西京極 紫の館

サッカー観戦、映画や音楽鑑賞、読書などなど、
日々のなんやらかんやらを書いてみようかな、と♪

10/19 第6節 コンサドーレ札幌戦 (京都・西京極競技場)

2011年10月20日 00時37分17秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:2点差で前半を折り返してドヤ顔(?)のパーサ。最後までドヤ顔でいられたのか?

水戸、徳島を相手にホームで連敗。
これ以上ホームで無様な試合を見せる訳にゃイカンよな、お前ら。
たとえリーグ2位の好調・札幌が相手であっても、ナ!

すっかり日が落ちるのが早くなった京都の街を足早に通り過ぎ、西京極へ。
試合開始45分前に滑り込み到着。
レプリカユニに着替え、応援旗をセットアップ。
すぐに応援練習開始。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、内野、森下、福村
 MF:鄭又榮、中村充、工藤、中山
 FW:宮吉、久保
SUB:守田、加藤、内藤、駒井、伊藤、ドゥトラ、金成勇

前回水戸戦では負けはしたものの3バックから4バックにして守備は安定、
それを受けてか今日は最初から4バックのフォーメーションである。
そして注目はアツ、工藤、そして休養明けの博貴という3人を併用した中盤。
面白い試みだが、果たしてこの3人共存出来るのか?

【試合感想】
今夜の西京極のピッチには魔物が棲んでいた。
サンガにとっては幸運を運ぶ神獣の類だったかもしれないが、
札幌にとってはまさに悪魔だったのではなかろうか?
なにしろ放ったシュート数は京都17、札幌16とほぼ互角ながら
ゴールネットを揺らしたのはサンガのみ。それもなんと4回も、である。

試合序盤は完全に札幌のペースだった。
約15分間、札幌の強烈なプレッシングにサンガは防戦一方。
前節入り方が悪かった反省から、しっかり集中して入ろうとしていたはずだが、
まったくこちらのペースでサッカーをさせてもらえない。
この15分間に2、3点は入れられてもおかしくなかった。
そのくらい札幌の勢いは凄かった。その猛攻を凌いだ。凌ぎ切った。
GK水谷のファインセーブあり、クロスバーに救われたシーンもあった。
急造4バックのDF陣も危なっかしかったが、最後の最後で踏ん張った。
この15分の頑張りがその後の試合展開を変えたと言えよう。

札幌が攻め疲れたのか、若干ペースダウンした事で
中盤でボールが持たせてもらえる様になると試合の流れは徐々にサンガへ。
一旦変わった流れは加速してゆく。
懸念していたサンガの指揮者トリオが面白い様にボールを繋ぎ始める。
前半もまもなく終わろうかという40分近くに初先発の工藤が先制ゴール。
ゴール前でミヤから工藤へつないでの技ありの移籍後初ゴールだった。

さらに前半ロスタイムでアツが追加点を挙げる。
今度はその工藤からパスを受けてのゴール。
反撃に転じようとした札幌に強烈なカウンターパンチだったと思う。
アウェイながら大挙やってきて大きな声が出ていた札幌サポを黙らせるゴール。

試合序盤あれほど押されていたのがウソの様に
一気に2点のアドバンテージを得て前半終了。
ゴール裏サポーター席は大盛り上がり、笑顔、笑顔、笑顔である。

しかしサッカーにおいて2点差は危険な得点差と言われている。
勝っている側には油断が生じ、
負けている側は1点でも返せば勢いづいて同点、逆転も出来る点差だ。
前半の2点は一旦なかったものとして、残り45分を戦ってほしい。

その後半始まってすぐサンガにアクシデント発生!
4バックの一角・森下が痛んで退場。
センターバックに負傷者続出でもうCBがいね~よっ!!
こんな時に限ってサブメンバーにもCBが登録されてない…
応急処置的に弘堅がDFラインに入る。
交代した当初は心配したが、結果的にはこの処置は正解だった。
2点差の気の緩みを感じる余裕がなくなった訳で…(^△^)

