【主演】
クリスティアン・フリーデル
サンドラ・ヒュラー
【ストーリー】
「The Zone of Interest(関心領域)」 それは、第2次世界大戦中ナチス親衛隊がポーランド・オシフィエンチム郊外にあるアウシュビッツ強制収容所群を取り囲む40平方キロメートルの地域を表現するために使った言葉である。多くのユダヤ人たちを死に至らしめたその強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族は、その事実に無関心なまま平和な暮らしを続けていたが…
【西京極の評価】
本作の舞台と壁一つ隔てたアウシュビッツ収容所で何が行われていたか 我々観客のほとんどがそれを知っている。知っているからこそ、この映画の演出の不穏さが感じ取れるし、この家族(特に所長夫人)の異常性に底知れぬ恐ろしさを見る事が出来る。知らない事、知ろうとしない事、事実から目を背ける事自体は罪ではないかもしれないが、無関心が創り出す環境こそが新たな非人道的所業を生み出す温床となるのだと思い知らされた。
【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
ストーリー ☆☆☆★★
演出/演技 ☆☆☆☆☆
映像 ☆☆☆☆★
音楽/音響 ☆☆☆☆★
クリスティアン・フリーデル
サンドラ・ヒュラー
【ストーリー】
「The Zone of Interest(関心領域)」
【西京極の評価】
本作の舞台と壁一つ隔てたアウシュビッツ収容所で何が行われていたか
【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
ストーリー ☆☆☆★★
演出/演技 ☆☆☆☆☆
映像 ☆☆☆☆★
音楽/音響 ☆☆☆☆★
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