西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

11/20 第36節 ファジアーノ岡山戦 (岡山・Kankoスタジアム)

2011年11月20日 23時46分20秒 | サンガ観戦レポート2011
サンガJ昇格後クラブタイ記録となる7連勝をこの目で観る為に初の岡山遠征へ。
前日の練習風景を観た限りでは選手は良い緊張感を持って臨んでくれるはず。
今週水曜に行われた天皇杯3回戦でJ1山形を逆転で破り、
年内残りすべての試合を勝利で終える為、僕も全力でサポートしたい。

試合当日午前3時半起床。
朝…というより夜中5時に京都駅を出発。
比較的近距離の遠征なのであっという間に岡山到着。朝7時半。
まずはスタジアム内の駐車場を確保。
まだスタジアム開場までは時間があるので、
仲間と別れ、日本三大庭園である後楽園と岡山城の見学に徒歩で向かう。
岡山の名所を堪能した後、スタジアムに戻り、スタジアムグルメで腹ごしらえ。
メインスタンド前のフードコートはすごい混雑ぶり。
ファジフーズと銘打ったスタグルメのひとつ「鴨なべ」の列に並ぶも
なかなか列が進まず時間だけが経過。
結局試合前のピッチ練習が始まりそうになったので鴨なべは諦めました。
いきなりアウェイの洗礼を受ける形です。ハラへった…(>_<)


写真:やたらと挑発的な岡山のマスコット・ファジ丸。さすがは勇気の鳥・キジだけのことはある。

本日応援旗はアウェイとしては多めの10本。
ビジター席のスペースはかなり狭く、応援旗は密集するしかない状態。
おまけに応援練習では強烈な風を受けて、応援旗は超振りにくい。
初めて来たこのスタジアム、構造からして旗を振るのがかなり厳しいゾ。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、内野、森下、福村
 MF:鄭又榮、中村充、工藤、中山
 FW:宮吉、ドゥトラ
SUB:守田、アライール、中村太、加藤、駒井、ハウバート・ダン、金成勇

累積出場停止の秋本に代わってスタメンCBは故障明けの森下。
それ以外はここ数試合とメンバーは変わらず。
連勝中のイイ雰囲気を維持させようという大木サンの意図か?

【試合感想】
共にDFラインからパスをつないでゴール前まで運ぶスタイルの両チーム。
前線とDFラインをコンパクトに保ち、その狭いエリアの中で
激しい寄せやパスカットを繰り広げる一進一退の展開。
最初にスコアを動かしたのはサンガでした。

前半14分。
岡山の左サイドを強引に突破してきたドゥトラがゴール前にクロスを入れる。
受けたミヤがゴール前で岡山のDFと競り合いながらシュート。泥臭く先制!
いよいよ7連勝が現実味を帯びてきた!
…と考えたのは僕だけではなかったはず。

しかし今日の試合は、そう上手くはいかなかった。

本当なら前半の内にもう一点追加点を貪欲に狙いに行くか、
或いは、1-0のままできっちり抑え込むか、方針を決めてかかるべきだった。
ボールは相手陣内まで運んでもフィニッシュに持ち込めない。
相手にはやたらDFラインの裏を狙われる。
悪くはないけど、良くもない。

それでもまぁ1-0で前半は終われるだろうと思っていた前半終了間際。
一番獲られてはいけない時間帯に失点し、同点とされると、
後半も一番警戒しないといけない終了間際のセットプレーで
攻撃参加してきた相手DFに競り負けてヘッドで逆転ゴールを許す。
いくら連勝中でも、この時間帯に失点しては取り戻すのは厳しい。
交代カードを切るのも今日は遅かった。
ロスタイムになってからソンヨンを入れても…

やはり7連勝は難しかった。
サンガの出来が悪かったとは思わないし、勝てない試合でもなかった。
だけど負けたのは事実。
岡山の方が獲るべき時に獲り、サンガはそれが出来なかった。
きっと神様が選手と我々サポーターに
「イイ気になってんじゃないヨ!」
「本当に強くなったと勘違いすんな!」
「まだまだアカンで、お前らは!」と
戒めを与えたもうたのではなかろうか?

