよってなぜ今採る!?
PK採るなら、全部採れよ!
(一貫性のないジャッジするからFC東京サポがあーいう反応したのね…納得)
はずしてくれと祈ったが、さすがにハズさんわな、重松。
落ち着いて決められ、同点。 無失点試合はまたおあずけとなる。

その後はディエゴ、角田、ヤナギと惜しいシュートを立て続けに放つも決まらず
試合は同点のまま終了。
ミヤ(宮吉)も(ハウバート)ダンも終了間際に出場するも
この短い時間の中で結果を出せというのはちょっと厳しいわな。

【試合後】
PKのシーン以外はほぼプラン通りの展開だっただけに悔しいドロー。
3日前のナビスコ仙台戦は僕は観ていないが、
その前の名古屋戦よりも試合内容は良かっただけに…くそ~、扇谷め。

サポもチームの状態は上向いてきているのを感じてはいると思う。
挨拶に来た選手を拍手と声援で迎え入れた。
次はホームで山形と対戦だ。 今度こそ○で。 今度こそ勝ち点3を!

【今日の一言】 PKを採るも採らぬも扇谷次第

【試合結果】 1-1京都

【観客数】 18,350人

【得点者】
 FC東京: 重松73(PK)
 京都: 角田11

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:増嶋5.5、郭泰輝6、水本6、森下5.5
 MF:西野5.5(66分 安藤5.5)、角田6、片岡6、中山5.5(88分 ハウバート-)
 FW:ディエゴ6、柳沢5.5(81分 宮吉5.5)

【今日の私的MOM】 水谷 雄一 : ワンハンドでヤバいシュート2発を防ぎ勝ち点1を死守