【主演】
藤田まこと
富司純子
ロバート・レッサー
【ストーリー】
第二次世界大戦終了後、戦争末期に名古屋を空爆した米軍捕虜を処刑した責任を問われ、B級戦犯として裁判にかけられた岡田資中将。裁判で彼は「一般民衆への無差別爆撃の責任は誰が負うのか、命令により実行した部下の責任は誰が負うべきなのか」と堂々と信念を主張し、戦勝国アメリカによる法廷を戦い抜く。
【西京極の評価】
最初から最後までほとんどが法廷シーン。映画を観ているより演劇を観ている様な印象。囚人たちが風呂場で「ふるさと」を歌うシーンなど、ややあざとい演出もあって、期待していた小泉監督らしい清清しさはなかったが、藤田演じる岡田中将の刑に服する潔さが小泉監督作品らしいと言えばらしい。戦争という国家的狂気の中では何が正しくて、何が間違いか、それを同じ人間が裁く事は本当は出来ない。裁けるとすればそれは自分自身。岡田中将は、自分の罪を他人に裁かれるのを良しとせず、自分で自分を裁いたに違いない。
【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
ストーリー ☆☆★★★
演出 ☆☆☆★★
映像 ☆☆★★★
音楽 ☆★★★★
藤田まこと
富司純子
ロバート・レッサー
【ストーリー】
第二次世界大戦終了後、戦争末期に名古屋を空爆した米軍捕虜を処刑した責任を問われ、B級戦犯として裁判にかけられた岡田資中将。裁判で彼は「一般民衆への無差別爆撃の責任は誰が負うのか、命令により実行した部下の責任は誰が負うべきなのか」と堂々と信念を主張し、戦勝国アメリカによる法廷を戦い抜く。
【西京極の評価】
最初から最後までほとんどが法廷シーン。映画を観ているより演劇を観ている様な印象。囚人たちが風呂場で「ふるさと」を歌うシーンなど、ややあざとい演出もあって、期待していた小泉監督らしい清清しさはなかったが、藤田演じる岡田中将の刑に服する潔さが小泉監督作品らしいと言えばらしい。戦争という国家的狂気の中では何が正しくて、何が間違いか、それを同じ人間が裁く事は本当は出来ない。裁けるとすればそれは自分自身。岡田中将は、自分の罪を他人に裁かれるのを良しとせず、自分で自分を裁いたに違いない。
【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
ストーリー ☆☆★★★
演出 ☆☆☆★★
映像 ☆☆★★★
音楽 ☆★★★★
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