たしかにそうです。
初心に返って、また勝ち星を積み重ねられる様に
気合を入れ直して次節に臨みます。

すんませんでした!!


【試合結果】 岡山2-1京都

【観客数】 7,150人

【得点者】
 岡山:澤口45、植田88
 京都:宮吉14

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:酒井5.5、内野5.5、森下5、福村5(89分 中村太-)
 MF:鄭又榮5.5、中村充5.5、工藤5(70分 加藤5)、中山5.5
 FW:宮吉5.5、ドゥトラ5.5(90分 金成勇-)

【今日の私的MOM】
 ドゥトラ:ミヤの先制点を演出したのはドゥトラのサイド突破から

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11/12 第35節 東京ヴェルディ戦 (京都・西京極競技場)

2011年11月12日 22時19分28秒 | サンガ観戦レポート2011
サンガ5連勝中、この連勝をどこまで伸ばせるのか?
今日対戦するヴェルディは昇格に望みを残す5位。
数字的にはサンガもまだ可能性あるんやけどね…(^△^;)
勝ちにこだわる相手との対戦は応援する側も気合が入る。

朝方まで降っていた雨も止み、スポーツ観戦には最高の天気。
今日は今季初の1万人越えの観客動員が見込めそうだという。
せっかくの大観衆の前で6連勝を飾ってほしい。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、内野、染谷、福村
 MF:鄭又榮、中村充、工藤、中山
 FW:宮吉、ドゥトラ
SUB:守田、秋本、中村太、加藤、駒井、ハウバート・ダン、金成勇

前節交代出場して完全復活を果たしたソメが今日は先発。
途中交代した秋本もベンチ入りしている。重畳、重畳。

【試合感想】
ドリブル突破によるJ2トップの攻撃力を誇るヴェルディ。
ショートパスを繋ぐスタイルを貫くサンガ。
共にボール支配率を高く保つ事によってリズムが出てくるチーム同士の対決。
それだけに試合への入り方が重要。
その重要性はお互いの選手が分っているからだろう
試合開始からガチで息詰まるプレスの掛け合いが続く。

前回のアウェイでの対戦でも感じたことだが、ヴェルディは強いし、巧い。
今日は特にイヤらしい動きをしているのが右サイドのMFアポジ。
マッチアップしたウチのフクちゃん(福村)が対応に四苦八苦。
その上、今日の主審はやたらサンガに不利なジャッジをしてくる。
(まぁ気のせいかもしれないけどね)
アポジが倒れるととにかくファウルを取りやがる。
僕からみれば同様のチャージをサンガ選手が受けてもファウルを取らない。

なんでやねん!

試合がまだ落ち着かない前半25分、サンガにアクシデント発生。
ヴェルディFW阿部の放った強烈なシュートをソメが至近距離で顔面ブロック。
その後もソメはプレーを続けていたので問題ないと思っていたが、
やはりダメージがあった様で、5分後に秋本に交代。
この応急措置がサンガにとって吉と出て、試合を落ち着かせる事になった。
巻や阿部に攻められていたソメのところが秋本でかなりケアされた感じ。
それによってアポジへの対応に専念出来るようになったフク。
徐々に一対一の局面で押し込むシーンが生まれてきた。

前半終了間際、相手のコーナーキックのピンチであわや失点という場面、
ゴール枠内でミヤ(?フク?)がヘッドでからくもクリア。
お互いのスタイルでぶつかり合った前半は一歩も譲らず0-0で終わる。
勝負は後半の45分に。

後半、目障りな存在だったアポジがなぜか交代。あらま、ラッキー。
前半お互いにプレスの掛け合いを繰り広げていたので
後半どっちが先にヘバるかが勝負の分かれ目…と思っていたが、
先にヘバったのはヴェルディだった。
特にそれが顕著だったのがヴェルディの左サイド。
酒井の攻撃参加機会が目立ってきたのがその証拠。
酒井がヴェルディの左サイドを深くえぐってクロスを上げる。

繰り返せ! 繰り返せ!

でもゴールを割る事は出来ない。
さすがに好調なチームだけに最後の最後で崩れない。

繰り返せ! 繰り返せ!