札幌は2点差を跳ね返す為に前がかりになって攻め立てるが、
前半序盤の勢いがあった時より攻めが雑。
何本かシュートがサンガゴールを襲うものの精度なく事無きを得る。

それに対してサンガはいつもより攻めにスピードがあった様に見えた。
縦パスやオープンなスペースへのサイドチェンジが効果的だった。
ミヤや久保が前線で札幌DFラインの裏に飛び出し、ゴールを狙う。
その繰り返しが札幌の焦りを助長していたのだろう。
後半20分あたりサンガCK、相手DFのこぼれ球をかっさらって久保が3点目のゴール!
さらにその5分後には相手に試合を諦めさせる4点目をアツが決めた。

序盤の劣勢を耐え、流れを引き戻し、先制、追加点、ダメ押し、と
サンガにとっては完璧なシナリオである。
逆に札幌イレブンと勝利を信じて遠路駆け付けたサポーターにとっては
悪夢としか云い様のない試合展開だったはず。

試合が終わった瞬間は、そりゃもう大はしゃぎだったが、
自宅に帰って、ひとっ風呂浴びて、落ち着いてみると、
今日の勝利はいろいろな幸運に助けられた部分が多い事に気づく。
つい3日前には徳島に、その前は水戸にも惨敗を喫しているのだ。
決してこれが自分たちの実力だなどと自惚れてはいけない
西京極に棲むサッカーの魔物はサンガの序盤の必死の守りに
4ゴールと零封で勝利という大きなご褒美をくれた。
今日はそれを謙虚に喜びたい。

【試合結果】 京都4-0札幌

【観客数】 3,601人(この試合を生で観た人は間違いなく勝ち組です!)

【得点者】
 京都:工藤38、中村充45+2、71、久保65

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6.5
 DF:酒井5.5、内野7、森下6(52分 加藤6)、福村5.5
 MF:鄭又榮5.5、中村充7(72分 駒井5.5)、工藤6.5、中山6
 FW:宮吉6(81分 金成勇6)、久保6.5

【今日の私的MOM】
 中村 充孝 : 最高の時間帯の2得点で札幌イレブンとサポに精神的大ダメージ

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10/16 第31節 徳島ヴォルティス戦 (京都・西京極競技場)

2011年10月16日 18時20分28秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:京セラOB会さんから寄贈された小旗

試合当日の朝方まで降り続けた雨がやみ、一転雲ひとつない秋晴れ。
氏神さんの秋祭りをすっぽかして西京極へ向かう。
今日の対戦相手は美濃部さんが率いて5位につけ昇格争い真っ最中の徳島。
前回、アウェイでの対戦では1-2で敗れ、悔しい思いをした。
監督のミノさん含め、倉貫、斉藤、徳重と
サンガゆかりの選手が多く在籍しているだけにホームで意地を見せたい。

また今日の試合ではサポーティングカンパニーである京セラのOB団体から
試合中の応援を盛り上げてほしいという事で
1000本の特注フラッグがゴール裏サポーターに寄贈された。
立派なフラッグに見合う試合内容で、勝ち点3をゲットできるか?

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、アライール、森下
 MF:鄭又榮、伊藤、内藤、中村充、福村
 FW:宮吉、久保
SUB:守田、内野、中村太、加藤、工藤、ドゥトラ、ハウバート・ダン

前回天皇杯2回戦でねん挫により退場した安藤に代わって
3バックの真ん中にはアライールが久々に起用された。
個人的にはこれまでのパフォーマンスが芳しくなかったのでこの起用はやや疑問。
こういう悪い予感ってのは得てして的中するものであるが…さて。

【試合感想】
試合が始まると、スタンドの小旗による応援の盛り上がりに反し、
サンガイレブンの動き出しは遅く、いつものプレスがかからない。
なんかノタ~っとした入り方やなーと思っていたら、
開始3分で簡単に右サイドをえぐられクロスを上げられ、
ゴール正面で結構距離のある位置から徳島FW佐藤にヘッドでゴールをあっさり割られる。

酒井…サイドの裏盗られ過ぎ。

アライさん…相手FWに対するマークゆる過ぎ。

その後もサンガのプレーは精彩を欠く。
左サイドはフクちゃんと森下のおかげでなんとか凌いでいるが、右はザル。
中盤は横パスばかりで前にボールを運ぶのが遅い。
おまけにパスミス、トラップミスを多発。セカンドボールを拾われまくり。
ミヤ、久保の2トップへは徳島のマークがキツく、ボールも収まらない。
特にこの状況を打開する動きも見られず、時間だけが過ぎていく。

