イングロリアス・バスターズ 監督/クエンティン・タランティーノ

【主演】
　ブラッド・ピット
　メラニー・ロラン
　クリストフ・ヴァルツ
　ダイアン・クルーガー

【ストーリー】
1944年6月、ドイツ占領下のフランス。映画館主のミミューはドイツ軍の英雄フレデリックに言い寄られ、挙げ句にナチスのプロパガンダ映画をプレミア上映させられることになった。その事実をつかんだイギリス軍はナチスもろとも映画館を爆破すべくアルド中尉率いる“イングロリアス・バスターズ”を動員し、スパイのブリジッドと接触を図らせる。一方ナチスでは“ユダヤ・ハンター”の異名をとるランダ大佐が動き出し…

【西京極の評価】
あれ～？いつもの最後のヒネりはどうしたの、タラちゃん？ナチ狩りを生き甲斐にするアメリカ軍極秘部隊という設定はとても面白い。その上、監督タラちゃん、ブラピ主演となればいやが上にも期待するでしょ？タラちゃんらしくなく（失礼）映像は上質で主演女優２人はなかなか綺麗に撮れているが…タラちゃんらしい緊張感のある戦闘シーンが…ない。ブラピも見せ場は…ない。オチも…ない。タランティーノ映画のファンだけに今作についてはかなり不満。

【総合評価】　☆☆☆★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆★★★
　演出　　　　☆☆☆★★
　映像　　　　☆☆☆☆★
　音楽　　　　☆☆☆★★