運動量で勝っていたので負けそうな気はしなかったが、
ドローも止む無しと思い始めた試合残り時間あと5分。
充孝に代えて太亮が入る。
その起用が試合を動かす。
相手のクリアボールがルーズになり、工藤がゴール前にドリブルで持ち込み
グラウンダーのクロスを入れると中央でミヤとドゥトラがスルー。
ファーサイドには代わったばかりの太亮が!
その太亮がボールをキープし、狙い澄ましたシュート!!
ボールは遂に、遂に、遂に、ヴェルディゴールに吸い込まれた!

や っ た ー !!

なかなか活躍の機会のなかった太亮に待望の今季初ゴール!!
最高の時間帯に、最高のゴール!
交代出場した選手が決勝ゴールを決めるなんて…すごいよ!
自分たちのスタイルを最後まで貫いて、
交代選手が結果を出すというまさに理想的な勝ち方やんか!?

なんと、なんとサンガ6連勝。こんなに勝ったのっていつ以来やろか?
順位もまたひとつ上げて8位。
3位争いしていた徳島と札幌が勝った為、サンガの昇格は完全になくなった。
でも全然平気です。
目の前の試合に勝つ。それに勝る喜びはない。
こんな前向きな気持ちで迎える昇格断念の瞬間はなかった。
次も勝とう。勝ったままシーズンを終わろう。
それは決して不可能な事ではないはず。

【試合結果】 京都1-0東京V

【観客数】 12,287人(今季初のオーバー1万、その上勝利で云う事なし!)

【得点者】
 京都:中村太86

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6.5
 DF:酒井6.5、内野6、染谷6(30分 秋本6.5)、福村6.5
 MF:鄭又榮6、中村充5.5(83分 中村太6.5)、工藤6、中山5.5
 FW:宮吉6、ドゥトラ6(89分 金成勇-)

【今日の私的MOM】
 福村 貴幸:酒井と共にサイドの攻防で存在感を示した。成長したね、フクちゃん。

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11/6 第34節 ロアッソ熊本戦 (熊本・水前寺競技場)

2011年11月07日 21時15分32秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:新調した旗竿デビューはいきなり雨でした…

サンガ4連勝中。
一年でJ1復帰はもはや現実には叶いそうもない状況だが、
ここにきて攻守共にチームが出来つつあり、結果に繋がってきた。
これは来季に向けて明るい材料となるのは間違いはない。
残り5試合、どこまで連勝を伸ばせるか?
来季に向けてイケるところまでイってほしい。

34節の対戦相手は熊本。
初対戦となったホームでは0-1で惜敗。
相手の持ち味である堅守に基づいた先制逃げ切りでまんまと敗れた形。
その意味でもなんとしてもリベンジを果たしたいところ。

サポーター仲間と車2台で土曜23時に京都出発。
途中中国道→山陽道に乗り損ねるトラブルもありつつも
山陽道→九州道、片道750kmを断続的に強弱を繰り返す雨の中走破し、
朝8時に熊本到着。熊本市街もやっぱり雨。
水前寺競技場のアウェイサポ待機列の場所取りをしてから
「行こうぜ、行こうぜ」とアピールして無理矢理気味に熊本城へ。
スタジアム入場開始が11:00なのであまり時間がない。
超速攻で重要文化財・宇土櫓、復元天守等を観て回り、再び水前寺へ。

雨は降り止まず、雨に打たれながら応援準備完了。
サンガサポーター、人数は少ない割りには応援旗5本は参加率高し。
僕も含め応援旗隊のこの試合に賭ける気持ちの強さを感じます。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、内野、秋本、福村
 MF:鄭又榮、中村充、工藤、中山
 FW:宮吉、ドゥトラ
SUB:守田、染谷、中村太、加藤、駒井、ハウバート・ダン、金成勇

基本的に今回も前回と同じ布陣。
連勝中の良い感触を如何にして継続できるかが問題だ。

【試合感想】
序盤は完全に熊本・高木監督が書いた青写真通りの展開だった。
サンガのボール配球ポイントであるウヨン、充孝、博貴、工藤という
中盤で激しくチェイシングされ得意のパス回しを封じられる。
パスが回らないとサンガの攻撃はリズムに乗れない。