この流れは…ヤバい。

最初こそ盛り上がっていたスタンドも、試合開始直後の失点でトーンダウン。
せっかくの小旗も振る機会が徐々になくなり、振る人も一人減り、二人減り…
何より選手に同点にしよう、逆転しようという気迫が感じられないのが辛い。
ゴール前で横パスをコネコネコネコネ…
で、シュートを打つ前に徳島にゴール前を固められクリアされる。
その繰り返し。
挙句の果てに30分過ぎにさらに失点、2点のビハインドを背負って前半終了。
正直言って前半、サンガは良いトコなし。

後半になると相手DFの裏を狙うFWの動きと、
早めの縦パスを織り交ぜ始め、ようやくサンガに攻めの形が見え始める。
それが後半開始5分過ぎのミヤのゴールに繋がるのだが、
1点差に詰め寄られた事が影響したのか、徳島が守備的になると
またサンガの攻撃が横パスをコネくり回すダメ遅攻に逆戻り。
1点負けているというのに中盤でダラダラパス回ししているだけってのは…
大木サッカーってのはそういうモンなのか?

残り時間5分、そしてロスタイムになっても状況は一向に変わらず、
そのまままんまと徳島に逃げ切られ試合終了。
数字上の可能性はあるが、現実的には今年のサンガにJ1復帰はない。
今日の様な腑抜けた試合をしている限りは来シーズンの復帰もない。
J1昇格争いをする資格さえないと思う。
選手たちは「腑抜けてなんかいない!」と云うかもしれないが、
僕にはそう感じられたのだから仕方がない。
プロならプレーで答えを僕らに示してくれないと。

今、正直僕らサポーターは応援する目的を見失いかけている。
今日、今、この目の前の試合の勝利、一つのゴールを観たいという気持ち。
ただそれだけを心の支えにして応援しているのだ。
振りどころのない1000本の寄贈小旗が悲しい…
中2日でこれまた上位・札幌との対戦が待っている。
選手もサポも気持ちを切り替えていくしかない。

残り9試合。
全部勝てとは言わない。
でも、気持ちの入っていない試合は一試合たりとも許されない

【試合結果】 京都1-2徳島

【観客数】 5,690人

【得点者】
 京都:宮吉52
 徳島:佐藤3、31

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:酒井4.5、アライール4(HT 内野5.5)、森下5.5
 MF:鄭又榮5、伊藤4.5(79分 ドゥトラ5)、内藤5(63分 中村太5.5)、中村充5、福村5.5
 FW:宮吉5.5、久保5

【今日の私的MOM】
 宮吉 拓実 : ミヤのゴールがなければ旗の振りどころがなかった

 ち、近いよ、お前っ!

      ↓コイツの正体は四国の八百八狸デシタ

 コトノちゃん…狸に浮気ですか?

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10/10 天皇杯2回戦 佐川印刷SC戦 (京都・西京極競技場)

2011年10月10日 17時56分56秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:いつもは入れないバックスタンド側からサポ席を撮影。ちょっと寂しい…

天皇杯初戦の相手は、昨年に引き続きプリントダイナマイト。
勝って当然…と言いたいところだが、昨年の対戦は延長戦で辛くも勝ち。
ついこの前の練習試合では、控えメンバーとは言え1-3で負けている訳で。
侮るなかれ。

西京極へ開場時間直前の11時に到着。
な~んもない。
サンガの主催試合じゃないので、競技場外にフードコートがない。
この閑散とした雰囲気がいかにも天皇杯って感じ(^△^)
そんなのも割とキライじゃないです。
競技場内の売店で買った焼きそばとすじ煮込みで腹ごしらえしてさあ試合だ。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、安藤、森下
 MF:福村、内藤、鄭又榮、中村充、伊藤
 FW:宮吉、久保
SUB:守田、内野、中村太、加藤、工藤、ドゥトラ、ハウバート・ダン

ガチのメンバーです。
博貴→充孝、駒井→福村という入れ替えはあるものの、ほぼベストメンバー。
いつもと違うメンバーを観たいとも思ったが、
元々若手中心だから、若手をテストするってのでもないし、ね。
それに腐ってもJクラブ。JFLクラブに負ける訳にはいかない。

