聞く力だけあっても…な

遂に岸田内閣支持率１７％まで下落したか…

そりゃそうだわなぁ。

総裁選の時には「私には聞く力がある」と主張し、
総理の座に就いた時の同じ広島出身の名宰相・池田隼人を倣った
「所得倍増」という謳い文句はいつの間にやら「資産倍増」にすり替えられた。
増やせる資産を持ってるのって国民の何％くらいなのか解ってる？

「聞く」のは財務省の言う事ばかりでさっぱり国民の声には耳を貸さず、
燃料費高騰にはトリガー条項解除すれば安上がりだったのに
補助金をジャブジャブつぎ込んでトリガー解除のタイミングを逸し、
防衛費上積みの財源にタバコ増税を充てようという超愚策。
タバコ税を増税したら喫煙者が減って結果的に税収は下がり、
どうせ他に財源を求めて所得税とか後追い増税するに決まってる。

消費税下げれば（すぐには価格は下がらないだろうけど）売上は確実に上がり、
そこに従業員の給与アップした企業に対して減税する合わせ技で
景気浮揚するだろうに、そんなリスクを負う覚悟もない。
「聞く力」はあっても
「実行力」はない、と。

そしてトドメはパー券の裏金キックバック問題。
政治三役の首すげ替えたって政府の体質そのものが変わる気はしないしなぁ。

それで次の選挙で与党が大敗して政権交代する…とも思えず
この行き場のないモヤモヤ感はいつになったら晴れるのか？
ホンマ、ムカつく。