そして前半11分、カウンターから裏にパスを通され、失点。
先行逃げ切り型の熊本相手に早い時間帯での失点は
サンガにとって最も避けたかった状況だった。
サンガサポーターの大半は「アカン」と思ったに違いない。

だが連勝中のチームはその不利な状況を跳ね返す。

それまでも決定的なチャンスにはならなかったものの
熊本ゴールに果敢なドリブルを仕掛けていたドゥトラ。
今シーズン、ここまで使われても良いパフォーマンスを出せず、
ベンチ外になる事も多かったブラジル人が今日は大活躍。

前半37分、後半8分、今年の不調の鬱憤を晴らすかの様な2ゴール!
同点弾となった1点目はゴール前のこぼれ球を受けて強めのシュート。
逆転弾は我々の応援席からは遠いサイドでのゴール前の密集地域で。
いつ、どんな形で決まったのか、正直まったく判らなかった。
サンガの選手が大喜びしているのを見て、

とりあえず入ったみたい…(苦笑)

いずれにしてもサンガはゴール前の狭い所でも人数をかけて
パスを繋がないと自分たちの攻撃が出来ない事は確か。
それをさせてもらえなかった前半30分までと、
熊本が早々とスタミナ切れしてくれたおかげ(?)で
中盤でパスが繋がり、ゴール前に人数をかけられる様になった
それ以降との試合展開の違いと言えよう。

また守備面では、前半ゴール前の相手選手との接触で秋本が痛み、
後半頭から復帰後初プレーとなるソメがセンターバックに入った。
最初は「大丈夫なのか?」と心配したが、それは杞憂に終わりました。
最終ラインで体を張ったプレーで熊本の攻撃を弾き返す。
素晴らしい集中力でした。

試合後、そのソメがサポーターに笑顔で挨拶。


おかえりソメ!

先制したら負け知らずだった熊本に逆転勝ちした意味は大きい。
相手のスタイルに合わせて臨機応変に戦術を変えるのではなく、
あくまで自分たちのスタイルを貫くチームにとって、
スカウティングしてきた相手から試合の主導権を奪い返し、
勝ちきれるメンタルの強さが出来てきたのは大きな収穫である。

頭上の敵を叩いて順位をひっくり返し、9位。
連勝は5まで伸ばした。
サンガにとっては6年振りの快挙である。
今季初めて勝ち星も先行した。

今更…と言うなかれ。
サンガの来季は、もうすでに始まっている。


【試合結果】 熊本1-2京都

【観客数】 2,847人

【得点者】
 熊本:大迫11
 京都:ドゥトラ37、53

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:酒井6、内野6、秋本5.5(46分 染谷6.5)、福村6.5
 MF:鄭又榮6、中村充5.5(56分 駒井5.5)、工藤5.5(88分 加藤-)、中山6
 FW:宮吉6、ドゥトラ6.5

【今日の私的MOM】
 ドゥトラ:助っ人の役割を果たす2ゴール。ドリブルにもキレあり!

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10/29 第33節 湘南ベルマーレ戦 (京都・西京極競技場)

2011年10月29日 23時36分12秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:無残にもブチ折れた僕の応援旗のポール

2日前の水曜日、アウェイで湘南と対戦し、田原くんのナイスヘッドで辛勝。
今度はホームである。
湘南との勝ち点差は2。
今日の試合に勝てば4連勝となり、単純に順位を最低でも一つはアップ出来る。
さらに五分の星にまで戻す事も出来る。
嫌が上にも、サポは気合が入るってもんだ。

で、気合が入り過ぎた…って訳ではないけれど、
僕の応援旗のアルミ製のポールがバキッっと折れちゃいました。
直近の数試合、旗を振るとポールから異音がし始めてたんでヤバいなと思ってたら
やっぱりやっちまいました。
中途半端に応援旗が短くなっちゃって、メチャクチャ振り難いけど、
今日はこれで応援するしかない。