【試合感想】
試合開始直後から、いつも通りペースを握る為、前線からプレスをかける。
何度か連続してシュートまでもっていったが、ゴール出来ない。
自分らが押し込んでいる時間帯に点が獲れないとまずい…
案の定15分、20分と経過する内に中盤のセカンドボールを奪われて
徐々にサイドへ展開されて危ないシーンを作られる。
そんなヤバい状況の中でさらにヤバい事態が。
3バックの要だった安藤が相手FWとの競り合いで頭を強打、負傷退場する。
急遽、森下をセンターに配し、内野を投入、酒井と左右を入れ替え対応。
入れ替えた当初はちょっとバタバタしたが、相手の拙攻にも助けられ事無きを得る。

一旦試合が落ち着いてしまえばこっちのもの。
人数をかけて攻め込み36分に充孝がこぼれ球を押し込んで待望の先制点を得る。
このゴールは試合の主導権を握るという意味ではデカかった。

後半に入ると佐川印刷の運動量が落ちた事もあって
試合は一気にサンガペースになった。
後半だけで10本以上のシュートを放ち、
後半13分にミヤ、26分には久保がそれぞれゴールを決める。
それ以外にも3本くらいは決めて当然なシュートがあったが、そこは今後の課題。
とにかく失点なしで天皇杯快勝したのは久し振り。
正直ホッとした。

今日の試合で目立ったのは守備では酒井のがんばり。
サイドを何度も破られそうになったが踏ん張った。
この頑張りを是非リーグ戦でも発揮してほしい。
他には久々の先発出場に発奮し先制ゴールも決めてくれた充孝。
充孝がトップ下にいると展開が早くなる気がする。
途中出場の工藤も巧くボールをさばいてリズムを作っていて流石と思わせてくれた。
最後にフクちゃん(福村)を誉めておこう。
彼のサイドから何度もチャンスメイク出来たし、良いクロスも上げていた。
守備でも頑張っていたし、今後が楽しみだ。

逆に心配なのはアンちゃんの状態。
このところ染谷、秋本と脳震盪で復帰が遅れている選手がいるだけに
大したことがなければ良いのだが…
※その後大木監督のコメントでアンちゃんの痛めたの頭じゃなくて足だと判明。やっぱり心配…

応援では人数は少ないが、声は結構出ていた気がしてそれなりに満足。
工藤のご贔屓のヘアサロンの美容師さん一行が応援参加してくれて
僕の周りで盛り上げてくれて有難かった。
初めて試合観戦してくれたとのことだが、勝ち試合を楽しんでもらえて良かった。

次の対戦相手はJクラブ・山形。
来年以降は元日決戦ではなくなるかもしれない天皇杯。
山形にも勝って本気で、最後(?)の元旦国立を目指してほしい。

【試合結果】 京都3-0佐川印刷SC

【観客数】 1,960人 (サポ比率 サンガ1,900人:佐川印刷60人?どっちにせよ少ない)

【得点者】
 京都:中村充36、宮吉58、久保71

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷5.5
 DF:酒井6、安藤5.5(22分 内野5.5)、森下6
 MF:福村6、内藤5.5(61分 工藤6)、鄭又榮5.5、中村充6、伊藤5.5
 FW:宮吉6(77分 ドゥトラ5)、久保6

【今日の私的MOM】
 福村 貴幸:久々のスタメン、サイドで何度もチャンスメイク。今後の期待も込めて。

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10/2 第30節 水戸ホーリーホック戦 (京都・西京極競技場)

2011年10月02日 17時50分36秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:今日発売のワンピースとのコラボ・チャーム。4種買い揃えて試合前はご機嫌だったが…

すっかり秋の気配が濃くなった京都。
ホーム2戦連続不参加だった僕にとってはほぼ一カ月ぶりの西京極。
今日の対戦相手は開幕戦で苦杯をなめさせられた水戸。
なんとしてもリベンジを果たし、今季2度目の連勝を飾りたい。

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:酒井、森下、内野
 MF:伊藤、内藤、鄭又榮、中山、駒井
 FW:宮吉、久保
SUB:守田、アライール、福村、加藤、工藤、中村充、ハウバート・ダン

このところ好パフォーマンスを披露していた安藤は累積出場停止。
代わってCBに入ったのは森下。
いつもの森下のポジションには内野、内野のポジションに酒井。
止むを得ないとは言え、3バックをポジション総とっかえして大丈夫?