でも僕の旗のポールが折れた日の試合は…勝つんだよね、実は。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、内野、秋本、福村
 MF:鄭又榮、中村充、工藤、中山
 FW:宮吉、ドゥトラ
SUB:守田、染谷、中村太、加藤、駒井、ハウバート・ダン、金成勇

スタメンは前節アウェイ湘南戦と変わらず。
久保くんの留守の間は、基本的に大木監督はこの布陣で貫く模様。
今回はユタカに助けてもらわず、自力で勝利を掴んでほしい(苦笑)

【試合感想】
試合序盤は中盤でのポゼッションで勝るサンガのペース。
今日のサンガの攻めはボールはつなぐが、ややカウンター気味で
縦への展開が速く、すぐにでもゴールが生まれそうな気配はあった。
この押している時間帯でゴールが欲しかったが、そうは上手くはいかない。

そうこうしている内に前半20分あたりからセカンドボールが拾えなくなり、
徐々にペースを湘南に奪われてしまう。
この時間帯がとにかくヤバかった。
秋本の値千金のクリアやミズのパンチングでどうにかこうにか凌いで前半終了。

今日もサンガのDFラインは安定している。
前半押し込まれるシーンもあったが、ボール自体はよく回っている。
攻守の切り替えも速く、ここまでは互角と言っても良かろう。
あとは後半にサンガFW陣が奮起してくれることを祈るだけ。

後半になると湘南の運動量がやや落ちてきた(と感じ始める)。
右サイドの酒井が攻め上がり、良いクロスがミヤやドゥトラに入り始める。
中盤の狭いエリアでパスがつながり、サイドチェンジも織り交ぜ、
引き気味になった湘南DFを人数をかけたぶ厚い攻撃で揺さぶる。

そしてついに試合は動いた。

スコアレスのままドローになってしまうのかと覚悟しかけていた後半40分過ぎ。
右サイドで内野がクリアしたボールを受けた中山が中央の工藤にパス。
工藤からゴール前、裏に抜けてきたミヤに絶妙のループパスが通る。
ミヤは相手DFを引き連れながらトラップ、ツータッチ。
追いすがる相手DF陣を振り切ってシュート!!

ガツン!!

決まった~っ!!!!!!
ポストに当たったが弾かれたボールは逆サイドのネットを揺らす。
待望のミヤのゴールは最高の時間帯に生まれた。
まさに絵に描いた様な流れる様な芸術的なゴールだった。

この瞬間サンガサポーターは勝利を確信した。
田原、アジエル、高山というサンガにとって危険な存在だった選手は途中交代し、
もはやピッチにはおらず、湘南に反撃する力は残っていない。
ロスタイムの3分も余裕の試合運びで使い切って終了の笛を聞いた。
折れて短くなった応援旗を振りまくりました(笑)

サンガ4連勝。
勝ち点を46まで積み上げ、勝率を五分まで戻した。
暫定ながら順位も10位浮上。
今更ではあるが、攻撃面、守備面共にチームの形が出来てきた。
残り試合は5。
ここまでは週2試合の過密スケジュールだったが、次節以降は日程的に余裕が出てくる。
どこまで連勝を続けられるか?
来季につながる試合をどれだけ実践出来るのか?
俺達を最後の最後まで楽しませてくれ!!

熊本遠征の前に、早く折れた応援旗のポールを新調せんと…(lll゜Д゜)ノ


【試合結果】 京都1-0湘南

【観客数】 7,090人

【得点者】
 京都:宮吉86

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6.5
 DF:酒井6、内野6、秋本6.5、福村6
 MF:鄭又榮6.5、中村充5.5(56分 加藤5.5)、工藤6(87分 駒井-)、中山6
 FW:宮吉6.5、ドゥトラ5.5

【今日の私的MOM】
 秋本 倫孝 : 前節同様最終ラインを統率、零封し、勝利を呼び込んだ

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10/26 第7節 湘南ベルマーレ戦 (神奈川・平塚競技場)

2011年10月27日 05時08分52秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:試合後、サンガサポーター席へ挨拶に来てくれたユタカ