【試合感想】
今日は、結果から。

リベンジならず
完敗です

中盤とトップは動き出しが遅い。
だから前線でプレスがかからない。
簡単にカウンターで前線の水戸2トップ(鈴木隆行と吉原宏太)に繋がれる。

パスミスも多かった。
サイドを絞って狭いエリアでパス回しを試みるも
ボールをもらう動きが少ないのでボールを奪われる。
で、またカウンターを喰らう。

その繰り返し。

前半こそ水谷が一人、気を吐き、神技と云えそうなワンハンドセーブを連発。
ゴールを割らせる事無くスコアレスでハーフタイムを迎えられたが、
サンガ側が押され気味なのは明白だった。

いやらしい動きでゴールを狙ってくる元日本代表の潰れ役・鈴木隆行。
往年に比べるとややぽっちゃりしたが過去何度か痛い目に遭わされた吉原宏太。
後半、この曲者二人にしてやられた。
吉原にはセットプレーからフリーで決められ…(なぜフリー?)
鈴木にもカウンターのクロスから最終ラインを抜け出され…(なぜ追いつけない?)
あれよあれよと言う内に2点差。

サンガは引いて守る水戸守備陣を突破できず。
枠内に飛んだシュートは前後半通じて2本位しかなかったのではないだろうか?
今日は両サイドハーフと前線、特に久保くんのパフォーマンスが悪かった。
ムダ走りが本当にムダにしかなっていない。
ただ、疲れる為に走っているだけにしか見えなかった。

中2日、中3日、いずれもアウェイという過密スケジュールによる疲労があったのか?
仮にそうであっても今日のプレーには精彩が無さ過ぎた。
安定したパフォーマンスを試合で出せないと云うのが、
今のヤング・サンガの実力と言うしかない。


写真:試合後、サポに挨拶に来た選手たち。疲れ切ってる…

選手のパフォーマンスばかりを責める事も出来ない。
僕自身の応援も決して褒められたモンじゃあなかった。
後半、正直声を出し続けるのが辛かった。
拍手する手を挙げているのもしんどかった。
知らない内に遠征による疲労が僕の中にも蓄積していた様です。
ダメダメでした。

幸いにも来週は一週間休み。
月曜日の試合はリーグ戦ではなく、天皇杯・佐川印刷戦。
体力回復と、気持ちの切り替えをして、千葉戦の時のパフォーマンスを取り戻して欲しい。
もちろん、僕自身も…ですが。


写真:スタンドには食べ散らかしたままのお菓子やらおつまみが散乱…負け試合でさらに侘しい気分に。片付けて帰ってほしい…

【試合結果】 京都0-2水戸

【観客数】 4,465人(少ない…みんな区民運動会行っちゃったの?)

【得点者】
 水戸:吉原48、鈴木隆55

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:酒井5、森下5.5、内野5
 MF:伊藤5.5(84分 ハウバート・ダン5.5)、内藤5、鄭又榮5、中山5.5、駒井5(57分 福村5.5)
 FW:宮吉5.5(60分 中村充5)、久保5

【今日の私的MOM】
 水谷 雄一 : 前半水谷の神セーブなければ大量失点していたところ

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9/28 第5節 ジェフユナイテッド千葉戦 (千葉・フクダ電子アリーナ)

2011年09月29日 14時07分29秒 | サンガ観戦レポート2011
写真:このピッチまでの距離…京都にもこんな専用スタジアムが欲しいナァ

今月中に消化しないといけない代休が残っていた事もあって、
平日アウェイのフクアリへやって来ました。
夜中3時半にサポ仲間7名で京都を出発、首都高を経由し、
東京スカイツリーを横目に京葉道路をひた走り、幕張PAで早めの昼食をとる。
幕張PAではゲン担ぎのカツ(勝つ)カレーを食す。
これまでもゲン担ぎでカツカレーを食べてきたけど、あんまり勝率は良くない。
まぁ関係なく美味しそうだったんで食べた訳ですが…(^△^)

フクアリ到着したのは13時過ぎ。
ここへ来たのは2008年以来2度目だが、スタジアム入場して感じるのは、
ピッチとの距離感が素晴らしい!って事。
ゴール裏からの声援(ヤジもw)が確実にピッチ上の選手に届く。
これはサポーターにとっては大きい。
応援のし甲斐のあるスタジアムである。羨ますい…