震災の影響により中2日で同一カード湘南との連戦となった。
同じ相手であるだけに最初の対戦で勝つか負けるかで大きく違う。
このアウェイで勝てば、次のホームでも精神的優位に立って戦える。
その意味でも大事な一戦である。

湘南はリーグ戦、勝ち点45で8位。
まだ昇格争いにギリギリ望みを繋げる位置に踏み止まっている。
前節は大量7ゴールを挙げて大勝。
その中でも警戒しないといけないのがハットトリック達成した元サンガの田原。
他にもクセ者のアジエルやチーム最多得点の高山なども要注意。
サンガとしたらここで湘南に連勝して引導を渡してやりたいところ。
前節大分戦で零封ながらやや怪しかったサンガDF陣(特に秋本)の奮起に期待だ。

この日は、東京で17時まで会議があり、会議終了すぐに東海道線で平塚へ。
JR平塚駅からは競技場へ直行バスにうまく乗れ、キックオフになんとか間に合った。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、内野、秋本、福村
 MF:鄭又榮、中村充、工藤、中山
 FW:宮吉、ドゥトラ
SUB:守田、染谷、加藤、内藤、駒井、ハウバート・ダン、金成勇

U-18代表に選出されて大洪水のタイへ遠征中の久保くんに代わって
ミヤと2トップを組むのは久々のスタメン起用されたドゥトラ。
4バックには大分戦に続き秋本と内野がCBを務める。
あと、故障で離脱していたソメがベンチ入りしてくれたのが嬉しい。

【試合感想】
今日は田原サマサマでした。
後半18分、サンガのCKのチャンスでウヨンが蹴ったボールが
逆サイドの(湘南FWの)田原に当たってオウンゴール。
このオウンゴールが決勝弾となる湘南にとってはなんとも皮肉な結果となった。

ゲームは序盤、サンガはややスローな入り方。
さすがに過密スケジュールによる疲れがあるのか、はたまた体力温存策か。
いずれにせよ前半は湘南に押し込まれるシーンが多かった。
だが、サンガDF陣が体を張って湘南のシュートを弾き返す。
特に秋本ががんばっていた。
前節は裏を盗られる場面があったが、この日は気迫のこもったプレーを見せた。
要注意人物である田原のマークの受け渡しも福村、内野らとソツなくこなした印象。

攻撃面でいえばドゥトラ、ミヤの2トップが少ないながらも
チャンスを作り湘南サポに「あわや!」と思わせる決定機も演出した。
もっとも枠を捉えられなかったり、ジャストミートしなかったりと
今日の攻撃にはシュート精度に難ありではありましたが。
それ以上に湘南のシュートにも精度がなかったので助かった。
そんなお互い決めるべきところで決めきれない中、
生まれたのが貴重な貴重な田原のオウンゴールだった訳です。

兎にも角にも、勝ちは勝ち。何年振りかの3連勝。
連続で対戦する相手に対して先勝できたのは大きいし、
7点獲るような相手を零封した事はGK水谷を含めたDF陣の大きな自信になるだろう。
土曜日のホームでの対戦が楽しみになってきました。
さらに連勝を伸ばし、昇格レースにおける湘南の息の根を止める事が出来るか?
注目である。

最後に。
試合後、皮肉と愛情を込めてサンガ時代の田原の応援歌を歌ったところ、
本人がサンガサポーターの陣取るスタンドへ笑顔で挨拶に来てくれた。
皮肉の部分が本人に伝わってたのかどうかは定かではないけれど、
僕を含めサンガサポーターは今でも田原の事が好きなんだなと改めて思った。
ユタカ、プレゼントゴール、サンキュー!
サンガ戦以外でならなんぼでもゴール量産してくれていいからね♪


【試合結果】 湘南0-1京都

【観客数】 6,104人

【得点者】
 京都:O.G.63

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:酒井5.5、内野6、秋本6、福村5.5
 MF:鄭又榮6、中村充5.5(73分 加藤5.5)、工藤5.5(88分 駒井-)、中山5.5
 FW:宮吉5.5、ドゥトラ5.5

【今日の私的MOM】
 田原 豊 : ウヨンのCKに巧く合わせてゴール、粋な恩返し弾(^▽^)/♪

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