【サンガのスタメン&ベンチ】
 GK:水谷
 DF:内野、安藤、森下
 MF:伊藤、鄭又榮、内藤、中山、駒井
 FW:宮吉、久保
SUB:守田、酒井、アライール、福村、加藤、中村充、ハウバート・ダン

直近3試合で手応えを得ているフォーメーションを今回も採用。
前節と違っているのは内野がスタメン復帰したところ。
3バックになった時はやはり内野、安藤、森下が基本なのだろうか。

【試合感想】
試合序盤はジェフが攻勢をかけてきて、それをサンガが受け流す形となった。
このところのサンガは序盤にプレスをかけて早い時間帯に先制点を挙げる事が多い。
ジェフはそこを警戒して試合の主導権を渡さないつもりだと思った。
だが、今日のジェフは結構パスのつなぎにミスが目立つ。
サンガはそのミスにつけこむ形でボールを奪い、ゴールを狙う。
それが結果に結びついたのが前半35分。
ジェフDFがクリアミスしたボールをミヤが競り合いヘッドで落とす。
そのボールは久保へ渡り、GKの脇を通しシュート、貴重な貴重な先制点を決めた。

後半、サイドが入れ替わり、僕らの陣取る側にジェフがつく。
これだけピッチが近いと、つい相手GKをイジりたくなってしまう。
ジェフのGK岡本は、挙動がいちいち不審でイジるネタが尽きない。
「どこ蹴っても一緒じゃ!」
「ゴールから離れたら危ないで~!」
「時間気にすんな!」
「自分の下手さを芝生のせいにすなっ!」
「汗かくほど働いてへんやろっ!?」
応援の合間にしっかりヤジって差し上げました。
アレは絶対聴こえてたよな、うん。

その後半、やはりジェフは再度攻勢に転じてきた。
しかしサンガはプレスを緩めはしなかった。
特にセンターラインにポジションを取る安藤とウヨンが守備面で効いていた。
そのウヨンが後半11分に交代。

な、なんで、今そこをイジるん?

交代で入ったのはDFの酒井。
酒井は3バックの右に入り、その位置にいた内野が本職でないボランチに入る。
今の1点差のまま逃げ切るにはまだ時間が早過ぎる。めっちゃ不安。
ジェフはその変更が入ったところをガンガン狙って攻めてくる。
ハラハラドキドキの残り30分となった。

ヤバめのシュートはすべて水谷がセービング。
DF陣も体を張って跳ね返す。
だがサンガも防戦一方と云うわけではなく、
前半同様激しく中盤でプレスをかけ、ボールを奪うと前線の2トップへ。
DFラインの裏に抜け出す宮吉と
時にはポスト役となり、時には強引にドリブル突破を図る久保。
追加点を奪おうとする気概は失ってはいないとそのプレーから感じられた。

そして最後の1秒まで足を止めず、ジェフの反撃を凌ぎ切り、
大きな大きな一勝を手に入れたのである。
相手が地力に勝るジェフだっただけにサポの喜びはひとしおであった。
今はジェフにいる勇人が考案のバンザイ五唱をここフクアリでやれた。
バンザーイ
バンザーイ
バンザーイ
バンザーイ
バンザーーーーーーーイッ!!!!!

前回の西京極での対戦では試合後「サンガは怖くなかった」とのたもうてくれた
勇人に「これでもう負け惜しみは言うなよ」と言えるかな?
もう直接対決はないので、あとはJ1復帰を目指して頑張ってください(笑)
ウチはもう少しチーム戦術の完成度を上げる事に専念したいと思います。

因みにホーム・フクアリでの今季初敗戦らしいっすね、すんまへんKYで


【試合結果】 千葉0-1京都

【観客数】 6,955人

【得点者】
 京都:久保35

【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
 GK:水谷6
 DF:内野6、安藤6.5、森下6
 MF:伊藤5.5(46分 福村5.5)、鄭又榮6(66分 酒井6)、内藤6、中山5.5、駒井6
 FW:宮吉6、久保6(81分 ハウバート・ダン5.5)

【今日の私的MOM】
 安藤 淳 : センターバックにコンバートされてからの3試合の貢献度を買う

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